こんばんは、原田です。
今、友達がゲームにはまってます。
「BeatSaber」
というゲームです。
友達曰く、
「汗だくになった」
とのことで、何それと思って見てみると、
何やら、VR(バーチャルリアル)のゲームらしく、
自分が持っている二つの剣(Saber)を使って、
前から飛んでくるブロックを切っていくというものです。
音楽に合わせてやるリズムゲームみたいな感じです。
これをやっていたら、汗だくになったらしい。
前からこういうVRのゲームって出ているのは知っていたんですが、
汗だくになるくらいのものがあるってのは初めて知りました。
ゲームも進化していますね。
僕は大学一年生の時に
ゲームからは卒業したのですが、
「このゲーム、面白そうだなぁ。やってみたいなぁ」
と思うことは何度かありました。
大乱闘スマッシュブラザーズは、
小学生から大学一年まではまっていたので、
最新のやつやりたいなぁとか思うし、
あと、マリオで
ステージを自分でつくれて、
世界中の人が作ったステージを遊べる
っていうやつもありますよね。
あれもやりたいなぁいつか。
そんなことを思いながらもゲームからは離れているんですが、
今回の友達の汗だくを聞いて、
これから先、ゲームの価値は変わっていくんだろうな
と思いました。
今は、
「プロゲーマー」
という職業もあるくらいですもんね。
有名なプロゲーマーに、梅原大吾さんという方がいますが、
梅原さんは、格闘系のゲームを仕事にしていて世界で活躍しています。
今、バスケができなくて
自宅にいる学生は多いと思います。
僕は、
「スポーツマンはゲームやるよりもスポーツをした方がいい。
家でグダグダしてゲームをするくらいなら何か勉強したりした方がいい」
っていう意見ですが、
梅原さんのことを知ると、
また違った考え方になれますね。
梅原さんは、小さい時、
自分がとにかくゲームに夢中になることに対して、
「いいのかな、ゲームばっかりして…。なんか、このままだとダメになる気がする。」
という気持ちがあったみたいです。
ずっとゲームをしている子供がいたら心配になるのが親だと思うし、
やっぱり、「ゲームよりも勉強しなさい!」と言われるものだと思います。
でも、梅原さんの父親は、
「大吾が好きなことには一切口を出さない」
と決めていたそうです。
それは、梅原さんの父親自身が
小さい時に、親から好きなことをさせてもらえず、
「そんな遊びやってる暇があったら真面目に働け!」
という風に言われてきたから、
息子に自分と同じ思いをさせないように、
と思っていたといいます。
それで、梅原さんはゲームに夢中になれて、
結果、それが人に影響を与える仕事にまで発展しました。
一つのことを究めていくと、
たとえ、それがゲームだとしても、
いろいろな人に影響を与えるものになる。
というのを、梅原さんは示してくれていると思います。
大吾さんを有名にした戦いに
「背水の逆転劇」
と呼ばれる一戦があります。
これは格闘ゲームの世界大会準決勝での出来事なのですが、
絶対に逆転不可能という状況から奇跡に逆転をしたという試合です。
この試合です。
50秒で見れるので、
ちょっと今見てみてください。
・・・
これ、最初見た時は
何が凄いのかさっぱりわからなかったのですが、
とにかく、めちゃくちゃ盛り上がっているのだけはわかる。
もはや、スポーツ並みです。
というか、
ゲームがスポーツになった瞬間
っていえるんじゃないかなというくらい
会場にいる人が熱狂しているし、
見ている自分も感じるものがあります。
で、何が凄いのか。
コメント欄をみてみると、
親切に解説してくれている方がいます。
引用させてもらいます。
「ブロッキングの成立条件は、レバーを前か下に入れてから6~10フレーム(0.1~0.16秒)以内に相手の打撃が自分にヒットすること(×鳳翼扇のヒット数17)。
更に鳳翼扇の初段をブロッキングするためには、発動直前に「先読み」で入力するか、発動直後に1フレーム(60分の1秒)の猶予で入力しなければならない。
これをこの大舞台で決めたとあれば、伝説以外の何物でもない。」
・・・な、なるほど。。
これは凄い。
実際やると更にやばさがわかるんだと思うけど、
この解説を見るだけでも、この一戦が
奇跡で伝説だというのが伝わりますね。
何よりも、この熱狂している会場を見れば、
細かいことは知らなくても、凄いことがよくわかります。
コービーも言っていましたsが、
やっぱり、どれだけ周りの人に影響を与えているか?
っていうのが大事だなと改めて思わされますね。
これは、もはやスポーツだし、
プロだというのが伝わってきます。
スポーツもゲームと同じように、
「遊び」でしかないですよね。
本来は。
今、スポーツは
「不要不急」に分類されているし、
食のように、生きる上で絶対に必要なもの
とは言えないと思います。
でも、やっぱりスポーツは必要だし、
スポーツをやりたいってなりますよね。
だいぶ前から、
「遊びと仕事の境界線はなくなっていく」
ということが言われている時代ですが、
これから先、AIが進化したり、
働き方が変わっていけば、そういう仕事は増えていくだろうし、
その時、スポーツの価値は今以上に上がっているはずです。
先のことはわからないですけど、
友達のゲームの話を聞いていると、
VRのゲームはどんどん進化していくだろうし、
それを仕事にしていくような人も増えるかもしれないし、
スポーツをする人も、
「ゲームを通してスポーツをする」
という選択肢が今以上に増えて、
体育館でバスケをプレーする
以外にも色々出てきそうですね。
そういえば、NBAのゲームも今は凄いらしいですね。
これも、僕の友達から聞いた話ですが、
僕の友達(バスケ経験者)はゲーム上でチームを作っていて、
チームメイトの中にはバスケをしたことがない人が何人かいるらしく、
そのチームメイトたちにバスケを教えるために、
一緒に焼き肉を食べてミーティングを開いたそうです。
わざわざ東京から長野に来て、ゲームの世界で勝つためにバスケの勉強をする。
焼き肉を食べながら。
で、その焼肉ミーティングの後、
バスケ未経験者のチームメイトたちが上達して、
チームは強くなったそうです。
いやー、僕がゲームから離れている間に凄い世の中になっているんですね。笑
ほんと、ゲームとリアルの境目がなくなってきて、
よりリアルのスポーツの価値が上がっているのかなぁと。
いや、
リアルもゲームも進化しているので、
スポーツの価値が上がっているってことですね。
梅原さんのことを考えると、
スポーツもゲームも一緒だなと思うし、
あれだけ見ている人を熱狂できるものや、
見ている人に影響を与えるものがスポーツにはあるし、
そういうところが良いところだなぁって再確認できますね。
梅原さんの本は、
『勝ち続ける意志力』
というものです。
スポーツに活かせる面白い視点がいくつもあるし、
ゲームの考え方、遊びや仕事、これからの社会についてなど、
そういったところまで学べるので、お勧めの一冊です。
是非読んでみてください。
僕は、自分自身が
スポーツという遊びを仕事にしている人間なので、
梅原さんの話はとても共感できるし、勉強になります。
それに、
これから先、
AIができないような遊び、
人間にしかできないことが
仕事になっていく社会になるはずなので、
そういう人を増やしていく活動もできたらいいなと思っています。
それでは今日はこれで。
大乱闘スマッシュブラザーズとマリオは、いつかやりたいですね。笑
PS.
なんだか、バスケの話が全然ないようなメルマガに今日もなっちゃいましたが、
僕はバスケの技術とか戦術とかを考えて、実践して、深めていくのが一番好きです。
でも、それだけというのも嫌なので、
バスケットボールっていう枠を広げていけたらなぁ
と思って、今日のような内容になりました。
梅原さんの考え方や生き方は参考になるし、面白いですからね。
今、バスケの技術的なことは
20個以上、解説動画を撮ってあるし、
過去のものを集めたら数時間分あるので、
そちらも今週末あたりからGWまでの期間で公開していこうと思っています。
コロナでバスケができない今こそ、ネットで勉強ですね。
今までいろいろな講座をやってきたりしましたが、今後は、
・バスケのコミュニティ
・情報発信のコミュニティ
という2つの軸で発信をしていきたいなと今考えています。
これは、このメインメルマガで
一から伝えていきたいと思っていたことです。
最近は、バスケのコミュニティの方で
意見交換や参加者の方が考えるバスケのコツをシェアする
ということも行われてきているので、とても面白いですし、
僕がやりたいと思っていたことに少しずつ近づいてきました。
ネットを使って、みんなでバスケを深めていけるといいですよね。
今日の梅原さんのように、バスケ以外の視点も学んでいきながら。
やること、どんどん進めていきます!
PS.
そうだ、今日はこれを紹介しようと思っていました。
武学籠球の慎さんと4年くらい前に立ちあげたコミュニティです。
慎さんがまだ古武術という分野を発信していた時に、
一緒にコミュニティを運営しようということでつくったものです。
なので、今の慎さんが発信している武学という枠組みから考えたら狭い世界にはなるのですが、
でも、この時の慎さんにしか話せない言葉というものがあって、
今見ても、とても勉強になります。
もともと、僕らは、
「数年後に見返しても学びになるようなものを。」
と思って、この時も、今も発信をしているので、
4年前の情報でもタメになることがあるはずです。
(内容は少し修正を加えて作り直されています)
名前こそ、
「中二病か?(笑)」
と知り合いからツッコまれたことがあるほどのものなんですが、
当時の僕らの脳みそからは、この言葉しか出てこなかったので許してください。
二日に一回のペースでメルマガが送られるので、
もし興味があれば今からでもご参加いただけたらなと!
『武学籠球の慎さんと運営していたコミュニティ』
運営していた時に参加していたという方、
あれから、だいぶ僕らの考え方も変わって発信の仕方も変わりましたが、
今も変わらず、発信を受け取っていただき、ありがとうございます。
より進化した発信を、
これからもお伝えできるように
勉強をし続けていきたいなと思います。
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