今日紹介するのはウォリアーズのDraymond Greenの上手さ。
◆Draymond Greenの上手さ
— NBAで凄いのはダンクだけ⁉︎ (@nbanotdankudake) 2017年5月4日
「さりげなくスクリナーになる」
何かをする雰囲気を一切出していない状況から急にスクリナーになることで、DFの対応は遅れます。スクリーンをかける前の駆け引き。お手本になる素晴らしいプレー。 pic.twitter.com/mCnrjkrOjb
スクリーンになる雰囲気を全く見せず、
しれ~~~っとスクリーンをセットしているので、
ディフェンスは対応ができず、アウトナンバーが生まれています。
もちろん、ボールマンのスキルも関係していますが、
スクリーンプレーって「あースクリーンいくのめんどくさいなぁ」と思っていると本当に成功しないし、
逆に、「自分がチームのためにスクリーンになろう!」と思っていると簡単に成功したりします。
「自らスクリナーになる」
というステージにまで上がるためには、
チーム力を高めたり自分の役目を明確にしたり、
あとは周りの選手の技術力を高めたりと、
色々なことをしていかないとなかなかそこまでいけないものです。
ミニバスを始めた段階から、
「おれはスクリナーとして生きていく!」
なんていう子供はいないし、それはなんだか嫌ですね。笑
誰かに言われてスクリーンをするのではなくて、
自分ができることを考えたり、チームの状況を踏まえて、
「自分がスクリナーになることで自分も味方も活きる!」
と思えるに、自然とそうなれるのが大切だと思います。
このあたりの難しさは感じたことがあるのですが、
それだけの「チーム力」というものが確実に求められると思います。
誰かに言われて、言われるがままにスクリーンに行ったり、
指導者が「スクリーン行け!」と指示を出して動かされてスクリーンに行ったりしていたら、
おそらく、このGreenのようなさりげないスクリーンにはならないと思います。
指導者が指示を出したら、相手にも読まれますしね。
その辺りは難しいところだと思いますが、
こういったGreenの堅実なプレーを見ていると、
スクリーンプレーの楽しさや可能性を感じることができます。
スクリーンプレーの楽しさを知るのに僕は10年かかりました。
それまでの10年があったから、
1対1だけが楽しいと思っていた時期があっての気付きで、
その分、10年間分の「もっと早く知っておけば!」があるので、
NBA選手のスクリーンプレーを見るのも自分でやるのも本当に楽しいです。
Greenのスクリーン、
本当にさりげない簡単な駆け引きですけど、
スクリーンをかける前にも大切な駆け引きがありますね!
NBAは凄い。。。
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