今回は、Fake DHOについて。
DHOというのは、Dribble Hand Off(ドリブルをしながら手渡しパスをするプレー)の略で、センターはもちろん、ガードの選手にとっても有効な動きです。ただ単にパス交換をするときにも使われますし、そのままスクリーンをして2対2に繋げることもできます。DHOのメリットとしては、いつでもスクリナーになれること。シュートやパスという選択肢もあるのでディフェンスはスクリーンの対処が遅れてしまいます。ユーザーに近づくこともできるので、よりスクリーンをかけやすくなります。(個人的に、Lobin Lopezのプレーがお気に入り)
DHOは有効
— NBAで凄いのはダンクだけ⁉︎ (@nbanotdankudake) 2017年10月20日
pic.twitter.com/3aaJXrXdnJ
そして、最大のメリットは、いつでもドライブができることです。
DHOをすると見せて、それをフェイクに使ってドライブをすると、たとえドリブルのテクニックがなかったとしても相手を抜くことができます。自分のマークマンが少しでもユーザーの方向に意識が向き、ゴールライン(自分とゴールを結んだ線)が空いた時がドライブのチャンスです。理論的にはそうなりますが、最終的には相手との駆け引き。ドライブを成功させるためには、体格とかテクニックとか瞬発力とかそういったことが必要だと思われがちですが、「チームとしての駆け引き」があればそういったものがなくても相手を抜くことができるということですね。
◆フェイクハンドオフ
— NBAで凄いのはダンクだけ⁉︎ (@nbanotdankudake) 2017年10月18日
この緩急は騙される!
pic.twitter.com/Kkduw4G7r8
◆Fake handoff
— NBAで凄いのはダンクだけ⁉︎ (@nbanotdankudake) 2017年10月29日
ただのドライブなら身体が強い方が勝つ。DFの脚力瞬発力筋力が強ければなかなか抜けない。でも、手渡しパスをするフェイクを使えば、賢く戦えば抜けるようになる。駆け引きの戦い。
pic.twitter.com/nVpxrxEGev
DHO(Dribble Hand Off)のフェイク。駆け引きの面白さ。 pic.twitter.com/OLhXspDRLS
— NBAで凄いのはダンクだけ⁉︎ (@nbanotdankudake) 2018年1月5日
コメントを残す