トライアングル オフェンス② 実践動画 ~システムOFの方が、フリーOFよりも「自由になる」理由~

先日、トライアングルOFについての解説記事を投稿したところ、 とても多くのシェアをしていただき、多くの日本のバスケットマンがトライアングルOFについて考えて、 チームメイトとバスケの話をするキッカケになったと思います。ありがとうございます!今日は動画を紹介します。

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『トライアングルOFの中で、ジョーダンがどのように得点を取っていたかがわかる動画』

得点を量産して、NBA優勝を6度経験した神様マイケル・ジョーダン。

トライアングルOFの中で、ジョーダンは周りの選手のスクリーンや、良いスペーシングのおかげで得点を取っていることが分かります。ただ単にアイソレーションでの1対1はなく、トライアングルOFのシステムの中でシュートを打っていることが良くわかります。

 

『ニックス トライアングルOF(良い例、悪い例)』

今年のニックスは、フィッシャーがHCになり、トライアングルOFを導入しています。

JRスミスなど、システムでのバスケをするのが苦手な選手は、苦戦しているようですが、1シーズンを通してどのようにチームが変わるかに注目です フィッシャーならやってくれるはず。この動画は、前回も紹介したトライアングルOFについての一番わかりやすい動画を紹介している「Coach Daniel」という方がアップした動画です。前半には、トライアングルOFの良い例、後半はトライアングルOFの悪い例(センターのBad shot、Bad spacing等)が紹介されています。

 

『2010年 レイカーズ トライアングルOF』

2010年のレイカーズが、トライアングルOFをしている時の映像です。

2010年は、レイカーズがNBAを制した年で、トライアングルOFの完成度がかなり高く、トライアングルOFの改正系ともいえると思います。バイナム、ガソル、フィッシャー、オドム、コービーなど、それぞれの選手が役割に徹しているので、綺麗なトライアングルOFが行われています。

 

 

NBAのバスケは面白い。

 

 

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    • マヌ
    • 2016年 7月27日

    初めまして。
    トライアングルオフェンスについて教えて頂きたくコメントしました。
    私のチームでは今トライアングルオフェンスを導入しようとしています。というのも、今まで私のチームは、個々の1対1。行き当たりばったりのオフェンス。能力任せなプレイしか出来ず、チームでの連携が皆無だからです。
    自分なりに勉強をしてトライアングルオフェンスのおおまかな仕組みは理解したつもりでいます。
    しかしいざチームで練習するとなると、何をすればいいのか、なにをもってトライアングルオフェンスができるようになったと言えるのかなど、わからない点が多くあります。
    具体的な練習メニューやチームで導入する際注意する点などありましたら、教えて頂きたいです。
    私のチームはバスケを教えてくれるコーチや監督がいないため、キャプテンの私がチームのメニュー等も考えなければなりません。少しでも助言頂けたら嬉しいです。

      • バスケのヨシ
      • 2016年 7月28日

      コメントありがとうございます。
      自分の発信しているブログを見ていただき、ありがとうございます。何かのヒントになれば嬉しいです。カテゴリー(中学生・高校生・大学生・社会人など)はどこでしょうか?また、ネットでやり取りでできる範囲のことしかできないため、一つのヒントとして取り入れて、チームに活かしていただけたらと思います。
       
      ブログでも書いている通り、ただ闇雲にバスケをするよりも、ずっと楽しいバスケができるようになります。NBAからバスケを学ぶということは、本当に可能性があることです(本質を学ぶ必要はあります)。監督やコーチがいないことをプラスに変えれれば、バスケの可能性は無限に広がっていきます!

        • マヌ
        • 2016年 7月28日

        返信ありがとうございます。
        高校生です。
        なにからなにまで聞こうとしてしまいました。ごめんなさい。
        ブログで知識を得たことをきっかけにして、チームメイトと話し合いながら少しずつ共有していこうかと思います。

          • バスケのヨシ
          • 2016年 7月28日

          僕が思うポイントをまとめさせていただきますね。
           
          ○一番大切なこと
          NBAから本質を学び(≠表面的な形だけを真似しない)、自分たちの過去と比べて、より良い、より楽しいバスケを目指していくこと
           
          ○NBAから学べる本質
          トライアングルオフェンスについて言及すれば、
          ・スクリーンを行うことでチームでズレを作ること
          ・スクリーンプレーは一つのきっかけであり、そこから自由に「駆け引き」をしてプレーを選ぶこと
           
          ※トライアングルオフェンスをする時の注意点
          ・一つ一つのスクリーンプレーで駆け引きをする(=機械的に動かずにDFとの自由な読み合いをする)
          ・ハーフコートオフェンスに固執せず、オフェンスを重たくしないように速い展開もなくさない
          ・個人技(1対1、シュート、ドリブルなど)のスキルも、なおざりにしない
           
            
          ○チームにトライアングルオフェンスを取り入れるステップ
          ◆とにかく共通のイメージを持つこと
          ・トライアングルオフェンスの概要を頭に入れる。知識をただ頭に入れるのではなくて、「動画を見てイメージを作ること」が大切。動画を見た時に、「ここにパスが入れば、このオプションが始まるよな。」と全員が理解できるようになること。また、様々な動画を見て「なるほど。こういう動きもあるのか。」と”例外”を常にインプットする。イメージが頭の中になければ体現することはできないし、チーム練習をしている時も言葉のずれが生まれてしまう。
          ・NBAのバスケでNBA選手になりきって、概要を頭にインプットしたら、次は「自分たちの動きとNBA選手の動きを重ね合わせて、真似できるところを探す」。これが本質を見抜くということ。ただ、表面的な部分だけを見ると、NBA選手との身体能力やルールの違いが見えるが、自分たちの動きと重ね合わせることで真似できる部分が生まれてくる。全てを真似しようと思わずに、自分達にできそうな動きから取り入れていく、もしくは自分達に合った形にプレーを変えていく。あくまでも中心は自分たちの体。
           
          →これができたら、実践をしてみる。
          1.ウォークスルー
          オフェンスプレイヤー5人で、歩きながらオプションを確認する。パスがどこに出たらどのオプションが始まるのか、それぞれのプレーでポイントになることや気をつけるところを話し合いながら解決していく。初めは、それぞれのオプションを分けながら、一つ一つを丁寧にしていく。
          2.スピードを上げてパスの出しどころを決めつけない
          慣れてきたら、ボールマンがパスを出す場所を自由に決めて、そのパスの出所や指示に従って動いていく。5対0の状態で全員が共通の意識を持って、イメージを持って、実践できるようになるまで確認をする。
          3.実践
          実践では、色々なオプションが生まれてきたり、5対0のように上手くいかないことが出てくる。でも、それは試合中もありえることで、一つ一つのプレーを止めすぎずに、流れを重視して、実践をする。※最初は得点をつけなくても良いが、最終的には得点をつける。トライアングルオフェンスはシュートを決めるための一つの手段であって目的ではないので、囚われすぎずに、あくまでもシュートを決めることを目的に自由に攻防をする時間を大切にする。1対1や速攻、リバウンド、DFもバスケの一部。
           
           
          まずは、学校の教室などを借りてテレビやプロジェクターで動画を皆で見ることが始めです。そして、そのことで、今までのバスケがどうやって変わっていくのか、どんなメリットと楽しみがあるのかをイメージすることが最初の一歩です。自分達が理想とする未来を話し合ってみるのが良いと思います。
           
          ・オフェンスが楽しくなる
          ・試行錯誤の時間が増える
          ・皆が同じ立場で学び合える
          ・自分たちのバスケに自信を持てるから他人との比較で生まれる強さや上手さに囚われなくなる
          ・NBAからバスケを学ぶ楽しさが増えて毎日新しい知識が増える
          ・チームメイトとの絆が深まる
          …というのは僕がスパーズのバスケを大学の時に取り入れた時に起きた変化でした。
           
          僕達も監督はいなくて皆で動画を見ながら、ラインを活用したりして、毎日、本当に毎日「あーでもない。」「こーでもない。」「こんなことがあるんじゃないか。」と試行錯誤しました。周りの目は気にならず、とにかく自分達が目指している楽しい未来に向かって、毎日「自分史上最高」を更新しました。最高の時間でした。(一応、試合の動画を張っておきますね。参考までに。 https://youtu.be/6c9DRJulpmA ※オフェンスシステムはトライアングルオフェンスではありません)
           
           
          NBAからバスケを学ぶことでバスケの可能性は無限に広がります。
          それは監督やコーチがいないとできないことではなくて、インターネットを上手く活用して、自分の頭を使い、チームメイトと一緒に学び合っていけばできます。インターネットを使えば、自分達だけでバスケを向上させることはできますし、その経験は高校を終えた後も活きていきます。ただ、トライアングルオフェンスの”型”には囚われないでくださいね。ここで紹介している4つのオプションは、「一つの選択肢」です。僕の意見も同じです。
          「何を持ってトライアングルオフェンスができたといえるのか」という答えはどこかに書いてあるわけではありません。ジョーダンがいた頃のブルズとコービーがいた頃のレイカーズのトライアングルオフェンスは同じではありません。一人一人の感性や特性が違うので生まれるプレーは様々です。正しさは自分達で自由に決めて良いのです。自分達だけのトライアングルオフェンスを確立して、自分たちの過去と比べて成長すれば、バスケの世界は全く違うものになります。(※トライアングルオフェンスを試してみて、自分達に合わないと思ったら、それも一つの経験で無駄ではありません。また次の方法を皆で話し合っていけば大丈夫です。)
           
          ◆トライアングルオフェンスを取り入れた事例(浜松大学女子バスケットボール部)
          https://youtu.be/0YFzB7PaSE0
           
          長文になりましたが、まだわからないことがあれば、遠慮なく聞いてください。今のチームメイトとバスケができるのは今だけです。NBAからバスケを学ぶことで、一生の宝物が手に入ることを願っています。(チーム状況、試合動画などを見たらアドバイスをすることもできるのですが、今のところ、このような返信という形にしました。)

            • マヌ
            • 2016年 7月28日

            なにをどうすればいいかわからず悩んでいたので本当に助かりました。参考にさせていただきます。
            助言して頂いたことを試していって行き詰まるよなことがあればまたコメントという形で質問させもらえると嬉しいです。
            (ちなみに私はスパーズのオフェンスに魅了されたファンの1人です。個々のプレイばかりの今のチームにいることもあって、憧れです。
            ブログでのスパーズのオフェンスシステムの解説など楽しく読ませて頂いています。)
            丁寧な解説本当にありがとうございました。

    • もももーも
    • 2015年 5月11日

    すみません、ニックスのオフェンスの悪い点について、詳しく教えてもらえませんか?
    潰れているのはわかりますが、良い点とそこまで変わらないオフェンスもある様な気がしまして。

    また、センターが一対一をする事が悪いのではないですよね?
    パスを出す所がなくて、仕方がなくシュートみたいな形がダメという事でしょうか?

      • バスケのヨシ
      • 2015年 5月25日

      コメントありがとうございます。

      ニックスの試合を見て、またBBALLBREAKDOWNのコーチ・ニックの解説を見たうえでの自分の意見を述べさせていただきます。

      ニックスのトライアングルOFでの悪い部分は、①ズレがないところでの1対1が多いこと②スペーシングが悪いシーンがあること③ほとんど全てのOFが先読みをされていることが挙げられま
      す。

      ①は、センター(ダレンベア)の1対1です。センターが1対1をすることが悪いわけではありませんが、そこが「ズレ」であるかというと少し疑問があります。ニックスのFirst optionはカーメロですが、トライアングルOFの(1rst)オプションで、ポストにボールを入れた後に止まってしまっている場面がありました。ポストでボールを受けたのが、カーメロであれば、1対1をすれば、簡単にDFが崩れますが、ダレンベアだと少し厳しい場面がありました。「仕方なく1対1をする」という場面を何度か見ました(決して、ポストの1対1が悪いわけではありません)。

      ②、③は、ブログの記事で紹介したとおりです。

      NBAのチームは、(ほぼ確実に)試合前に相手チームのスカウティングを行い、どんなシステムを使っているのか、どの選手のシュート力が低いか、などを全て分析しています。そのため、ニックスの対戦相手は、常にトライアングルOFを先読みして、シュートがない選手には、距離を離してマッチアップをしていました。バスケットボールは、一つの動きを先読みされても、その逆の選択肢(例えば、ディナイされた時のバックカット)を選ぶことで、DFに対応することができるスポーツです。ただ、ニックスのトライアングルOFは、オーソドックスな動きがほとんどで、先読みをされた時の逆の動きが多くなかったように感じます。

      まだ、トライアングルOFを導入して一年目であり、コーチのフィッシャーがHCになった一年目の年であったので、すぐにうまくいかなかったのは仕方ないと思います(そして、もちろん、ここで分析をしているのは、NBAを外側から見ただけなので、本当にそれが原因かどうかはわかりません)。ただ、ウォリアーズが行っていた(トライアングルOFの1rst optionをアレンジして、シザースカットのような動きを入れていた)ように、昔と同様のトライアングルOFのオプションを、今の時代に合わせてアレンジすることは必要ではないかと思います。それは、トライアングルOFに限らず、NBAからフォーメーションなどのバスケを学ぶときに、僕らが自分たちのあっているものにアレンジを加えるのと同じことだと思います。

      来年のニックスは、メンバーもガラッと変わると思います。
      来季のニックスとフィッシャーに期待しましょう!

        • もももーも
        • 2015年 5月27日

        詳しい説明をありがとうございました。
        よくわかりました。

    • モア
    • 2015年 5月4日

    ●モーションオフェンスについて
    5out,4out-1in,3out-2in,2out-3in
    それぞれの動きについて教えて頂けませんか。

      • バスケのヨシ
      • 2015年 5月6日

      コメントありがとうございます。
      それぞれのオフェンスの動き方については、どのようなMotion OFを使うかによって変わり、チームによって変わるため、ここではお答えできません。NBAで行われているMotion OFについては、取り上げていきたいと考えています。

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発信者 バスケのヨシ物語(七話完結)