ドリブルスキルの未来1「複雑なドリブルスキルを練習する前に」

こんにちは、原田です。

 

今日から3通に分けて、

「ドリブルスキルの未来」

という話をしていきたいと思います。

 

僕はNBA選手のドリブルに憧れてバスケが好きになったので、

学生の時から自主練の多くをドリブル練習に当ててきました。

 

YoutubeでNBA選手のワークアウトを見てはそれを真似して。

 

これまで数百時間はやってきました。

 

当時は、

「ドリブル練習をしなくなったら下手になる」

と思っていたのですが、今はそうは思っていません。

 

今回は、僕が考える

「ドリブルスキルの未来」ということで、

まずは、ドリブルを上達させるために大切なことを

一つのドリルに落とし込んで話していきたいと思います。

 

 

まず、今は本当に沢山のドリブルスキルがあります。

 

僕はそこまで詳しくないですが、

知っているドリブルスキルを上げていくと、

・ポケットドリブル

・プッシュクロス

・クロスジャブ

・シフティング

・ダブルクロス

・クロスオーバー

・インサイドアウト

などなど沢山のスキルがあります。

 

それを解説してるYoutuberも多くいます。

 

「スキル」っていうのを

どういう風に定義するかによって

数は変わってくると思うのですが、

とにかく、今はたくさんのスキルがあります。

 

そんな時、大事になるのは前から話している

「情報を減らしていくこと」だと僕は思うので、

 

数あるドリブルスキルを一つひとつ取り組んでいくというよりは、

そのすべてを網羅する本質と呼ばれる部分を身に付けていくことだと思います。

 

図で表すとこんな感じです。

 

       ●       
      ・       
     ・ ・
     ・ ・ ・
   ・ ・ ・ ・     ↓
  ・ ・ ・ ・ ・ 
 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 
ーーーーーーーーーーーーーー 
A  B  C  D  E  F 

 

 

これは僕がよく使っている図で、

この「●」が本質と呼ばれるところです。

 

ここを身に付けたら、

「A」~「F」というスキルは、

自然と身に付く、生まれると考えています。

 

 

じゃあ、数あるスキルで重要なものは何か?

 

それは、この3つだと思います。

・身体を思った通りに動かせること

・フェイクが本物であること

・実際の試合で使えること

 

今回はまず最初の部分について解説します。

 

 

「身体を思った通りに動かせること」

 

これには、

「ドリブルを思ったところに付けること」

も含まれています。

 

これがあれば、様々なスキルを身に付けるときに、

その一つ一つの動きを習得するのが速くなりますよね。

 

それに、動きのズレも生まれにくくなります。

 

このことは、武井壮さんが言っている

「自分の思った通りに動かせる身体を、まずは作ることが大切だ」

という、こちらの動画内容と同じことです。

https://www.youtube.com/watch?v=_GuH-yOlZfI

そもそも、自分の身体を思った通りに動かせないで、意識と実体にズレがあると、

ズレたまま練習をすることになり、「下手のまま上手くなってしまう」という現象が起きます。

 

これと同じことがドリブルスキルにも言えます。

 

なので、まずは、

●の部分を身に付けること

が重要になります。

 

じゃあ、それは何でしょうか?

 

ドリブルの基礎と言えば、

「強くつく」

だと思います。

 

これは多くの人が言っていることで、その通りですよね。

 

それに加えて、僕は、

「やわらかくつく」

「身体をやわらかく使う」

ということが大事だと思っています。

 

さっきの図で示したように、

●の部分にそれがあると思います。

 

強くて柔らかいドリブル。

身体を柔らかく使うこと。

 

この2つを先に見つければ、

結果、その後に複雑なスキルを練習しても

身に付くスピードが早くなると思っています。

 

 

それについて動画で解説したのでこちらからご覧ください。

(ちょっとこの頃は動画慣れしてないですが!)

 

 

いかに情報を減らしていくか?

 

この視点が重要になると思っているので、

今後もその視点に合わせて記事を書いていきます。

 

そのためには、

物事をできるだけシンプルにするのと合わせて、

「情報を繋げていく(体系化させる)」

ということが必要だと思っています。

 

つまり、本や教科書みたいにまとめていくということです。

 

僕自身、そういう方が好きだし、

後から振り返った時に、時間効率がいいと思うので、

急がば回れの発想で行くのが大事だと思います。

 

今の流れに乗って、わかりやすい短い動画とか短い記事を出していくことも大事だと思いますけどね!

 

結局、どっちも大事ということで。

 

それでは、次回は、

「ドリブルスキルの未来2」として、

フェイクを本物にするという話をしたいと思います。

 

これはかなり重要なテーマです。

 

それではまた次回。

 

 

 

PS.

上で紹介したドリルを丁寧にやれば、保持力が身に付くので、ある程度のドリブルはできるようになると思いますが、それに加えていくつかドリルを紹介しておきます。これらもシンプルなものですが、●の部分が身に付くドリブルだと感じています。あと、対人でドリブル練習をする際には「鬼ごっこ」が僕は一番いいんじゃないかなと感じている(子供とバスケをするときは毎回最初に鬼ごっこをするんですが、子供に合わせていると30分くらい鬼ごっこやってしまうこともあります。鬼ごっこっていろんな要素が身に付くと思うし何よりも大人がやっても楽しいからいいですよね)ので、それも紹介しておきます。一つに情報を集約させると言いつつ、いくつか紹介する形になりましたが、全部話していることは同じなので繋がるはずです。

 

◆サークルドリブル(対人ドリル)

◆片手レッグスルー

◆コンビネーションドリブル



Comments

“ドリブルスキルの未来1「複雑なドリブルスキルを練習する前に」” への1件のコメント

  1. […] (前回の記事:ドリブルスキルの未来1「複雑なドリブルスキルを練習する前に」) […]

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