今回は、ミートドライブについて。
ボールにミートしてからドライブをしているシーンですが、ポイントは「3Pラインよりも一歩後ろで準備をする」ということです。このことで、ミートしたときに勢いが生まれて、また、たとえパスが悪かったとしても体制を整えて3Pを狙うことができます。これが3Pラインぎりぎりだと、もしパスが悪かったらミートをした時点で3Pラインを踏んでしまう可能性があります。このたった数歩の違いは、バスケの自由度を大きく変える数歩です。
ミートからのドライブ
— NBAで凄いのはダンクだけ⁉︎ (@nbanotdankudake) 2016年10月21日
ボールを受ける前、「スリーポイントラインから少し離れた位置で準備する」ことで、ミートから大きなズレを作り出せています。https://t.co/sQ8U8gjXZy
このように、ミートをしたときに3Pラインを踏んでいると、ディフェンスからしたら外に出て行く必要性があまりありません。なぜなら、ゴール下の二点と3Pラインを踏んで打つシュートは同じ二点だからです。確率的に遠くの方が入らなくなるので、わざわざ外に出て行く必要がありません。3Pを打とうとしても下がりながら打つか、体制が崩れた状態でのシュートになります。そうなると、ディフェンスは小さく守ってくるので、オフェンスはより攻めにくくなります。逆に、3Pラインを有効に使えば、ディフェンスは外に出ざるを得ません。そのためには、3Pラインの少し後ろで準備をすることが大切になります。
NBA選手たちは(当然ですが)3Pを有効に活用しています。そのためには、3Pラインぎりぎりで準備をするのではなくて、1mくらい後ろで準備をしています。このたった数歩の使い方で、シュートの質からチームプレーの質まで全てが変わってくると言っても過言ではないと思います。バスケットボールは、それくらい繊細なところが面白いですよね!
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