ピック&ロールでよくあるディフェンスに対する対応

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ピック&ロールが主流の現代。

今では中学生でも、早ければ小学生でも、ピック&ロールを学ぶことがあります。その際に、どの世代でもディフェンスの対応は同じようなパターンが見られます。その場合にどうやって対処していけば良いのかということをNBA選手の動画を参考に紹介していきます。

 

◆よくあるピック&ロールへのディフェンス

1.Under

2.Switch(もしくは、Hedge)

バスケットボールの基礎としては「スクリーンプレーにはファイトオーバーで守る」ということを言われているのですが、NBA選手のように絶対的なシュート力がある場合でなければ、ファイトオーバーをして守る必要はなくなります。それに、今はNBAを見ていても「スイッチが主流の時代」です。NBAの場合はミスマッチが生まれたら、そこから得点が取れる1対1の技術力の高さがあるためミスマッチを攻めるという戦術が基本としてありますが、そういった1対1の技術力がなかったらミスマッチを攻めれません。今のNBAだと「スモールラインナップ」が流行っているので、スイッチをしてもミスマッチがあまり生まれない(身長差があっても守れるだけのディフェンス力がある)場合も多いです。そういったことを踏まえても、NBAを見ている日本のバスケットマンにとっても「ミスマッチを攻める」という対応はあまり有効ではありません。

そういった経緯を踏まえて、1と2のピック&ロールに対するディフェンスへの対応を見ていきましょう。

 

 

1.Underに対する対応

Underというのは、ボールマンのディフェンスがスクリーンの後ろ側を通る守り方。ボールマンのシュート力が低い場合、またはドライブを警戒している場合は、Underで守るのが一般的です。ファイトオーバーをしなければいけないほどのシュート力がある場合以外、学生のバスケなどではUnderで守ることが非常に多くなります。その際に有効な対応としては「Twist」というものがあります。これは「スクリーンを二度かける」といった意味です。

(Under:ボールマンのディフェンスがスクリーンの後ろ側を通る)

 

(ボールマンはその場で止まり、スクリナーはフロントターンをしてスクリーンの向きを変える。ボールマンはスクリーナーとリングを結んだ直線状で止まることで駆け引きができる。スクリナーはフロントターンをすることで、Underで守ったディフェンスにスクリーンをかけやすくなる)

 

 

 

 

2.Switch(もしくは、Hedge)への対応

NBAや現代のバスケットボールで主流になりつつある「Switch」での対応。もしくは、Hedge(スクリナーのディフェンスがボールマンを止めるために飛び出してくる守り方)もスイッチと似ている守り方です。この場合、NBAだとミスマッチをつきますが、それ以外に有効な対応が「スリップ」です。スリップとは、スクリーンを使うフェイクをしてすぐにゴール方向にカットする動き。ここでは、ボールマンが駆け引きをしてドライブをしているシーンを紹介します。ピック&ロールではありがちなのは、ボールマンがすぐにドリブルを止めてしまうこと。ドリブルを継続しながらパスとシュートの両方を見る癖をつけることが大切。

 

 

または、スクリナーがゴールにカットしたら、必ず外にもう一人が合わせて、インサイドアウトの状態を作ることも大切。スクリナーがゴールにカットするだけで、ほとんどの場合はそのスクリナーに周りが引き寄せられるので、その際に周りの選手がスペーシングを保ちながら合わせることが必要になります。

 

 

動画はこちらから。

 

 

 

PS.

スイッチディフェンスに対する対応としては、こちらの記事で書いたジャズのオフェンスが参考になります。ほとんどスクリーンをかけずにスリップを多用することで、ロケッツのディフェンスを混乱させています。ロケッツのように、ほぼ全てのスクリーンプレーをスイッチで対応するチームに対しては、こういった攻めが有効になります。ファイトオーバーの時代からスイッチの時代へ移行しているバスケットボール。そのことで新しく何が生まれているのか。そんなこともまた深めていこうと思います。

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