JBAが掲げる「Japan’s Way」を見て、正直に思ったことを書いてみました。

この記事は4分で読めます

こんばんは、原田です。

「バックカットが上手い選手やチーム、教えてほしいです!」
というメールを前回送ったところ、

富山グラウジーズのブースターさんから
「水戸選手のバックカットはピカイチ」
ということを教えてもらったので、
早速、グラウジーズの試合を見ています。

富山グラウジーズは、Princeton OffenseのChinを
部分的に使っているシーンもあったりしました。

全てのチームを見ることは時間的にできないのですが、
こうやって皆さんから教えてもらえると、ピンポイントで
バックカットについての映像を見つけていけるのでとてもありがたいですね。


あと、先ほど(ちょうど数分前)、

中学生の指導をしている方から、
バックカットをしているシーンなど
ハイライトを集めた動画を送ってもらいました。
(今は個別にやり取りをして意見交換をしています)


中学生でも、プロでも関係なく、
やっぱり、バックカットは面白いですね。




・・・と、


なぜ、これだけ「ばっくかっとばっくかっと」と、
僕(賢者籠球)がこだわっているのかという話を改めてしたいなと思います。


「バックカットの体系化」の案内文では、

「純粋に楽しいから、ぜひ多くの人に体験してほしい」

ということを書きました。


あれはあれで、本当にその通りです。

純粋にシェアしたいからシェアしていて、
まずやってみてほしいなぁって思っています。

やったら楽しさがすぐわかるので。

もちろん、難しいこと、上手くいかないこともありますが、
バックカットという選択肢があるバスケとないバスケだったら、
駆け引きの楽しさが全然違うのは確かなので、とにかくやってみてほしいですね。



・・・そんな感じでした、年末までは。


でも、2020年の年末、
ほんの数週間前ですけど、

鶴と久々に会って話をしたら、

「バックカットを体系化させる意味」

が、一段と広がりました。


大げさに聞こえるかもしれませんが、
人生を通してやっていこうと今は思っています。

「今までは違ったんかい。」
って言われちゃいそうですが、
今まで以上に強く思うようになった、ってことです。


そう思えたのは、
鶴が見せてくれた「鶴ノート」の内容が凄くて、

「これは日本の歴史に残していかないといけないやつだ。これを伝えずには死ねないな」

って直感的に思えたからというのと、


あとは、日本バスケットボール協会(JBA)の理念が関係しています。
(最近、Bリーグの話を出しているのはそのためです)


今年の春先、JBAがアップした

【第14回】「“Japan’s Way”に迫る!」

という動画の中で、

JBA技術委員長の東野さんが
こういうことを言っていたのです。
(元動画はこちらから )


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

       Japan’s Way
【日本が世界と戦うために核心となる戦い方】


 「常に先手を取り

    初めから最後まで
         攻め抜く」
 


世界との差を埋めるためには、
「フィジカル」「メンタル」「スキル」
を高めていく必要がある


オフェンスでは、ペイントをアタックすることが大切。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


・・・と。













「・・・え、これ、バックカットのことじゃん」







これを聞いて、そう思いました。


皆さんはどう思いましたか?



「日本が世界と戦うために核心となる戦い方」

常に先手を取り 初めから最後まで 攻め抜く



東野さんは、

「2016年の段階では、正直に言えば、
『フィジカル』『メンタル』『スキル』のどの分野を見ても、
世界のトップ12カ国と比べたら、日本の強みと言えるところはなかった」

と動画の中で言ってます。


それから4年経ち、
八村選手や渡邉選手の躍進、
Bリーグのレベルアップもあって、
確実に日本のバスケは進化しているので、
これらの差は縮まってきているのは、
結果を見ても明らかだと思います。


そこに、

「バックカット」

が加わったら、
絶対もっと強くなれるじゃん日本。


世界のチームと身体能力や体格の差があっても、
バックカットを、世界のどの国よりも深めれば、
世界にはない「日本だけの強み」になるんじゃないか。



・・・というのが僕の正直な感想でした。



「常に先手を取る」

バックカットを表と考えて、
常にオフボールマンの選手たちが
最初に「ゴールにカットをする」ということを考えれば、
それだけ相手に対して「圧」を与えることができます。


身体能力や身長、体格の差があったとしても、
タイミングを外して相手の背中をとることができれば、
確実に、位置的な優位性を作ることができます。

バックカット自体にパスが入らなかったとしても、
そこでズレが生まれるので、他のポジションにチャンスが生まれます。


バックカットを何回か見せると、

必ずと言っていいほど、
相手のベンチからは
「バックカット!バックカット!」
という声が出てきます。

プレーしている選手たちからも、
「裏!裏!」って声が出ることもあります。


それくらい、
「ゴール下をカットされる」
というのは、

バスケットボールマンとして
「やられたくないプレー」です。

本能的に声が出てしまうんです。


そういった圧を相手に与えることができれば、
バックカットを警戒して相手は引いて守ってくるかもしれません。

これは、
「引いて守られている」のではなく、
「引いて守らせている」という状況です。


つまり、自分たち主導で試合を進められているということであり、
これを言葉にしたら「先手を取っている」と言えます。

これは経験したことがある人なら
誰もが感じることだと思うのですが、
一度でもバックカットをされると、

その印象が頭に残って、
次からオフェンスが動き出すときは、

「またバックカットをされるかもしれない」

っていう気持ちになるので、
前に出にくくなります。


その時点で、相手の中には「迷い」が生まれて、
相手が動き出す瞬間、一瞬、動きが止まります。


動いている相手を振り切るのと、
一瞬、止まっている相手を振り切るのでは、
止まっている相手を振り切る方がズレは作りやすいし、

止まっている瞬間、
相手は、スピードもパワーも「ゼロ」なので、

その瞬間は、身体能力や体格の差は関係ありません。


ドライブやピック&ロールでも、
ペイントをアタックすることはできるし、
それも、もちろん、バスケの重要なプレーです。

ただ、

「”常に”先手を取り、初めから最後まで攻め抜く」

ということを考えた時、
全ての場面でドライブが成功するわけではないし、
全ての人がドライブやピック&ロールのダイブをするわけではないので、
「常に」というコンセプトは、なかなか体現しにくいです。

ドライブやピック&ロールだけだと。


でも、バックカットがそこに加われば、
「常に」を、より体現できるはずです。

ボールを持っていない時間の方がバスケは長いわけで、
バックカットなら、誰でも、能力や身長に関係なくできます。





・・・ということを、パッとイメージしました。


これができるかどうかはわからないし、
そもそも、必要なのかどうかもわからないし、
現実離れしたお花畑の話なのかもしれませんが、

僕は鶴のノートを見て、
東野さんが掲げたコンセプトを見て、

「あ、これだ」

って思いました。


東野さん、素晴らしいコンセプトを掲げてくれてありがとうございます。
賢者籠球でバックカットの体系化を進めます!

って思いました。



これが今、どのくらい価値があるかとはわかりませんが、
もうやらない理由はないなと。


鶴ノートや、賢者籠球で深めていることが、
もし僕が生きている間に全く評価されなくても、
いつか、数十年後とかに一人でも評価してくれて、
誰かに伝わっていったらそれでいいなぁとも思いました。

もう既に、賢者籠球を学んでいる人はたくさんいて、
このメルマガをここまで読んでくれている人がいるので、
そんなこと、もうないんですけどね。ありがたいことです。



僕が初めて見たNBAの試合は、キングスvsマブスでした。

当時のキングスは、みんなパスが上手くて、
キングスのオフェンスが大好きだったんですけど、

あのオフェンスを
アシスタントコーチの立場から作っていたのが
プリンストン大学のHCだったPete Carrilさんでした。



これを知った時は、ほんと驚きましたね。

「ああ、これが運命ってやつなのか」
と。

こういう言葉を使うと、
なんともぼんやりした話になっちゃいますが、


僕と鶴は、どうにもこうにも、
「Princeton Offense」と縁があって、
「バックカット」が話題の中心なので、
これからも僕らはこれにこだわっていこうと思います。


そうやって、一人ひとりが
自分が一番得意なものだったり、好きなもので
バスケを語って面白くしていけたら最高ですね。

スキルならスキル、
ドライブならドライブ、
フィジカルならフィジカル、
ミニバスの指導ならミニバスの指導、
・・・

なんでもありですね。


それが合わさったものが「Japan’s Way」なのかなと思います。


そんな僕らにとってのJapan’s Way、
バックカットを、ひたすら深めているのが
「バックカットの体系化」というコミュニティです。

これを載せるために、今回のメルマガを書き始めたわけではなかったんですけど、
流れ的に、最後にシェアしておきます。
「バックカットの体系化」への参加はこちらから


それでは、今日はこの辺で。

最後までありがとうございました!

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