全国常連の高校の部活が・・・

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こんにちは、原田です。

久々のメルマガになりましたが、
最近も、いろいろと学びだらけな日々です。

ちょうど、今から一年くらい前に、
高校を卒業したばかりの、とあるバスケットマンと出会ったんですが、
そのバスケットマン(今井くん)と最近はよく一緒にバスケをしていて、
その中で、僕が今まで学んできた武術を活かしたバスケとか、情報発信の視点、ストーリー(物語)の視点、日本の教育について・・・などなどを
今井くんに伝えながら、二人であーだこーだ話をしています。

今井くんは、なかなか壮絶な人生で・・・

中学までは県の選抜に選ばれる選手で、バスケットボールは大好き、上手い少年だったので、
高校は全国常連の高校に進学したのですが、その部活動で、なかなかの「闇」を経験します。

聞く話聞く話がかなりやばくて、
それが、全国の常連校だというのと、
まったく、表には見えていないところが
さらにやばいなって感じなんですが、

その部活の闇の全てを、今井くんは三年間経験してきました。

「事実だから隠す必要がない」
と、今井くんは言っているのですが、

下級生の時は、同期たちもみんな、
練習が嫌すぎて、部活前はウツ状態で、
バスケが楽しいっていう気持ちはないと。

本気で「死にたい」と呟いているそうです。
(今井くんはそれを更に深く感じていたとのこと)


今井くんは、その中でも特に、指導者から様々なことを言われて、
明らかに周りとの扱いが悪かったり、ほんとに、大変だったそうです。

それこそ、
「お前は顔から負のオーラが出ている」
と、入部してすぐ言われるとか。

それで、三年間、ずっと「怒られ役」だったそうです。

僕はその場にはいないので、実際に見ているわけではないし、
もしかしたら指導者の方にも考え方があって、そうしていたのかもしれませんが、
実際に体験した今井くんの話を聞いていれば、それが嘘ではないことはよく伝わります。

じゃなきゃ、さすがに書けません。


もちろん、視点次第では、
それを引き出していたのは今井くん自身の態度だったり、雰囲気だったのかもしれませんが、
そもそもの個性や意思を尊重する前に、好き嫌いで判断されてしまっていて、
対等な立場で、指導者と選手という関係性にすらなれていない状況だったので、
指導者としての、そもそも論の話だとは思います。


そんな感じだったので、

チームメイトたちにも迷惑をかけるし、
バスケが嫌いになってしまうのも嫌だし、
部活をやめようとしたけど、それすらもできないという。

それが一番つらかったと、今井くんは言ってました。




・・・と、

いろいろと、闇の部分を話せばいくらでも話せてしまうのですが、

今井くんは、当時を振り返って、
「(自分が変わる)チャンスだった」
と、今は考えています。

結果、あとから振り返ったら、の話で、
当時はもちろん、そんなこと考えられるわけありませんが、

それを乗り越えた結果、
今は、その経験があったからこそ、
「アメリカに留学をして、コーチングを学ぶ」
という目標ができ、0から英語を独学で勉強して、合格点を取り、
来年の1月からアメリカに四年間留学することが決まりました。

※僕もその指導が絶対悪だとは思っていませんし、
それを無くすためのデモ団体を作りたいわけでもありません。


僕と会った当初は、
高校時代の闇の経験が強すぎて、

「絶対、見返してやる!!」

っていう、承認欲求からアメリカに渡ってBIGになるという夢を持っていて、
当時を振り返ると、自分でも孤独で辛かったと言っていました。


あれだけの経験を高校でしてたら、そりゃそうなるよな・・・

って感じなんですが、

そのエネルギーで行動していたら、
絶対に、人生がおかしくなるだろうなと思ったし、
僕自身も、そういう風に目標設定をしていた時期があったので、
「そのまま行くと、どういう未来になってしまうのか?」
ってことを、少しずつ、伝えました。


その結果、

今は、承認欲求から解放されて、
その闇の経験の全てに「意味があったんだ」と思えて、

「本当に自分がやりたいことって、なんなんだろう?」

という問いを自分にして、
アメリカに留学する目的も変わり、
今は、とてもいい状態でバスケに向かえてます。


これは僕がすごいとかそういう話ではもちろんなくて、
ただ、僕が今までの人生で歩んできた道のり、学んできたことが、
今井くんの人生と重なるところが、たまたま凄くたくさんあったというだけの話です。

それを、ただシェアしたという感じです。


だから、僕にとっても、
今までの自分の失敗が無駄じゃないと思えたし、
バスケットボール以外の視点を学んできて良かったなと思えて、
お互いにとって、”ちょうどいいタイミング”だったんだと思ってます。


僕は、
「ネット上に、バスケの学校を作る」
ってことを情報発信を始めた時にイメージしました。

バスケットボールの技術や戦術を学べる場を作ることは、前提として、
そのうえで、学校では学べない分野を、バスケを通して楽しく学べる場を作りたい。


そう思って、今まで発信をしてきて、
今は、それを形にするために準備をしています。


そのうえで、今井くんと知り合えたことは、すごく大きくて、
今まで自分が学んできたことの全てを共有していける情報発信仲間として、
今後も、いろいろな活動のお手伝いをしてもらいながら、一緒にバスケを深めていきたいなと思います。


僕は、今、

武学籠球の慎さん
賢者籠球の鶴

と一緒に活動をしていて、
毎日、3人でコミュニケーションを取っていますが、
僕は慎さんや鶴のように、面白い視点を持っている人を広めていくことが
最も得意で、自分がやるべきことだと思っているので、

いま、今井くんの経験を伝えているように、
これから先も、いろいろな人と関わっていき、
その人が持っている経験、面白い視点を伝えていく人になりたいと思います。


そうやって関わる人たちを紹介していき、
一人ひとりが「先生」となり、「授業」をしていき、
結果、いろんな面白い先生たちが集まる学校を作る。

それが今、僕が目指しているネット上のコミュニティです。


今、Youtubeが主流で、芸能人もどんどん参入してきていますよね。

バスケットボールの発信をする人もたくさんいます。

それぞれが、それぞれの個性を出して、
それぞれのコミュニティを作っている時代だからこそ、
僕は僕なりの形で、色んな人を紹介していける場を作ります。


バスケが上手くなる技術とか戦術はもちろん、

もっと幅広く、
色々な分野を学べて、
「バスケをしてたら賢くなれて、面白くなった」
っていう人を、もっと増やしていきたいなと思います。


最近は、今井くんと1対1をしまくってましたが、
その中で、武術のこと、日本のことを話す機会が多く、

「武術を学ぶなら、慎さんのところに行くのがいいよ!」

ということで、慎さんのところに今井くんと行ってきました。
先週の土曜日の話です。



今井くんは、富山からの帰り道、

「人生が変わった日になった」
「日本(自分)のことをもっと学びたい」
「アメリカに行って、この面白さを伝えたらどうなるんだろう?」
「まだ部活を辞めてから2年しか経ってないのか、もう30年くらい経った気がする(笑)」
「なんか、まだ現実じゃないみたい(映画を観ている感覚)」

だと、呟いてました。

それだけ濃い時間を過ごしている
ってことですよね。

単純に計算して、
2年が30年に感じるってことは、
1日24時間が15倍の”360時間”になってる
ってことですよね。

話を聞いていても、そのくらいの経験をしているなと思えます。
それでこれから海外で学んでくるのですから、これからが楽しみでしかありません。


今井くんは、全国常連の強豪校出身なので、
それこそ、日本を代表する大学に進学している先輩や同期も多くいるし、
そういった繋がりもあるので、そのレベルの人たちの上手さと、日本人が培ってきた武という世界を掛け合わせたら、
どんなことになるんだろう??と、とても楽しみにしていました。

そして、今、日本のバスケットボールは世界から学んでいる状況で、
様々な視点が海外から輸入されて、日本全体がレベルアップしていますが、

そこで、今井くんが
「アメリカにバスケを学びに行く」と同時に、
「アメリカに、日本の武の世界を伝えに行く」ことで、
2つを掛け合わせるということをしてくれます。

どの人が一番とかなく、

一人ひとりが、自分の闇を含めた経験を今に繋げていって、
それがその人の個性になり、それを発揮していけると最高ですよね。


で、それを全部、統合させる。足し算する。


そんなわけで、最近はいろいろと発信することが盛りだくさんなのですが、
ようやく、こちらでもメルマガを書けて良かったです。
(今井くんが経験したような部活の闇とかについて、僕が今どう捉えているかとかは、またブログとかでまとめようと思います。)

このことを書けたので、
今、計画している新しい企画についても、
共有していきますね。


慎さんとのバスケでは、
ほぼほぼ、バスケをしませんでした。

最近、今井くんとバスケをしてますが、
「バスケをする前に、身体を整えないとね」
ってことで、そういう練習を先にしてます。

それが気づいたら1時間くらい経ってて、
「あれ、体育館とってゴール出した意味なくない??」
って、毎回なってます(笑)


でも、身体が整っていない状態でやるバスケの練習10時間と、
身体が整っている状態でやるバスケの練習1時間は、質が全く違うし、その後の成長もまるで違うとわかっているので、
気にせず、ボールを使わずに身体を整えてます。

ほんと、バスケと人間の身体、情報発信は、面白いの一言なので、

こういうバスケが、今でいえば、
「コロナ」っていう情報と同じくらい、
世の中に広まっていくといいなと思う今日のこの頃です。


時間は限られているので、もっと本気で情報発信に取り組みます。

是非、これからの発信を受け取ってください。
かけてもらった時間を無駄にしないよう、やれることやっていきます。



それでは今日はこれで。

ありがとうございました。

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