b指導者の皆さん、ぜひ引用してください。
「あのカリーが~~~って言っていたぞ、だから君たちも~をしてみよう」
と選手にぜひ伝えてください。
素晴らしいアドバイスです。
カリーのアドバイス
— 原田毅@NBAで凄いのはダンクだけ!? (@nbanotdankudake) February 13, 2024
・オフボールにおいて最も弱いムーブは何か?
必見です。
バックカットやスクリーンなどの価値も示してくれてます。指導者の皆さん、ぜひ練習で引用してください「カリーが〜って言ってたよ」って選手に伝えてください。 https://t.co/Mmb85cFnqZ
動画内で言っていることはこんなことです。
「ボールが欲しいからと言ってリングから離れてボールを要求することは、最後にやることだ。そして、これはバスケットボールにおいて最も弱い(相手への脅威にならない)ムーブだ。それをする前に、味方にスクリーンをかけにいったり、フロントカット、バックカットなどをすべきだ」
素晴らしすぎるアドバイスですね。
ボールが欲しいからと言ってリングから離れてボールを要求するのは、バスケットボールにおいて最も弱い動きだ。と。
この場面での「弱い」というのは「相手への脅威にならない」という意味だと思います。
「守るのが簡単(怖くない)」
という意味ですね。
実際にそうです。
これはとても大切なアドバイスですね。
これは僕が発信している「バックカットを表にする意味」にも通じます。
なぜ「バックカットは表」という発信をしているのか?
それは、バックカットを忘れている選手が多く、
ディナイされたら無理やりもらおうとしてオフェンスを重たくしている選手が多いから。
「表:裏」の駆け引きは、本来「5:5」であるのが望ましいのですが、
バックカットの指導がないと、バックカットの選択肢がないと、この駆け引きがニュートラルにならず、
ボールにばかり近づいてオフェンスを停滞させてしまいます。
もちろん、バックカットが全てではありません。
他にも大事な技術はあるし、シールして貰えることも大切です。
でも、バックカットがないバスケは本当に重たい。
プレッシャーディフェンスをいなせずに、
ずっとディナイに負けてしまうこともあります。
このカリーが言っていることは、
・バックカット(駆け引き)の重要性
にも通じると僕は感じました。
外に広がってボールを要求する前にやれることは沢山あるよ、ってことですね。
指導者の皆さん、
オフボールの動きを指導する際、
ボールが欲しいほしいとリングから離れる選手がいたら、
このカリーの言葉をぜひ引用して指導してみてください。
「カリーが言っているのなら…」という圧倒的な説得力になります。
あと、よくあることなのですが、
エースや得点が取れる選手ほど、
この「最も弱い動き」をする機会が増えます。
それは当然、ボールを受ける必要があるから仕方ないのですが、
エースこそバックカットなりスクリーンプレーで味方を活かす選択肢を持つべきです。
結果的に自分も後から活きてきます。
以下がその例です。
〇エースのバックカット
カリーのバックカット
— 原田毅@NBAで凄いのはダンクだけ!? (@nbanotdankudake) December 24, 2023
エース、シューターこそ必須。
この演技力、タイミング、まさにNBAはバスケの教科書。#バックカットの体系化
pic.twitter.com/uB9pUMk3CV
〇エースのスクリーン
◆シューターやエースこそ「バックカット」を
— 原田毅@NBAで凄いのはダンクだけ!? (@nbanotdankudake) October 22, 2023
厳しくマークされる選手ほどカットしてほしい。その選手がカットしないと
・オフェンスが重たくなる
カリーはチームのためにカットする、カットすることで味方を活かす。お手本ですね。#バックカットの体系化 pic.twitter.com/kUgogezpwi
〇バックカット→relocate
バックカットをしてパスが入らなかったら逆サイドでズレを創る
これは今まで見てきた中でもトップクラスに凄い、カリーのオフボールムーブ
— 原田毅@NBAで凄いのはダンクだけ!? (@nbanotdankudake) September 10, 2023
ディナイされる
→カッティング
→パスは入らない
→逆サイドでダウンスクリーン
これの繰り返し
バックカットはズレのきっかけ
その後に何を準備しておくか#バックカットの体系化 pic.twitter.com/nWSSkwJejS
どれも素晴らしい…
これもすべて
「味方を活かす」
というメンタリティがあってこそ。
技術の前に人間性ですね。
カリーの人間性の素晴らしさはこういった記事でもわかります。
カリーのリーダーシップ
— 原田毅@NBAで凄いのはダンクだけ!? (@nbanotdankudake) January 28, 2024
最高だなぁ。。 https://t.co/lmJ7TyDIHf
NBAはバスケの教科書
これからも
「NBA選手から学べる基礎」
を発信していきます。
PS.
指導者の皆さんへ
いつも発信をご覧いただき、ありがとうございます。僕はNBA選手から学べる基礎を発信していますが、NBAの研究者になりたいわけではありません。あくまで「現場のバスケットボールをより良くしたい」と思って発信しています。つまり、今、皆さんが指導されている現場に貢献したい、机上の空論を語るのではなく現実として目の前の選手たちに貢献したいと思って発信しています。
今、僕は「大和籠球」というオンラインコミュニティを運営しています。
ここでは僕が関わる指導者と直接やり取りをして、チームのアドバイスをさせていただいたり、直接チームに対して指導しに行き(勉強会)、そこでの様子を動画にしてコミュニティで配信したりしています。
僕が過去に創ってきた動画、最新の動画(YoutubeやSNSでは非公開の動画を含む)のすべてを共有したうえで、個別対応&全体ミーティングをしながら運営しています。もし少しでも僕の記事が学びになって「実際に現場で活用したい」「こんなバスケをしてみたい」「全国の指導者と意見交換したい」といった気持ちがありましたら、ぜひ一度、大和籠球の案内文をご覧ください。
共により面白いバスケットボールを、世界に通じるバスケットボールを創っていけたら嬉しく思います。
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