こんばんは、原田です。
YouTubeもメルマガも、定期更新をしていこうと、
メルマガのネタをメモったりしている今日この頃です。
チームセッションの際、指導者の皆さんと懇親会をさせていただくのですが、
そういう時が一番、いいメルマガのネタ(皆さんの現場に必要なテーマ)が生まれたりします。
お酒も入っている席なので、
「絶対にこれは忘れたくない!」
と、iPhoneでメモをとるようにしています。
そうこうしているうちに、メモが溜まりに溜まっています。
全て大事なことなので、一つひとつ記事にしていきますね。
僕の生活スタイルは、
・チームセッション(直接指導)
→指導者と選手と共に「大和籠球」を創り上げる時間
・チームセッションがない時
→PCで動画編集、チームセッションのまとめ、コミュニティの運営
という形になっています。
鹿児島→東京→長野と、連続指導を終えて、
今はこれまでの指導を振り返りながら、動画編集をしています。
それで、
今日、過去の映像を編集していたら、
自分の指導が恥ずかしくて見ていられなくなりました。
以前のメルマガで書いたように、
自分の映像を振り返ることで自分の課題に気づけるのですが、
もう、「見たくない」っていう状況でした。
明らかに選手の話をちゃんと聞いてない。
選手に問いかけたのに、相手の答えを聞く前から自分の考え(エゴ)を話そうとしている。
「これは指導者として酷いな…」
と反省しています。
指導者として、
僕がこの1年で最も変化があったのは、
「間の使い分け」
です。
「間」とは、
喋りの「間」
練習と練習の「間」
選手が考え事をしている「間」
選手に問いを投げかけた後の「間」
次のプレー(action)を繋ぐまでの「間」
です。
これは【和導】を立ち上げた後に、
情報発信仲間のハレルヤさんが僕に伝えてくれたことをきっかけに気づけたことで、
【和導】において、最も重要な「指導者スキル」の一つとして位置付けているものです。
過去の僕は「間」を嫌っていました。
問いかけて選手がすぐに答えなかったら、すぐに自分が思う答えを伝えてしまう。
練習と練習の間が空くと、
「次行こう次!(早くして!)」と急かす。
プレーとプレーの間が空くと、
「次!」「展開!」「フラッシュ!」と指示を出す。
そのことで、選手たちから「思考の余白(創造の余白)」を奪っていました。
「間」とは、日本の最も美しい概念の一つです。
西洋の建築や絵画が空間を装飾で埋めていく「足し算」だとすれば、
日本の建築(茶室や和室)や水墨画は、あえて何も置かない空間を残す「引き算」で作られています。
何もない「間(余白)」があるからこそ、
見る人が自由に想像力を働かせることができるのです。
指導において、「間」を潰してしまうと、選手から思考力を奪ってしまいます。
また、プレーにおいては、
選手が次のプレーを考えている「間」は、
ディフェンスに「?」を浮かべさせるために重要だったりします。
もちろん、どんな場面でも「間」を置けばいいか?というと、そういうわけではありません。
不必要な場面で「間」を置きすぎたら、「間延び」してしまいます。
練習がダラけたり、選手が思考優位になり過ぎてしまいます。
間を置かずに、
考える前に身体を動かして
技術を習得した方がいい場面もあります。
プレーにおいて、次の展開を指示して選手をサポートすることも大切なことです。
大事なのは、
「間」という概念
を理解して使い分けることです。
「間」を置くべき場面で、「間」を潰してしまったら、「間抜け」になります。
選手の中にある声を引き出す時、
選手に自分の意思で選択してほしい時、
「間」を置くことが大切です。
「間」は、選手の中で思考を深めている時間なのです。
「間」を置く必要がない場面で、「間」を置きすぎると「間延び」になります。
選手の中に答えがまだない時、
思考よりも身体で覚えた方がいい時、
「間」を置かない方がいいです。
「間」は、関わる相手の状況によって使い分けるものなのです。
・・・
今でこそ、こんなことを文字にして伝えていますが、
1年前の僕は、
「間」という概念も知らず、
「間」を恐れ、「間」を潰していました。
間を置くべき場面で、「間を潰す」とは、
「選手の可能性を潰すこと」と同義といえます。
皆さんは、指導の時に「間」を使い分けていますか?
どのような時に「間」を置かずに教育するか。
どのような時に「間」を置いて指導するか。
その違いは、明確になっていますか?
そして、最後に最も重要なことを一言。
「間」は、「最後まで話を聞けばOK」という話ではないのです。
仮に「間」を置いたとしても、
指導者の心が乱れていて、イライラしていたら、
その空気感は選手に伝わり、「間」は「圧」になります。
「問いを与えることで選手が考える」と言われますが、
その「問い」を与える指導者の心が乱れていたら、
「問い」は「詰問」になり、選手から本音が引き出されることはありません。
重要なのは、指導者の内側(心意体)です。
どんなにテクニックを学んで喋り方を変えたとしても、
指導者の内側(心意体)が乱れていたら、その乱れは相手に伝わります。
今のSNSとAI時代、テクニックはいくらでも学べるでしょう。
でも、本当に大切なことは、
指導者の内側(心意体)を正確に整え、
滲み出る「在り方」を整えることなのです。
綺麗事に聞こえますか?
そうかもしれませんね。
「また和導の案内か」
って思われるかもしれません。
はい、和導の案内です。
なぜ僕が毎回、こういった文章を書いて、
指導者の在り方が〜という話をしているのか。
それは、この【和導】という道が本当に重要だと思っているからに他なりません。
伝えたいことが溢れ出てくるのです。
指導現場に行くたびに、「間」の重要性を感じるからです。
そして、この【和導】という道が
これからの時代の指導者にとってだけではなく、
これからの時代を生きるすべての大人に貢献できることだと信じているから。
プリンストンについても、伝えたいことは盛りだくさんです。
共有したい指導動画もたくさんあります。
それも発信していきますが、
そういった技術・戦術をいくら学んだとしても、
「間」や「心意体の統一」がないと、相手には伝わりません。
伝わらないし、ズレたものになってしまいます。
【和導】では、「間」を必要に応じて使い分けるための
指導者の「心意体(在り方)」を正確に整える技法を伝えています。
文字だけでは抽象的に思えるかもしれませんが、確実に変化が起きる道のりを示しています。
(すでに【和導】を実践している方たちが、日々の指導で成果を出されています。)
日本の最も美しい美学と言える「間」。
僕もまだまだですが、
日頃の指導を振り返りながら
指導者として日々成長していきます。
共に学び、共に成長していきましょう。
それでは今日はこの辺で。
【和導】への参加は、こちらから。
◆和導招門(7日間の無料メール講座)
※9つの問いをお渡しします
https://utage-system.com/page/9tldLVLBOCN3
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
またメールしますね!
PS.
武学籠球の慎さんと新たに始める「和導ラジオ」、
9月16日(水)6:36~ Spotifyで配信スタートします。
気軽に聴けて、学びがあるラジオにしていきます。
お楽しみに!
PS.
キャッチ画像の美しい庭園は、「足立美術館」の庭園です。
庭園ランキングで23年連続日本一に選ばれている圧倒的な「生きた日本画」と呼ばれる庭園です。
島根で指導があった際、帰りに寄ってきました。
まさに「日本の美学」が詰まった最高の空間でした。

「庭園もまた一幅の絵画である」




