Instagramで指導者の方からDMをいただき、指導させていただきました。

指導者の方からは「Princeton Offenseを教えて欲しいです」と依頼を受けたのですが、試合映像を見て、チームの状況を踏まえて、U15に必要な基礎的なオフェンスを伝えました。

今回伝えたのは、「Princeton Offense」ではなく「大和籠球」です。

プリンストンにある
・ディフェンスが答えを教えてくれる
・バックカットの活用法とプレーの繋げ方
を元にしていますが、Princeton Offenseの形は一つも伝えていません。

大和籠球では、U15のオフェンスモデルとして以下のコンセプトを重視しています。

・Swing
・クローズアウト1対1
・ドライブ(DHO)
・サークルムーブ、バックカット
・Playmaker spot

今回伝えたオフェンスシステムは、元はSaint Joseph’s College of MaineというアメリカのDⅢの大学が6年前に作ったものです。

そのシステムは、2年前、河村勇樹選手が所属していたメンフィス・グリズリーズがNBAで始めて取り入れ、世界的に話題になりました。
現在はそのシステムの一部を日本代表も採用しています。

※詳しくは、こちらの再生リストでまとめています

 

やっていることは、とてもシンプルです。

・ボールを展開する
・クローズアウトが起きたら1対1
・ディナイされたらバックカット
・ドライブが起きたらサークルムーブ

それを一つのシステムとして完成させたのが、Saint Joseph’s College of Maineで、
NBAや日本代表はそのシステムの一部(サークルムーブ)をPick&Rollの際に活用しています。

Saint Joseph’s College of Maineが世界中から注目された6年前、当時チームに所属していた酒井達晶さん(スラムダンク奨学金生)から直接話を伺う機会をいただき、オフェンスシステム、練習ドリルなどを教えていただきました。

酒井さからの学びを踏まえて、Saint Joseph’sのシステムをもとした「大和籠球U15オフェンスシステム」というのを創りました。

今回、伝えたのはその一部(初級)です。

初心者の子もいる中で、どのように大和籠球のオフェンスコンセプトを伝えるか。それは僕にとっても新しいチャレンジでした。

練習をしながら選手の様子を見て、「これはちょっと難しかったかな」と思うものがあったので、その場で練習ドリルを変えたり、新しい練習ドリルをつくったりしました。

現場で普段指導されている皆さん、日頃たくさんのご苦労があると思います。

「練習ドリル、何がいいんだろう?」
とSNSやYoutubeで勉強されている熱心な方ばかりだと思います。

そんな指導者の皆さんにお伝えしたいことは、
・選手のプレーや表情をよく観察すると何を教えればいいかが分かる
ということ。

これは僕の言葉ではなく、プリンストン大学のPete Carrilさんの言葉です。

初心者もいる中学生を指導する際は「教育」という指導者が持っている答えを教えることが多くなります。

でも、それだけではなく、
選手の表情を見て、選手が何をしたいかを聞き、実践しながら練習を変化させていく関わり方(和導)も、とても大切です。


選手たちの感想の一部を紹介します。

【大和籠球ってどんなバスケ?】

・ミスをしても水のようにとまらない!
・勝てるバスケ
・水の様なバスケット
・バスケットボールの楽しさを分かりやすく教えてくれる楽しいクリニック
・たのしい
・バスケットの基本
・オフェンスの動きが止まらずボールマンだけでなくチームで動けるバスケ
・バスケが好きで、バスケの良さやチームプレーを教えてくれて とても熱いと思った
・ボールとプレイヤーが止まることなくシュートにいけるオフェンス
 

【感想】

・今までオフボールのときどう動けばいいのか混乱したときなどがあったけど、今日のダブルカットなどを教わりみんながとまることなく取り組め、さらにチャンスを作れやすくなりとても楽しかったです!
・複雑だったのがシンプルになってやりやすかった
・オフボールの動き方がむずかしく止まってしまう事があったけど、とにかく水のようにとまらずSwingやバックドアをすることで1対1のスペースができるなど色々試合に活かせそうなことが沢山しれました!
・私たちの気持ちに寄り添いながらバスケットボールを教えてくれて嬉しかったです。久しぶりに心から楽しいと思えるバスケットボールができました。ありがとうございました。
・教わった事が全部シンプルなものだったので分かりやすかったです。
・みんなの気持ちを考えて、一人一人の意見を尊重していてめっちゃ良かったです!
・一人一人にしっかり熱血指導をしてくれました
・わかりやすい説明で楽しかったです。ありがとうございました。
・今日はありがとうございました。中学生になってからバスケを始めて、まだまだな所が多いですが、頑張って練習をして上手くなりたいと思います!

 
これからも水のようなバスケットボール「大和籠球」を伝えていきます。

皆さん、ありがとうございます!

投稿者 原田毅

大学一年生の冬にNBA選手のスペーシングの凄さに気づいてから、NBAから戦術やバスケの本質を学ぶようになりました。その後、NBAの凄さを学ぶ中で「日本」について知らない自分がいることに気づき、武術の世界を学ぶようになり、今は武術をバスケに応用する考え方を学んでいます。現在もプレイヤーとしてプレーを続けながら、ネット上では通信講座などを運営しています。

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