今回はミスマッチに対するディフェンス。
前回の記事では、ミスマッチを作らせないスイッチでの対応、そして、スイッチに対するオフェンスの駆け引きについての記事を書いてきました。今回はスイッチで対応したときに生まれるミスマッチを攻められてしまったとき、ローポストでのミスマッチを守る方法についての動画を紹介したいと思います。
◆ベースライン側でダブルチーム
このディフェンスは、ローポストでミスマッチになっている選手がベースラインを抜かせて、ベースライン側でダブルチームをするディフェンスです。なので、ボールマンはヘルプを信頼してベースライン方向を抜かせるようなディフェンスをします。その場合、逆サイドではアウトナンバーになるのでゾーンのような形で小さく守り、パスの出所を予測。パスが少しでもズレればローテーションが間に合うので、ボールにはプレッッシャーをかけるのがポイントになりそうです。
◆死角からダブルチーム
ダブルチームをするときのポイントは、ボールマンの死角からさりげなくダブルチームに向かうこと。さりげなくダブルチームに来られると、ボールマンは「抜けた!」と思ったらヘルプがいるのでその後のミスに繋がる可能性があります。そのためにはボールマンのディフェンスが「頑張ってディフェンスをしたけどターンされて抜かれちゃった…!」みたいな雰囲気を出せば、よりボールマンは後ろのことを気にせず1対1に一生懸命になって抜くことに精一杯になります。この辺りもチームに合わせて作戦を練ると面白くなりそうですね。罠にはめるための駆け引き。
ミスマッチに対するディフェンスは、
・ボールが入る前にスイッチをする
・ボールが入ってからダブルチームをする
・ドリブルをつき始めたらダブルチームをする
・そもそもボールを入れさせない
…など色々な選択肢があります。
NBAはバスケの教科書ですね!
[arve url=”https://www.youtube.com/watch?v=G3Q4bBOG2As” /]
コメントを残す