今シーズンのポール・ジョージに注目すべき理由~4out1inでのオフェンス~

こんばんは、バスケのヨシです。

とうとう待ちに待ったNBA開幕まで一週間を切りました。毎年違ったチーム構成、チーム戦術が見れるし、ルーキーの活躍も注目ですよね。毎年毎年、「今年のNBAも最高だった!」と思わせてくれるところが凄いなぁと思います。退化することがないんだから、これからも毎年毎年新しいプレーが生まれて、新しいドラマが生まれると考えると、10年後のNBAはどうなっているんだろう?とワクワクしてしまします。「スポーツに終わりがない」ということがよく言われますが、スポーツって楽しいなぁと心から思います。一生スポーツに関わっていきたいですね(ちなみに僕は、大学では「生涯スポーツ課程」に所属していました)。

 

今年のNBAも、楽しみがたくさんありますが、その中でもペイサーズのポール・ジョージに注目していきたいと思っています。

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ジョージといえば、大怪我をしたことが最近の印象だと思います。大怪我と言っても、ただの骨折ではなくて、本当に大怪我でした(その映像は見ないが良いと思います…)。あの怪我をしたとき、ちょうどバスケを午前中にやって、昼食を食べようとしている時で、もうバスケができないんじゃないかと心配しましたね。。まさかあの怪我から完全復帰するとは…。でも、怪我をした後に、ジョージがTwitterでこういっていたのを見た時は感動したし、本当にこれまで以上に強くなって帰ってくるんだろうなと信じました。言葉通り、昨シーズンの終盤に復帰した時は、今までと同じような活躍を見せてくれました。顔だけじゃなくて、行動までイケメンです…!

Paul-George-Tweet

今年、ジョージが完全復活します。その活躍ぶりに注目するのはもちろんなのですが、僕は別の面について注目しています。今年のポール・ジョージに注目するべきポイントは、「パワーフォワードのポジションでプレーする」というところです。僕はこの部分に注目して、ジョージの活躍を楽しみにしています。

 

 

PFでプレーする予定のポール・ジョージ

今年のペイサーズは、ジョージをPFに起用して、アップテンポのバスケを展開するとされています。昨シーズンまでは、センターにロイ・ヒバートがいましたが、今季からはレイカーズに移籍をしたので、比較的、身長が低いチームに変わりました。また、PFを務めていたデビット・ウエストもスパーズに移籍しました。

そのことが影響して、今年はジョージがPFのポジションを務めます。プレシーズン中のペイサーズのスタートは、PG:ジョージ・ヒル、SG:モンタ・エリス、SF:CJ マイルズ、PF:ポール・ジョージ、C:マヒンミでした。昨シーズンから考えると、とても小さいラインナップになりました。

 

NBAでは身長が高いPF、Cがいるので、3out2inの形が多いですが、今年NBAを制したウォリアーズのように、4out1inのチームが増えてきています。4out1inでの攻めは、3Pを効果的に使うことで、身長が低かったとしても十分戦えるチームになるし、見ていても面白いチームになります。今回は、4out1inのOFについて考えていきたいと思います。

 

 

4out1inで有効なオフェンスシステム

バスケは身長が高い選手が有利なスポーツですが、チームに2人以上身長が高い選手がいればいいですが、なかなかそうはいきません。相手と比べて身長が低く、PFのポジションの選手がしかたなく、ポストアップをしているというチームも多いのではないでしょうか?そういった場合は、無理にポストアップをする必要はなく、3Pを効果的に使ったオフェンスをすることで、身長で劣っていたとしても、自分たちのバスケをして戦うことができるようになります。ここでは、いくつかオフェンスシステムを紹介します。

 

Coner Offense

コーナーを使ったオフェンス。日本のバスケでは、コーナーを有効に使うという概念がほとんどありません(スペーシングの概念がないことが大きな原因)。一方、NBAでは、コーナーに必ず一人は選手がいて、コートを広く使うようにしています。コーナーオフェンスというシステムも、コーナーを有効に使ってオフェンスを組み立てるシステムで、ハイポストにPF、Cがいることで、ゴール下に広い空間が空いてます。ここにただ闇雲にパス&ランをして飛び込むのではなくて、スクリーンを有効に使うことで、空いている空間を活かしてオフェンスをすることができます。ボールサイドとは逆のサイドも、しっかりとボールに合わせてフレアースクリーンをかけています。

 

 

Motion Strong

スパーズのオフェンスシステムの一つです。トレーラー(ボール出しをした選手。一番最後にオフェンスに加わる選手)にパスを出し、逆サイドにボールを展開してから、ダブルスクリーンをウィングプレイヤーにかけるシステムです。そこからHornsに移行することもできるため、流れを止めることなく、効果的にオフェンスを組み立てることができます。※セットオフェンス Horns についてはコチラの記事をお読みください


挙げだしたらキリがないですが、特に有効なオフェンスシステムについて紹介しました。

紹介した動画は必ずしも4人が3Pライン上にいるわけではないですが、ポストアップでの得点を狙うのではなく、3Pを有効に使っているオフェンスです。4out1inでは外からのシュートが多くなるため、必然的に3Pシュートを中心とした外角のシュート力を高める必要があります。それできれば、身長が低かったとしても、優位に試合を運べるようになるはずです。

 

ポール・ジョージがいるペイサーズに注目して、今シーズンのNBAも楽しみましょう!

 

 

 

PS

今回のように、ポール・ジョージのプレーやペイサーズのオフェンスシステムを学ぶというのも「NBAフィルター」という視点の一つの使い方です。この発信では主に「スペーシング」について取り上げていますが、もっと抽象度を上げると「NBAからバスケの本質や基礎をみんなで学びましょう」というコンセプトなので、スペーシングだけではなくて、今回のようにオフェンスシステムも学んでいくことができます。

 

NBAからバスケを学ぶ

スペーシングを考えたバスケをする

ということが将来的に当たり前の日本のバスケにしていきたいです。

 

NBAフィルターというのは、誰も提唱していない新しい概念で、この場でしか発信されていないし、僕だけの視点でこれからも発信していきます。走り高跳びで「背面跳び」を最初に考えた人は、「なんだその跳び方(笑)」と周りからは笑われていたと思います。でも、今となってはそれが当たり前になり、常識へと変わっています。

背面跳び

NBAフィルターも、背面跳びと同じように新しい概念であり、まだ常識と言えるものにはなっていません。

でも、この発信を続けていくことで、それが新しい概念になり、NBAからバスケを学び、スペーシングを考えたバスケが常識になる日は必ず来ると思っています。僕がNBAフィルターを身に付けて、見える世界が全く違うものになって、チームメイトとの仲も良くなり、バスケの本当の楽しさを知れるようになったときの感動を一人でも多くの人に広めていきたいと思っています。数年後に、このブログから始まったNBAフィルターが常識として浸透しているように、バスケが楽しいものになるように、これからも発信していきたいと思います。ではまた!

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    • 雑魚ガード
    • 2015年 12月4日

    毎回楽しく拝見させて頂いてます。

    記事で闇雲にパスランをするのではなく…と書いてあるのですが僕のチームではパスランを主に使っています。僕はまだパスランの強さが分からないのですが、パスランという戦術は強いのでしょか?NBAでは余り見ないような気がします。
    パスランについての記事を書いてもらえないてしょか?

      • バスケのヨシ
      • 2015年 12月5日

      こんにちは、コメント有り難うございます。

      パス&ランが有効かどうかということは、どの年代でバスケットボールを行っているかにもよります。ただ、僕はパス&ランよりもスクリーンプレーを行うほうが良い、バスケットボールの楽しさを感じられると考えています。あくまでも、「闇雲に」行うパス&ランのことですが、スペーシングという概念がなければほとんどのバスケは味方が味方を邪魔してしまいます。それは闇雲なパス&ランでも同じことです。

      詳しく自分の考えをまとめて話したいと思います。更新をお待ちください。

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