コロナがバスケットマンに伝えていること。

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こんばんは、原田です。

まず何を話すにしても、
「コロナ(コロナショック)」
について話さないといけませんね。

ただ、今日一日では無理なので、
時間がとれる明日、きちんと僕なりにまとめて、
僕が今回のコロナ(コロナショック)をどう受け止めていて、
バスケットボールの情報発信者として、何を伝えていきたいかを
まとめたいなと思っています。


今、ずっと自粛が続いています。

もう様々なところで言われていることですが、
今回のコロナは、もちろん感染力や症状も気にしないといけないですが、
「世の中の経済(エネルギー)が回らなくなっていること」
についても考えないといけないと僕は思います。

今回のコロナは、
誤解を恐れずに言えば、
インフルエンザのようなウイルスであり、
今、メディアが感染者が出るたびに報道しているので、
「コロナ=怖い」というイメージがついてしまうのですが、

日本で年間、何万人が自殺しているのか。
日本で年間、何万人がインフルエンザにかかっているのか。
世界で、毎日どれだけの人が食料がなくて亡くなっているのか。

そういったことを考えると、
今の報道を、どのように受け止めないといけないのか、
今の状況を踏まえて、僕らはどうしていかないといけないのか、
ということが見えてくるように思います。


前のメルマガで、
「コロナをきっかけに、情報の受け取り方を見直す必要がある」
というようなことを書いたのですが、
僕自身もそれを感じているし、
僕はそれをバスケットボールの情報発信を通して伝えていくことが
自分がやっていくべきことだと思っています。

もちろん、バスケの技術的なこととか、
そういう具体的な話もしながら。


今、学生たちの活動が自粛しているので、
多くの場所で、練習も大会もできない状況が続いています。

学生にとっても、
指導者にとっても、
とてもつらいというのは、
プレーも指導もしている僕はよくわかります。


バスケって、衣食住とは違って、
「ないと生きていけない!」ってものではありません。


でも、やっぱり、
バスケがないと物足りないし、
バスケがやりたいってなりますよね。

バスケ以外にも面白いことはたくさんあるし、
バスケだけが人生じゃないとは思うんですが、

でも、やっぱり、
バスケがあった方が楽しい。


部活ができない、
大会が中止になるとなると、
「バスケをする意味がない」
ってなる人もいると思います。

でも、今の状況をきっかけに、
「自分がバスケをする目的」
を考えるべきなんじゃないかなと思います。


自粛というのは、「何もしない」ということではありません。

自粛している間に何もしなければ、
今まであった価値がストップするので、
世の中は回らなくなって、どんどん下降します。

経済でいえば、どんどん不況になるし、
身体でいえば、どんどん不健康になるし、
バスケでいえば、どんどん下手になります。

日々退化です。



今まであった価値がなくなるのなら、
その分、新しい価値を生み出さないといけません。



バスケの話になりますけど、
僕は、自分が衰えたと感じた時、
バスケを辞めてもいいなと思っています。

やっぱり、やるからには上手くなりたいじゃないですか。

ミスをするとか、
「ああ、あのプレーはダメだったな」とか、
「昔はあのプレーできたけど今はできないな」とか、
そういうのは、衰えたとは考えていません。

ミスしても、失敗してもいいんです。

ただ、僕が「衰えたな」と思う時は、
たぶん、「次につながるものが何もないと感じた時」だと思います。

まだ、その時になっていないのでたぶんなんですが。


たとえ、ミスをしても、
今までできていたことができなくても、
その代わりに、新しい発見があったりするし、
「次は今回の反省を活かして、こうやってみよう」
って考えるので、”次の方が前よりもいい”と思いながらやってます。

それでたとえ、次がまた上手くいかなくて、
前よりもいいと言えなかったとしても、
でも、少なくとも、
「次の方が前よりも良くできるはずだ」
って思えたら、それでオーケーだと思ってます。


この前、めちゃくちゃひどい捻挫しました。

一ヶ月くらい前です。

大学生の練習に参加して5対5をしているとき、
ユーロステップを踏んだら、相手の足に乗っかってしまって。
(つまり、ユーロステップは相手に読まれて成功していないということです。笑)


あの瞬間、
今までできていた動きができなくなったし、
一か月間、バスケがまともにできなかったので、
「身体は衰えた」「バスケの技術も衰えた」と思えるんですけど、

僕の中では、
あの捻挫があったので、
・ミドルシュート練習しよう
・ステップを強く踏みすぎないようにしよう
・相手をきちんと見て判断できるようにしよう
・よし、情報発信の時間が取れたゾ
と思えました。


こういうこと、
今回のコロナもそうですけど、
自分じゃどうしようもないことと、
自分でどうにかできることがあるわけで、

怪我も、今回のコロナも、
起きてしまったことはどうしようもないから、
「〇〇のせいで・・・」と考えるよりも、
「〇〇のおかげで・・・」と考えた方が
絶対、その後、良いことあると思うんですよね。

別に運命論?的なものをいいたいわけじゃないですよ。
そもそも、運命論が何かすら僕は知りません。笑


ただ、そういう風にとらえたら、

今まであった価値がなくなった分、
新しい価値が生まれる(見つかる)と思います。


そうしたら、衰えることはありません。

今は一時的に動けなくても、
その分、復活したときに前よりも良くなっている
ってことになりますよね。


誤解していただきたくないのは、
もちろん、「コロナのおかげで」といって、
今回のコロナ自体を良いものと捉えているわけではありません。
実際、世界中で大変なことになっているのは変わりないからです。



ただ、僕が言いたいのは、
コロナでバスケができない今、

新しい何かを自分でつくる必要がある

ということです。

そうしないと、ただ時間が過ぎるだけ。
ただ、バスケできないから家でゴロゴロしているだけだったら、
経済もですけど、自分の身体も、人生も退化してしまうだけなので、
日々進化していける何かを探していきましょう、という話です。


僕はそう思って、いろいろやってます。

自分の情報発信やバスケをやってる目的などは大きくは変わらないのですが、
今回のコロナで、よりそういった自分の発信やバスケについて考えるようになりました。


部活ができず大会が中止になると、
「バスケをやる目的がない」
ってなる人も多いと思います。

逆に言えば、
その気持ちがあるということは、
「大会を通して、自分(たち)のバスケを見せること」
に意味を見出していた、ってことですよね。

勝ちはスポーツマンなら目指すのは当然ですが、
「勝つことで、どうなりたいか」
「プレーすることで何を表現したいか」
というところを考える必要があるし、
たぶん、今感じている「バスケがしたい」という気持ちには、
そういった部分が少なからず含まれているはずです。


今はそういったことを考えるタイミングなのかなと思います。


そして、経済の方を話すと、
今日一通では話しきれないのですが、

今回のコロナをきっかけに、
僕らは、経済の循環を考える必要があるし、
数年前からずっと言われていた「AIが発展した後の社会」について、
働き方や世の中の仕組みが変わるであろう、これからの時代の「生き方」について、
考えていく必要があると僕は思います。
(僕もまだまだ勉強不足なので勉強します。)


バスケがなくても生きてはいける。

でも、ただ生きていてももったいないし、
やっぱり、バスケがある方が楽しいし面白い。


やっぱり、バスケがないと生きていけない。

これは、僕のようにバスケットボールを仕事にしている人には直接的に当てはまることなので、
「バスケで飯を食っていく」ということがどういうことなのか、自分は何を生み出しているのか、
というのを考えることにもなるのは当然なのですが、
例え、直接的に、バスケで飯を食っていなかったとしても、
バスケを通して繋がっている人間関係や今まで選んできた人生の選択肢を考えたら、
間接的に、誰もが「バスケがなかったら今の人生はない」と言えるはずです。

だから、バスケが今に関わっているのは変わりないと思います。

自分の今を振り返ってみた時、
バスケがきっかけで生まれたものがどのくらいありますか?

身近な人間関係、身の回りのもの、自分の思考。


あらゆるものが、
「バスケがきっかけで生まれている」
といえるのではないでしょうか。

それだけ、バスケは価値を生み出しているということですよね。


じゃあ、その価値がストップしている今、
新しいものを創っていく必要があります。

今までの自分を見直す必要があります。



そんなわけで、
僕は今日も明日も、
「バスケで生み出せる価値(面白いもの)」
をつくっていきたいなと思います。

コロナ関係で書きたいことは書ききれていないのですが、
明日、自分なりにまとめて、引き続きメルマガ書いていきます。



それではまた!

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