とっても素晴らしい動画を見つけました。

Isaiah Thomasのドリブルについて解説された動画なのですが、ドリブルで大切なことを学ぶことができます。Isaiah Thomasがどんなテクニックを使っているか?ではなくて、どれくらい「ボールの保持力」があるか?ということが強調されています。表面的なテクニックの裏にある本質が解説されています。

この場での「保持力」とは、「いつでもボールを止められて、いつでもドリブルがつけて、いつでも方向チェンジができるように、余裕をもってボールをできるだけ長く手の中に収めておける力」のことを指します。この定義の元、Isaiah Thomasのドリブルを見ると、保持力があるからこそ、相手にはドリブルかシュートかの選択肢が読めず、相手に合わせた対応ができていることがわかります。ダブドリ、ぎりぎりのドリブルです。今は、色々なドリブル練習のドリルがありますが、どんなテクニックを身につける上でも「保持力」がなければ試合で使えるドリブルにはなりません。これがIsaiah Thomasの緩急を生み出している要素の一つだと思います。動画、是非ご覧ください!

 

PS.

この動画、厳密にいうと「Isaiahはダブドリをしているかどうか?」を検証した動画です。対戦相手のHCが「Isaiahはいつもダブドリ(トラベリング)をしてる!!」って言ってるんですけど、確かにしている時がありますね。笑

投稿者 原田毅

33歳。大学一年生の冬にNBA選手のスペーシングの凄さに気づいてから、NBAから戦術やバスケの本質を学ぶようになりました。その後、NBAの凄さを学ぶ中で「日本」について知らない自分がいることに気づき、武術の世界を学ぶようになり、今は武術をバスケに応用する考え方を学んでいます。現在もプレイヤーとしてプレーを続けながら、ネット上では通信講座などを運営しています。

“アイゼイア トーマスの「保持力」~ドリブルの本質~” に1件のフィードバックがあります

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です