ナッシュから学ぶ”シンプル”バスケットボール

こんばんは、バスケのヨシです。

感動した動画があったので、夜中ですがキーボードをカタカタと叩いています。最近、良く考えることが「バスケットボールが上手い選手ってどんな選手なんだろう?」ということ。それは、部分的な上手さではなくて、全体的な上手さのことを言うんだろうなと最近良く思います

 

つまり、カッコいいドリブルがつけてもシュートに繋がらなければバスケットボールが上手いとは言えないし、一時的に良いプレーができても、それが次のプレーに繋がらなければバスケットボールが上手いとは言えないのだと最近思います。当然、最初はみんな1対1やドリブル、シュートと言った得点に焦点を置きますが、成熟したバスケットボールマンを目指していく上で、本当に大切なのは「ゲームの流れ」であったり、「プレーの柔らかさ」なのだと思うようになりました。(もちろん、個人の技術を高める楽しさを否定しているわけではありません)

 

今見つけたのは、Steve Nashの動画です。

ナッシュの凄さは、シンプルなところだと思います。派手なドリブルをするわけでもなく、瞬発力を使ったスピードを使ったドライブをするのではなくて、「駆け引き」でシンプルに得点を取ります。そして、味方に得点を取らせます。特に、Pick&Rollの上手さは絶妙で、細かいドリブルをあまりつきませんが、シンプルに2対1の状況を作り出しています。流れを切らずに、パスの選択もできるし、今自分自身が一番目指しているプレースタイルです。

 

自分の視点で見た、ナッシュの素晴らしさをまとめます。

  • 高いシュート力(3P&2P&FT)
  • チームの雰囲気を作るリーダーシップ
  • 監督とコミュニケーションをとる姿勢
  • ゲームの流れを切らない滑らかさ
  • シンプルで無駄のない動きやドリブル
  • 駆け引きをして緩急で相手を抜き去る
  • 適切なタイミングでパスを出すことができる
  • ミスマッチのポジションを瞬時に見つけることができる

 

Pick&Rollの時は、スペーシングが大切です。

どんなに良いボールマンのドライブ、スクリナーの動きがあっても、周りの選手のスペーシングが悪ければ、得点は入りません。本当に重要なことです。これも、部分ではなくて全体を見た時に見えることで、バスケットボールを成熟させていくためには、必要不可欠な「ボールを持っていない時の動き」。

 

オフボールマンは、隣の味方と良い間隔を保ちながら、

自分のDFを駆け引きをして、より優位になるポジションに移動する。

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動画はコチラ。

シンプルバスケットボール。

 

 

 

PS.

今、色んなバスケットボールマンを見ていますが、個別の技術力という部分的な視点ではなくて、全体的な視点で見るようにしています。

身近な女バスのプレイヤーでも、とても柔らかいプレーをして、パスやドリブルの判断が的確で、流れを切らない選手がいました。NBAを見る時も、そういった視点で見ると、全ての選手が「得点を取ること以外のプレー」が素晴らしいことに気づきます。それが本当にバスケットボールを成熟させていくことになるのではないかなと現時点では考えています。そんな上手さを自分自身も追求していきたいなと思います。



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