こんにちは。大和籠球の原田です。

この3月、多くのチームから声をかけていただき、大和籠球をチームに伝えさせていただきました。

大阪(U18男子)
長野(U15男子)
兵庫(U18男女)
千葉(U15女子)
東京(U15男子)



一生懸命バスケに取り組む素直な学生たち、情熱ある指導者の皆さんと一緒にバスケができること、本当に有難く感じています。

今回、3月の学びをまとめていきたいと思います。

 

大和籠球は、創るもの。

大和籠球は、選手と指導者と共に”現場で創るもの”です。

つまり、僕が答えを持っていてそれを伝えるだけとか、誰かの知識を横流ししているわけではなく、現場の選手のプレーや表情を見ながら練習の内容を変え、指導者の方の知識や経験から学ばせていただき、現場で共に創り上げているという事です。

指導内容は「Princeton Offense(Pete Carrilさんの哲学)」が元ですが、練習ドリルを伝えて終わり、動きの形を紹介して終わり、といった指導ではありません。

どうやって相手の裏をつくか。

どうやって仲間とコミュニケーションを取るか。

どうやって5人で強いディフェンスを崩していくか。


「バックカット」を軸としたオフェンスは、仲間とコミュニケーションをとらなければ上手くいきません。

・スペースを空ける(空間)
・タイミングを合わせる(時間)
・コミュニケーションをとる(仲間)

その過程で、選手たちは周りを見るようになり、仲間の気持ちを考えるようになり、自然とハイタッチや声がけが出てくるようになります。

この3月も、たくさんのいいプレーが生まれました。

選手たちのプレイヤーとして、また、人としての成長を間近で見れて、とても嬉しかったです。

 

大和籠球って何?

そもそも、
「大和籠球」って何?
という方もいると思うのですが、

その答えは、「選手たち」が答えてくれています。

最初にそこからお伝えすると、
毎回の指導後、アンケートを取っていて、
その中で、こういった質問をしています。

「もし、大和籠球を人に伝えるとしたら、どんなバスケットボールだと伝えますか?」

大和籠球を体験した後、学生たちはこう表現してくれました。


【大和籠球ってどんなバスケ?】

誠実な日本人らしさを表現するバスケ

日本らしいプレーでチームで勝つバスケ

常に隙をつくバスケ

水のように流れてプレーするバスケ

洗練されたチームバスケ

頭を使ったつよいプレー

「チームの和」を感じられるバスケットボール

楽しく面白くできるバスケットボール

バックカットなど相手の裏を取り嫌なことをするバスケ

チームとして協力しながら楽しくできるバスケットボール

プリンストンが強化された籠球

どの場面でも対応できるバスケ

一人のスキルじゃなくてみんなで楽しむバスケットボール

仲間とのコミュニケーションや合わせをするバスケ

チームプレイを大切にするバスケット

頭を使いながら楽しめるバスケ

日本の和を大事にしたとても楽しいバスケットボール。

仲間とつくるバスケットボール

チームで勝つバスケットボール

一人ではなくチームみんなで水のように流れるバスケ

賢く頭を使って勝つバスケットボール

楽しい

すぐ実践できる仲間で敵を崩すバスケ

全員で相手を倒そうというバスケットボール

一人一人の得意不得意を理解しながら5人で連動するバスケ

たくさん考えて頭を使って駆け引きを楽しむバスケ

バスケも人としても成長できるバスケ

仲間と協力してやるバスケ

ディフェンスをバックカットやパスで崩す、5人で考えてプレーするバスケット

駆け引きを大切にしながら、チームで連動してDFを崩すバスケットボール

賢さで勝つバスケ

5人の個性を活かし、全員でプレーするバスケ

バックカットがメインで仲間の個性をいかすためにコミュニケーションをとるバスケ

遊び心があって、自分の意思や考えを活かしてやるカタにはまらないバスケ

みんなでやるバスケ

全員の得意なものを活かすバスケ

5人で連動するバスケ

5人で繋ぐバスケ

礼儀を大切にしながら、チームで戦うということを重視して、難しい戦術をしっかりとやりこなすようなバスケ

チーム全員でOFをバックカットで崩すバスケットボール。

コミュニケーションが命

個人技で突破ではなく5人で連動して動き、中と外どちらも攻められるバスケ

自分で考えて仲間と協力してプレーをする楽しいバスケ
基礎を大切に練習しているバスケットボール

チームプレーを簡単に確実にするバスケットボール

一人では出来ないバスケ

礼儀とチームプレーを重視しているバスケット。

楽しく強くなれるような練習ができる

和を大切にしてるバスケ

パス回しや連携がとれているバスケ

賢者は強者に優る

楽しみながらバスケがわかる

自分のディフェンス、周りを見るバスケットボール

バスケットボールの教科書

パスで繋いでいくバスケ

全員が常に動き続けて全員で攻めるバスケ

オフボールの動きが重要なバスケット

オフェンスの攻め方は、オフボールでのスクリーンやカッティング、バックドアなどオフボールの動きが中心。めっちゃ面白いです!

実戦で使えることを丁寧に教えてくれる

基礎を大事にし、一つ一つの教えがつながっているバスケットボール

自分たちで動き方を沢山作れるオフェンス

個人の特徴や得意なプレーを活かしながらも個人個人にはならずにみんなで協力して流れを作れるバスケット

5人で5個分の考えを共有しあってバラバラの考えが上手く噛み合った時に面白いと感じれるバスケットボール

形やポジションに縛られない、誰でも活躍できるバスケット

身長や身体能力があまりなくても頭を使って考え続けながらプレーをしたら、どんな相手やチームでも簡単に勝つことができるプレースタイル

1人1人の魅力が伝わり、可能性が無限大なバスケットボール

個性が活かせる楽しいバスケ

DFとのズレがどこでもつくれて、誰でも得点がとれるバスケット

プレーする人によっていろんな個性がでるバスケ

先生に縛られず、プレイヤーみんなでゲームのやり方を決められる

声を出し合い楽しめるバスケ

全員が考えて動き続ける、チーム重視の知的なバスケットボール

簡単に言ったら楽しいバスケ

初めての人達とでもコミュニケーションができる

どのプレーでもバックドアを狙えて、5人みんなで意思疎通できてパス通った時が面白いバスケット

自分たちで組み立てていくバスケ

DFによって違うプレーを選択できるプレー

コミュニケーションを取りながら目を合わせるバスケ

息を合わせるという難しいやり方だけどシュートに繋がった時、上手く行った時がもっと楽しくなるバスケ

バックドアを主体とし5人全員が連動してプレーするバスケットボール

成長させるバスケ
 
・・・

みんな本当に素晴らしい表現をしてくれて嬉しいです。

「大和籠球って何?」
と聞かれたら、まずみんなの言葉を紹介したい。

そんな気持ちです。

 

「大和」に込めた想い

僕が「大和籠球」という名前で活動を始めて、3年が経ちました。

「大和」とは、大きく和する、という漢字の通り、
様々な価値観を一つに調和させる「日本の和の精神」のこと。

勘違いされやすいのですが、これは「同調」ではありません。

「同調」とは、空気を読んで他人に合わせること。

全員が同じ型にハマり、はみ出さないように個性を無くす。

それは単なる「均質化」です。

 

そうではなく、

「大和」とは、
異なる強み、異なる価値観、異なる経験をもった人が、
それぞれの「個」を活かして、共により良いものを創ることです。

日本語の「和える(あえる)」という言葉があります。

「胡麻和え(ごまあえ)」
という料理で使われる言葉です。

それぞれの素材の食感や持ち味を活かしたまま、
絡み合って、一つの美味しい料理を創り上げる。

それが「和」です。

 

「大和籠球」を始めたキッカケ

僕が「大和」という名前で活動するキッカケになったのは、大きく分けて3つあります。

1.「アメリカや世界の後追いをしているだけじゃ、いつまでも追いつけないんじゃないの?日本独自のものを創らないとさ」と大学の同期から言われたこと

2.「もうプリンストンはやりたくない」と教え子から言われたこと

3.指導現場や社会の闇(問題/課題)を目にしたこと
 
 
かつての僕は、アメリカ(NBA選手)だけが正解だと思っていました。日本はダサい、日本は何もない、アメリカこそが正しいと信じていました。

かつての僕は、「Princeton Offense」の形だけを選手に伝えていました。その奥にある「Pete Carrilさんの哲学」を学んでおらず、「プリンストン」を勘違いしていました。

かつての僕は、怒鳴る指導や指導現場の闇をブログ記事にしていました。その先にある「未来」を持っていなかったので、敵を作り、人や社会と分離してしまっていました。

・・・

これら一つひとつのエピソードがあるのですが、
それについては、また次回以降、文字にしてお伝えします。

大和籠球は「Princeton Offense」を元にしたオフェンスではあるものの、既存の「Princeton Offense」とは違います。

今ならPDFやDVD教材などで「Princeton Offense」そのものを学ぶことはできます。

でも、それを学んだとしても、
・プレーの繋ぎ方
・壁の乗り越え方
・選手への声がけ
といったことは学べません。

「プリンストン」を創る上で、最も大事なことは「選手との対話」です。

バックカットでパスミスが起きた時の声がけ。

そして、その後の選手との対話。

これがなければ「プリンストン」にはなりません。

例え、「Princeton Offense」の形を取り入れていたとしても。

 

大和籠球は、

・仲間と目を合わせる
・仲間と息を合わせる
・周りの人に気を配る

が元になっています。

そして、最初にお伝えしたように、
大和籠球には、関わる選手と指導者の皆さんの経験や知識が含まっている。

それを「一つに合わせる(調和)」というコンセプトで「Princeton Offense」を深めているコミュニティは他にはないと思います。

これこそ、世界で真似できない「日本独自のバスケットボールを創る道」だと僕は考えています。

 

いつものように長くなりましたが、

選手たちが感じてくれた「大和籠球」というのは、
今の時代こそ、必要なバスケットボールだと感じています。

個人スキルに焦点が当たりやすく、「チームプレー」の楽しさを体感したことがない選手たち。

SNSの普及で「他人の成功」に憧れを持ちやすく、「人と人の繋がり」の温かさを感じられていない子どもたち。

大和籠球は、Pete Carrilさんの信念「賢者は強者に優る」を実現するための勝ちを目指すバスケットボールであると同時に、
「人と人の繋がり(和)」を感じられるバスケットボールです。

選手たちの言葉が、それを物語っています。


これから「大和籠球」をもっともっと多くの人に届けるために、日本のバスケットボールの一つの教科書にするために、想いと共に、具体的な練習ドリルやプレーのコツ、指導法などを発信していきます。

ひとまず、今日はこれで!

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
 

 


追伸1
最近、Youtubeの動画を更新しています。
直近の指導動画はオンラインコミュニティ限定となりますが、過去の指導動画も参考にしていただければと思います。
(「Princeton Offenseの解説動画」など、大和籠球の基礎概念と練習ドリルは、ほぼ全てYoutubeに公開しています。)


追伸2
3年前から運営している「大和籠球オンラインコミュニティ」の再募集の準備を進めています。
全国からプリンストン、大和籠球の理念に共感する指導者の皆さんが集まっている素晴らしい場です。

3年前の募集時以降、ほぼ表に出していなかったのですが、来月のGWあたりを目処に再募集を行います。

期間限定&定員制にする予定ですので、お見逃しなく。

投稿者 原田毅

大学一年生の冬にNBA選手のスペーシングの凄さに気づいてから、NBAから戦術やバスケの本質を学ぶようになりました。その後、NBAの凄さを学ぶ中で「日本」について知らない自分がいることに気づき、武術の世界を学ぶようになり、今は武術をバスケに応用する考え方を学んでいます。現在もプレイヤーとしてプレーを続けながら、ネット上では通信講座などを運営しています。

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