大和籠球オンラインコミュニティに参加する指導者の方から声をかけていただき、愛知でU18女子チームにお辞儀とバスケを伝えてきました。
午前は、「お辞儀のチカラ」体験会を実施。
AIが進化する今の時代に何が必要か。
人間として生まれてきた僕らには何ができるのか?
そんなことを「Chat GPT」を例に出しながら講義と体験ワーク。
(学生たちはChat GPTを知っている人は半数くらいでした)
「何のために自分はバスケットボールに携わり、バスケットボールを指導するのか?」
という問いに対する回答が自分の中でまたアップデートされました。
学校の校訓がとても良いものでした。
「不言實行」
口で言う前にやれ、と。
ちなみに僕の母校の校訓は
中国の古典『孟子』に出てくる言葉
「自反而縮雖千万人吾往矣」
自分の心を振り返って自分が正しいと確信したら、例え相手が一千万人いたとしても立ち向かっていけ、という意味。
僕の母校は、日本一長い校歌があったりと変な学校でしたが、この言葉はとても印象に残っています。
今では「自分の正しさ」というのは一人ではわからないし、
自分も相手も間違っていて、自分も相手も正解だと思えるけれど、
最後は自分の意志なのかなとも思います。
今すでに凄いけれど、これからはチャットGPTなどAIの進化がどんどん加速していく。
今学んでいる知識はもしかしたら全く不要になるかもしれない。
でも、そうなったとしても「禮(礼)」は無くならない。
なぜならAIにはない”身体”の叡智を開くツールであり、対人関係の基礎になるから。
今、学生たちにとって腑に落ちなくても、
将来大人になって礼をする時に
「そーいえば高校の時になんかお辞儀やったなぁ」
と思い出してくれたらそれでいいかなと最近は思うようになりました。
午後のバスケは「パス」について。
バスケ指導では、「パスで繋ぐ」をテーマに「ノードリ」の練習を多く行いました。
パスはドリブルよりも速く、チームの「和」をつくるツールです。
ノードリで行うことで自然とバックカットが表の感覚になり、
ディフェンスが引いていればパスを受ける(レシーブ)という判断の練習ができます。
今回は「Joker」というサッカーで行われる練習も実践。
パスの起点となれる選手(Joker)を育成するためのドリルで、パスの楽しさを伝えました。
パスにはメッセージが含まれる
相手への思いやり、自分の精神性が表れる
Pete Carrilさんの言葉
「競技後の人生において、バスケットボールでの経験が役に立つ。どれだけ全力を尽くし、どれだけグループの一員としてその目標に貢献できただろうか。選手として、あらゆることをやりきったと言えるだろうか。あなたは選手として全力を尽くし、上手くなるためにはどんな些細なこともでもやってきたのである。目標に向かって懸命に取組むことにかけては、あなたはすでに博士であり、それを継続することができるのである。
競技と人生には何らかの関係があると考えている。スポーツは人格を形成するのではなく、人格を露呈する。スポーツは自分自身、自分の潜在能力、そしてその能力に出会うものには、自分のどの行動を変える必要があるかを知るための手助けをするものである。ファンやスポーツの世界は、選手の人格の映し鏡である懸命な姿勢に目を向けず、成功を称賛するという過ちを犯している。」
厳しいコーチとして有名だったCarrilさん
なぜ厳しく指導していたのか。
この言葉を読んだ時、その理由が少しだけ分かってきたような気がします。
バスケットボールの試合に勝つためだけではなく、その先も見ていたからなのではないか。
そんなことを最近思います。
谷口さん、皆さん、ありがとうございます!





