フェイスガードをされたら…

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今日紹介するのは、ジャズのエース、Gordon Haywardの上手さ。

Haywardはジャズのエースであるので相手チームはフェイスガード(ボールを持たせないように厳しいディナイディフェンスをすること)をしてきます。その際に、Hayward&ジャズはスクリーンを有効に使うことでチームのオフェンスを組み立てています。

 

スクリナーになるHayward

「フェイスガードをされている」ということは、ディフェンダーはスイッチでの対応がしにくいということ。その分、スクリーンプレーに対しての対処が遅れることが多く、フェイスガードをされている選手(Hayward)がスクリナーになることで、まずは味方を活かすことができます。ここでのポイントは、フェイスガードされている選手は”バックスクリーン”を最初に行うこと。ダウンスクリーンをするよりもバックスクリーンをした方が背後からのスクリーンなのでディフェンスの対応が遅れ、また、ユーザーがゴールに近いポジションに移動するため、ユーザーもスクリナーのHaywardもフリーになりやすいです。

(フェイスガードされているHaywardは、まず味方にバックスクリーンをかける)

 

(スクリーンの対応が遅れ、Haywardがフリーに)

 

NBAの試合は、両チームとも物凄い質の高いスカウティングをしています。実際にその場面を目にしているワケではありませんが、必ずコーチも選手も相手の手の内は分かっているものです。もちろん、エースが誰であるかも。それなのに、エースは大舞台で大活躍をします。その裏には、スクリーンプレーの「駆け引き」、戦術の「駆け引き」があり、バスケットボールの最も高い次元での争いが隠されているのだと思います。NBAはやっぱり凄い!

 

動画はコチラから。

 

 

PS.

おまけ

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