激しいディナイをされたら、どう対処しますか?
NBAでは、得点源の選手に対して厳しいディナイDFをしてボールを持たせないようにします。
これは日本でも、どこの国でも、基本になるDFですね。
「どんなに得点力がある選手でも、ボールを持てなかったら得点は取れない。」
とDFが言っているようにも思えます。
こういった場合、ディナイされた選手の対処としては
・何とか振り切ってボールを貰う
・コートの端に立って「4対4」の状況を作る
という方法が一般的だと思います。
ただ、何とかボールを貰おうとしても、その対処が遅れてゲームの流れが切れてしまうことがあります。また、コートの端に立って味方の4対4を見守ると言うのも、一見良さそうに見えるのですが、相手からしたら「一番確率の高い選手の得点を封じれる」ということなのでDFの勝ちだとも言えます。もちろん、4対4でも十分に得点が取れるチーム状況なら問題がないのですが。
今回紹介するのは、それらとは違った対処で
「ディナイを利用してスクリナーになることで味方を活かす」
というプレーです。
NBAではチームの得点源となる選手がよくやっています。
ディナイがきつくパスが出せない。
ディナイされたまま、”さりげなく”スクリナーになる。「ボールを貰おうとしている」とDF1は思っているので、自分のマークマンがスクリナーになるとは予測できずに対処が遅れ、結果として、OF1のドライブが成功する(もしくはスクリーンの後にOF2がボールを貰える)。
バスケのプレーは、視点一つで広がります。
ディナイが激しく相手のディフェンスが良いのか。
それとも、
自分たちのオフェンスが未熟なのか。
”紙一重”ってやつですね。
動画はコチラから。NBA選手はやっぱり凄い!
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