水のように滑らかなオフェンスを。(大和籠球@淡路島U18男女)

大和籠球のオンラインコミュニティを3年前に始めた時から参加してくれている春田さんから依頼をいただき、4度目の淡路島でした。

「チームセッション」というチームに対する直接指導は、指導者の方のご協力がないと絶対に成り立たない活動です。

「チーム」を日頃から見られている指導者の皆さんにはそれぞれの「信念」があり、それまで積み重ねてきたことがあります。そこに外部の人が来てチームに関わる戦術を導入するというのは、積み上げてきたことが崩れてしまう(選手が迷ってしまう)リスクがあるからです。
「チームに関わることは自分で指導したい」というのは指導者として自然な気持ちですし、その信念を貫くことが「チームを作る」ということだと思います。

そんな大和籠球のチームセッションでは、「Prineton Offense」を伝えるのではなく、
プリンストンをもとに、チームがこれまでやってきたことを否定せず、よりオフェンスが滑らかになって、チームの「和」を感じられるような視点(技術・戦術・指導法)を伝えています。

定期的に呼んでいただくチームセッションの嬉しいところは、学生たちの顔も名前も覚えて「久しぶり」という関係性の中で指導できることです。
そして、過去に大和籠球で伝えたことが積み重なっていくので、より深いところを伝えられるところ。

 
今回は徳島のU18女子チームも参加してくれました。

指導者の方は大和籠球のオンライン教材とYouTube動画を隅々まで見てくださっていて、本当に嬉しかったです。

「バックカット」
「ダブルパンチ」
「サークルムーブ」
「プレーメイカースポット
「プリンストン」
「Chin」
・・・

そういった”共通言語”でお話しできることが嬉しかったですし、

「志」

という言葉をベースに、懇親会でバスケットボールから人生にまで繋がる深い話ができることが何よりも嬉しいことです。

バスケットボールは”ツール”であり、目的ではありません。

僕にとって、バスケットボールに関わる目的は、
・感情の共有と解放によって”和”を体現し、人と人の繋がり(ご縁)を広げること
です。
 

<指導内容>
・Backdoor spot
・ディフェンス強度を上げる
・ハンドオフに対するディフェンス
・DHOのパス「後ろにボールを落とす」
・スティックに対するバックカット
・Xoutに対する崩し(コーナーカット)
・Exit、Split cut
・ボール運びのドリブル
・DDM×Princeton Offense
など

大和籠球プリンストンは、シンプルな判断でプレーできます。

目の前のディフェンスを見て、表か裏かを選ぶだけ。

右を守られたら、左。
左を守られたら、右。

自分自身が「水」になったとイメージした時、2つの道(プレーの選択肢)があって、片側が岩(強いディフェンス)で止められたら、自然ともう一方の道に流れればいいだけです。

大和籠球は「水のように滑らかで、止まらない、止められないオフェンス」をテーマにしています。

やっていることはシンプルです。

でも、学生に聞くと、
「難しいです」という答えが返ってきます。

なぜ判断はシンプルだけど難しいと感じるのか。

それは、仲間とコミュニケーションを取らないといけないからです。

「ここでパスが欲しい」
「スクリーンに来てほしい」
「今のはボールを受けて欲しかった」

そういった声を掛け合わないと、絶対にうまくいきません。

そして、ゴール下のスペースを空けること(空間)、味方とタイミングを合わせること(時間)も必要。

この「3つの間(空間・時間・仲間)」が揃った時、初めてこれまでとは違うバスケットボールの深み、本当のチームプレー”和”を感じられます。
 
 
学生には、いつもこう言っています。

「このオフェンスは、コート上でみんなが自分たちで目を合わせて、声を出して、プレーを作っていかないと絶対にできないよ。バックカットは一瞬の隙をつく技術だから、指導者がベンチから『今!』『パス!』と声を出して指示を出してから動くのでは間に合わない。」

大和籠球プリンストンは、Princeton Offenseの中にある「バックカットの崩し」を繋げていくオフェンス。

この楽しさに辿り着くには、選手一人ひとりが人任せにしないで主体的にプレーすること、うまくいかない時にコミュニケーションを取ること、反復練習が必要不可欠です。

難しいと感じるかもしれない。

でも、一つひとつ丁寧に、時間をかけて積み上げていけば、これまでとは違うバスケットボールをつくれます。

練習は、今しか一緒にできない仲間たちと最高のバスケをつくるためにあるもの。

チームの成長を応援しています!
 
  
 
PS.
懇親会では、【大和籠球】と【和導】について指導者の皆さんと4時間弱話していました。チームセッションは毎回この時間がとても有難いです。
指導した学生のご両親が営む居酒屋で最高の食でした!

クレヨンしんちゃんのお茶、いいこと言いますね。

 

※全国どこでも出張指導を行っています
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投稿者 原田毅

大学一年生の冬にNBA選手のスペーシングの凄さに気づいてから、NBAから戦術やバスケの本質を学ぶようになりました。その後、NBAの凄さを学ぶ中で「日本」について知らない自分がいることに気づき、武術の世界を学ぶようになり、今は武術をバスケに応用する考え方を学んでいます。現在もプレイヤーとしてプレーを続けながら、ネット上では通信講座などを運営しています。

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