「先生、怒りすぎです」

こんばんは、原田です。

先週末、鹿児島(U15女子/U18男子)で3日間の指導をして
その後に続けて、東京(U18女子)、長野(U18女子)で指導をしました。

※活動報告
東京(U18女子):「なんとなくプリンストン」になってませんか?
長野(U18女子):「2時間半で伝えるカッティングの基礎」

 

どの日も、志ある指導者と素晴らしい取り組みの選手たちと、充実した時間を過ごすことができました。

「大和籠球」では、一つの決まった形を教えるのではなく、
選手の個性に合わせて、チームに今最も必要なことを伝えています。

ただ、「なんでもありのバスケ」ではなく、
中心には「バックカット」「プリンストンの繋ぎ」があり、
関わるチームは違っても、目指すところは「賢者は強者に優る」です。

今回、指導者の皆さんともたくさん対話をしました。

現場指導の大変さ、悩み、
バスケットボールの具体の話から、

指導中の「間」の重要性について。


特に嬉しかったのは、

僕の指導を見て、
「選手との関わり方を改めなければと思わされました」
「自分は普段小さなミスに対して目くじらを立てすぎていた」
「練習中の”間”について、もっと選手を信頼して待つことが必要だと感じた」
といった声をいただけたことです。


僕もまだまだ未熟ですが、

【和導】を始めてから、
指導中の「間」、選手の関わり方は
とても意識しています。


それが指導者の皆さんに伝わったことがすごく嬉しかったです。

 

なぜなら、

僕が伝えている「大和籠球」は、
練習ドリルを真似するだけでは成り立たないからです。

「やり方」だけでは、プリンストンにならない。

プレーが流れるように繋がっていかない。

選手が指導者の枠を越えることがない。


「やり方」以上に大切なのは、「在り方」です。

「在り方」は、曖昧な言葉で、
こうした文字では伝わりにくいことだからこそ、
リアルの指導中にそれが伝わったのが嬉しかったです。


これからもオンラインでの発信は続けていきますが、
リアル指導の際、僕自身が「和導者としての在り方」を体現していけるように、
日々、自身を整え、関わる選手の個性を引き出せるような指導をしていきたいと思います。

 

さて、前回のメルマガの続きを書いていきます。

前回は、
「自分の指導を、映像で見返したことはありますか?」
という内容でした。


メルマガに対して、返信をいただいたので紹介させていただきます。

===ここから===
こんばんは。◯◯と申します。
サッカー指導者をやっています。

ライセンス講習会ではピンマイクを付けて映像撮影して直後に振り返りを行います。そこで色々な学びがあります。
自分が気付いていない点、伝わっていると思っていても伝わっていない点、ここまでの時間を取らずとも一言で現象を解決出来たのではないか?と思うこと、色々な学びがありますが、最近ではAIボイスレコーダーで音声を録って指導に役立てているチームもあるようです。
バスケではそのような進んでいる取り組みはありますか?

お忙しい中メルマガ作成ありがとうございます。
いつも見ています。お身体気を付けて下さい。
===ここまで===

返信ありがとうございます。

映像で振り返ると、自分では気づけないことに気づけますよね。

今はピンマイクをつけて、全部文字起こしをして要約をしてくれるAIもありますよね。
それを使っているバスケの指導者も増えているのかもしれません。


僕も指導中に反省点が必ずあります。

練習の時間、言葉がけ、間の取り方など。

ぜひ皆さんも余裕があればやってみてください。


ただ、映像を撮ることは難しい(それを見返すほどの時間がない)という方が多いと思います。

お忙しい中での指導、いつもお疲れ様です。


映像で見返すことも大切なのですが、
さらに重要なのは「他者からのフィードバックをもらう」ということです。

映像で振り返って、自分で気づけることもありますが、
どうしても、その気づきが「自分本位」になってしまいます。

本当の意味で、
自分の在り方をより良くするには、
他者からのフィードバックが必要不可欠です。

「何を伝えたか」よりも「何が伝わっているか」の方が重要ですし、
自分の中で「良い」と思っていることも、相手にとっては「良くない」かもしれない。

それはもうフィードバックをもらうことでしか分かりません。


この前、東京で関わった指導者の方がこんなことを言ってくれました。

チームに関わった当初、選手たちから『先生、怒りすぎです』って言われました。それで初めて自分の指導に気づけました。
でも、それから数年経って代が変わった時、今度は選手から『もっとダメなものはダメと言ってほしい』『もっとミスに対してアドバイスをしてほしい』と言われました。
自分の関わり方は自分では見えないなと、学生たちから教わりました。


これ、本当に大切なことだと思います。

そもそも、学生からこういったことを言ってもらえる関係かどうか、というのも大事ですよね。

もちろん、距離が近すぎるのは依存を生むので良くないですが、
「このコーチなら自分たちの声を聞いてくれる」と思われているかどうか。


よく大人になると、

「言われるが華だよ。言われなくなったら終わりだよ」

って言われますよね。


僕もこれまで何度言われてきた(言わせてしまった・言っていただけた)ことか。

その重要性、今ならとても腑に落ちます。

 

「コーチには、何を言っても聞いてもらえないだろうな」

そう思われたら、そもそもフィードバックをもらうことはできません。
自分の見えない背中を一生見れずに、ズレた在り方で関わり続けてしまいます。


人からのフィードバックは怖いですよね。

嫌ですよね。


できていると思っていることを、できていないと言われる。

「そんなことない!」
「わかってないのはお前の方だ」
と言いたくなるかもしれない。


でも、言われたことを素直に受け取らなかったら、
それ以降、相手から本音のフィードバックをもらえることはありません。

「言いにくい人」になったら、成長は止まってしまいます。


【和導】では、「フィードバックを歓迎する」というマインドを伝えています。

フィードバックは恐れてはいけません。

フィードバックは、自分を真の意味で成長させてくれる”相手からの贈り物”です。

僕は【和導】を通して、そのフィードバックの大切さを身に染みて感じているので、
今、関わる人、指導者の皆さんから「自分の足りないところ、大和籠球に対する要望があれば何でも教えてください!」と自分から言うようにしています。


僕は馴れ合いで表面的な関わりが好きではありません。

一度の人生、深く長期的な関係性を築いていきたいのです。


自分の背中は、自分では見えません。

「自分は大丈夫」
その気持ちが一番危険です。


・・・と、自分自身にも言い聞かせながら、僕も常に謙虚であり続けます!

 

【和導】では、

・感情を身体から整える方法
・指導する目的(志)を明確にする
・「間」を楽しむための「心意体の統一」
・フィードバックは”相手からの贈り物”
・相手にフィードバックを送る時の「型」

についてお話ししています。


【和導招門】7日間の無料メール講座で、
出し惜しみなく、【和導】の本質をお伝えしています。


競技や立場に関係なく、
「人を導く」という役割がある全ての人に
【和導】の学びは必ず活かせることがあります。


ぜひ、【和導】の門を叩いてください。

ご自身の在り方を振り返る「9つの問い」をお渡しします。


◆和導招門(7日間の無料メール講座)
※9つの問いをお渡しします
https://utage-system.com/page/9tldLVLBOCN3


連続指導を終えて、少し落ち着くので、
動画編集やブログ記事、【大和籠球WIKI】など進めていきます。

それではまた!

 

 

PS.
僕の文章、「長い」って言われて10年以上経ちます。

初期の頃は「確かに長いよなぁ。もっと読まれる短さにしようかな」と思ったりしてましたが、
とある人に、こう言われたんですよね。

「君の文章は長いからこそ、濃いファンがいる。
あの長い文章を読む人はマニアックだし、深い関係になれるから、”文章を読めるかどうか”が大和籠球への一つの『関門』みたいな感じでいいんじゃない?」


確かに、と思った自分がいました。

巷に溢れるショート動画、ハイライト動画も時に必要だし便利ですが、
僕が伝える「大和籠球」「プリンストン」は、気が短かったら絶対できません。

「間」を楽しめないと選手の主体性と本音は引き出されません。

そういう意味でも、大和籠球は文章を読める人に届けていきたいという気持ちがあります。

もちろん、伝えることも大事なので、
ただ門を狭くしたいわけではありません。

伝わるように、でも、薄っぺらい発信にならないように。


今後も「文章」を僕は大切にしていきます。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

投稿者 原田毅

大学一年生の冬にNBA選手のスペーシングの凄さに気づいてから、NBAから戦術やバスケの本質を学ぶようになりました。その後、NBAの凄さを学ぶ中で「日本」について知らない自分がいることに気づき、武術の世界を学ぶようになり、今は武術をバスケに応用する考え方を学んでいます。現在もプレイヤーとしてプレーを続けながら、ネット上では通信講座などを運営しています。

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