ジャズvs.ロケッツの試合より。
ロケッツを始め、今は多くのチームがスクリーンプレーに対して「スイッチ」で対応しています。スモールラインナップが主流なことも関係していて、スイッチをしてもミスマッチが生まれないことが多いので、スイッチで対応しているチームが増えています。それに加えて、スイッチでないと対応できないほどオフェンス力が上がってることも関係していそうです。
そういった場合に、どうやってオフェンスは対応していけばいいのか?という対処方法をジャズが示してくれています。それは、「スクリーンをかけない」ということです。つまり、スクリーンをかけるフリをして、すぐにスリップ(ゴール下にダイブする)ということです。これだけでフリーが生まれています。スクリーンをかけようとすればするほど、スクリーンプレーが成功しない場合は、これくらいの速さでスリップをするのが有効になりそうです。NBAはバスケの教科書ですね。
ロケッツのスイッチディフェンスに対して、とにかくスリップするジャズ。ほぼスクリーンをかけていない。NBAはバスケの教科書。
— NBAで凄いのはダンクだけ⁉︎ (@nbanotdankudake) 2018年5月3日
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[…] ・スクリーンをかけない戦術 […]
[…] スイッチディフェンスに対する対応としては、こちらの記事で書いたジャズのオフェンスが参考になります。ほとんどスクリーンをかけずにスリップを多用することで、ロケッツのディフェンスを混乱させています。ロケッツのように、ほぼ全てのスクリーンプレーをスイッチで対応するチームに対しては、こういった攻めが有効になります。ファイトオーバーの時代からスイッチの時代へ移行しているバスケットボール。そのことで新しく何が生まれているのか。そんなこともまた深めていこうと思います。 […]