令和にもなり、
時代が変わる節目ということで、
新しい活動をしていきたいなと思います。
やることはとてもシンプル。
実際に、フォロワーさんにお会いして、
僕が学んできたことをお伝えして、一緒にバスケをやりながら、
バスケについて語って、面白いバスケを一緒に創っていくということです。
バスケを伝えながら一緒に勉強する場を創りたいと思っています。
全国を回りながら参加者にお会いして、
力勝負では限界を感じている選手や指導者に対して、
力では到達できない世界というのをお伝えしていって、
そこから、力を使うバスケの良さも掛け合わせてたりして、
よりバスケットボールが面白いスポーツに進化していくように、
それを通して、教育に繋がる学びも得られるようにしていきたいと思っています。
今の自分が持っているものを全力で伝えて、
応援していただけるような活動にしていきたいと考えています。
(詳しいことは今、別のページでまとめているところです)
その体験会みたいな形で、
第0回の勉強会を開いてきました。
まだ始まっていないので第0回とします。
どんな内容なのか?
というのが少しでも伝わるように、
動画を撮影して、参加者には感想を書いてもらいました。
母校の大学生で興味がある学生に伝えてきました。
(クリニックという言葉が何となく好きではないので「勉強会」という言葉を使います)
その感想を今日は紹介したいと思います。
これは僕が師匠から学んでいることなのですが、
同じようなことを伝えていても、僕がしてきた経験とか学んできたことは、
師匠の慎さんとは違うものがあって、それが個性になると思っているので、
僕は僕なりの視点で、武術や武術以外の学んできたことを伝えていきたいと考えています。
(ありがたいことに、慎さんも「どんどん広めていくべし!」と応援してくれています)
また、僕にあって慎さんにない個性は、
賢者バスケという発信仲間の鶴と行っている活動の視点、
Princeton Offenseやバックドアカット、パス、チーム指導などもそうですし、
情報発信を通して学んできた物語の視点とか日本の視点とか、いろいろとあります。
慎さんから学んでいる武術も、
僕が今までやってきたドリブル練習や走り込みと掛け合わせたり、
一番弟子なのに、なかなか自分の身体で体現できなかった経験などもあるので、
より最短経路を僕なりの言葉でお伝えしていけると感じています。
もちろん、師匠の慎さんにはかなわないところはたくさんあるし、
慎さんから学びたいという人は慎さんから学んでいくと良いと思います。
それぞれができることを精一杯、
自分がもっているものを全力出しきるのが
個性を発揮する一番自然な方法だと思っています。
さて、今日紹介する感想は、
僕が師匠の慎さんと対峙する時に感じることとほぼ同じです。
なので、これは(当然ですが)自分が凄いとかそういうことを伝えるために載せるのではなくて、
一人でも多くの人に、武術を面白さ、バスケットボールの面白さを伝えるために載せていきます。
力だけでは限界を感じているバスケットマンに、
もっとバスケが上手くなりたいと思っている選手や指導者に、
少しずつ、自分なりの視点を実際にお伝えしていきたいと思います。
これまではネット講座で完結することが多く、
また、慎さんと鶴の案内役という立場だったので、
自分の発信というものがなかったのですが、
それは、発信仲間の二人と関われば関わるほど、
自分が持っているものがちっぽけなものに思えていたからです。
だから、案内人に徹して、むしろ参加者の一人として学んできました。
ただ、そうしているうちにだんだんと、
自分にしかない価値提供の形が見えてきて、
慎さんと鶴にはかなわない中途半端な立ち位置だと思っていたけど、
実は、二人から直接学んできたことで、二人の視点を掛け合わせる、
武術と賢者の視点をわかりやすい表現にして伝えていく力というのが身に付いていました。
武術も賢者も、慎さんと鶴には及びません。
でも、自分なりの経験を踏まえて、
その両方の視点を掛け合わせていくことは、
直接、二人から学んでいる自分しかできないということに気づき、
それが自分ができることやるべきことだと感じています。
それで、今回は武術についてです。
(賢者の視点はすでに今回の大学生たちは身に付けているので)
慎さんもよく言いますが、
「凄いのは師匠や武術ではなくて、
それを誰でも体現できてしまう人間の身体と、
それを今の時代にまで伝えてきた先輩たちの発信力」
ということですね。
まずは、前回も紹介した大学生の感想。
まずOFとDF通じて、対したときにあまり強そうに見えないというのが第1印象でした。特にプレッシャーをかけてくるわけでもなく、スピードやパワーなどフィジカルに脅威があるわけでもない、なんか勝てそうかも、と思えるくらいでした。事前に見たことのある動画でも、特に目立ってすごいスキルとかがあるわけでもなかったので、勝てるだろうと思って1対1に臨みました。
まずは自分がDFをしていて、最初に何回か抜かれてしまったときは「今のは俺が集中してなかった。気を抜いてた。」と思っていましたが、その後しばらく続けていても同じように抜かれてしまいました。止めようと思っても、気づいたら抜かれているという感じです。これは気を抜いてるとかそういう話じゃなさそうだと薄々感じ始めました。そして、いつもならもっと予測しながら足を動かしてDFできるのに、いつもならこれぐらいのスピードなら止められるのに、という気持ちがやりながら段々と強まっていきました。今まで強い人と1対1したときに味わうような、「抵抗しているのに全て跳ね返される、その上をいかれる」という感じとは全く違い、「抵抗するきっかけがつかめない、全力で止めようとしても全力を出す前に気づいたらやられている」というイメージです。
やっていた中でも1番衝撃を受けたのは、ドリブルでインサイドに押し込むプレーです。自分と同じか自分より背の低い相手に押し込まれたことは今まででほとんどなかったのですが、今回は何回も何回もスリーポイントラインからゴールの真下まで押し込まれました。この時も、力を入れて踏ん張ろうとしても力を入れる暇もなく押し込まれてしまう感じです。かなりショックでした。
普通にDFしていたら抜かれる、かといって離して守っていると簡単にシュートを打たれたり押し込まれたりする。動画の途中でも口に出してますが、「本当に止めようがない」とういうのがやってる最中の気持ちです。なぜかというとなぜやられてるか全然わからないからです。今までの経験から考えて対策を練られるような抜かれ方、押し込まれ方ではないのでどうやって止めればいいか結局最後までわかりませんでした。自分がOFの時も、いつものOFをしている気がしませんでした。というよりは段々とさせてもらえなくなりました。最初はドライブで抜いたり外からシュートを決めたりできたのですが、時間が経つにつれて全て読まれてる感じがして、何もできなくなってしまいました。1番やりづらかったのは、こちらがジャブステップやシュートなどのフェイクをしても、全然動かないというところです。自分の動きに対して1,2歩ちょこちょこっと動くだけ。かといっていきなりスピードでドライブしたりシュートを打ったりしても、そこに対してはこちらが動いた分だけしっかりとついてくる。これはもう全て動きが読まれているとしか思えない感じがして、最後の方は何をすればいいかわからなくなってしまうほどでした。この、「相手が動いた分だけ」というのが重要なのではないかと思います。必要以上に動かない、無駄がない、ということです。簡単な話ではないですが、そうすれば相手の動きに振り回されることもなく、最小の動きでDFできると思います。そのようなことに気づいた時、最初「あまり強そうじゃない」と思っていたのも、逆に全てを見透かしているような不気味さに変わりました。
今回の1対1で体験したことは、今までのバスケと全く違う感覚のもので、体感しないと絶対にわからなかったことだと思います。後で動画を見てみても、なんでこんな簡単に抜かれてるんだろう、なんでこんな簡単に押し込まれているのだろうということはわかりませんが、自分の中では体感したイメージが確かに残っているので、武術の不思議さや凄さにとても興味が湧きました。バスケをしている人にはできれば1度経験して味わってみてほしい体験だったなと思います。ありがとうございました。
そして、これが今回の勉強会の感想です。
自分の動きやすいスタンスの状態を探すところから始まりましたが、今まで目線や胸骨、腰、足の開き具合、と1つずつチェックしたことはなかったし、そのような調べ方があるというのも知らなかったので、今日はじめて自分の動きやすい状態がどんなものか指標のようなものがわかったと思います。調べてる時に少しの目線や腰の角度の違いで、力の入り方に大きな差が生まれてしまうということを実感でき、ステイローだけがディフェンスの1番いい形というわけではないというのが経験できた瞬間だったと思います。また、のちに教わったディフェンスもオフェンスのポストプレイも全てこの姿勢が繋がっているということもわかりました。
1対1のDFでは、相手の正中を見極めること、無意識反射をなくすことを主に教わりました。どちらかというとOF側に立った時にわかりやすかったのですが、相手の正中から一足分でもズレると抜こうとする方向が無意識に変わるということが体感できました。また、前にも感想で書きましたが、無意識反射をなくすことで無駄な動きがなくなり、OFからしてみるとフェイクに引っかからない、見透かされているというような印象を与えられることも今回改めて感じました。正中に立つ、あえて正中からズラして抜かせる、無意識反射をなくしてムダな動きをなくす、相手を迷わせる、今回学んだことは1対1でOFが攻める側なのに、DF主導になっているところが面白いところだと思います。今まではDFは予測とカンだけで行なっていたところを、そのような視点も取り入れてDFして相手を意図したように動かせることが多少なりともできたなら、今まで感じたことのないDFの面白さが見つかるのではないかと思います。
OFではドライブの前のピボットから始めて、相手の正中から外れた瞬間を狙うドライブを練習しました。力を入れて床を蹴って抜くドライブとは違い、スピード感がなくても相手にはいつ来るか予測しにくいので、練習すれば誰でも取り入れられそうだなと思いました。今回足を外してスッと前に出る感じが掴めた気がします。また、これは最後1対1を自由にやっていた時間で感じたことですが、全てをこのドライブで、というよりはいつものドライブと織り交ぜながら行うのも良さそうだなと感じました。いつも行なっているドライブと今回のドライブはタイミングもスピード感も全く違うので、それが緩急のようになって、どちらのドライブも生きてくるのではないかと思いました。これは普段の練習や遊びの1対1の中でも少しずつ試してみたいと思います。
最後には1番知りたかったポストプレーも教わりました。最初に教わったスタンスから足を外してスッと進み、それをずっと一定に続けるというコツを教わりました。午前中から足を外して進む練習をしていて、なんとなく感覚はつかめましたが、自分は少し押そうとしすぎていて肩が入りすぎていたので、「押そうとしない」という言葉が響きました。押そうとしないことが結果的にあの衝撃的なポストプレイにつながると思うと、とても不思議に感じましたが、これが武術なんだと思いましたし、実際押そうとしない時の方がスムーズに押し込める感じがしました。このプレーは自分の中で是非試合の中でも取り入れたいと思っていたので、練習してできるようになりたいです。しかし、その気持ちを持ちつつ「押そう押そう」としないことも忘れずにいたいと思いました。
今日1日の体験は、前回の1対1で体感したことや不思議に思ったことがほんの少しでも自分の中に落とし込めた機会だったのではないかと思います。これを自分たちのプレーにどう落とし込んでいくかを考えてみることが今自分たちにできることかなと思います。今すぐにできるわけはないですが、少しずつでもいいので練習で試してみたいです。そしてそれが少なからず周りの人やチームメイトにも影響を与えて、「その動き、どうなってるの?」と思ってもらえたら今回学んだことが意味あるものになるのではないかと思います。1日ありがとうございました!
今日の練習では、体験してみないと分からないことを学ぶことができました。いくら動画を見たり、言葉で説明されても全く伝わらないことが練習を通じて少し分かったような気がします。それが顕著に現れたのが毅さんと1対1をした時で、動画で見た時は本当にこんなに簡単に抜かれてしまうのか、と思いましたが、いざ自分がディフェンスをしてみると、気づいたら横にいる、気づいたら抜かれているといった感じでした。身動きも取れないままシュートを決められてしまい、なんだか不思議な気持ちでした。これは実際に体験してみないとわからないし、動画を見ただけではただディフェンスが下手だと思われても仕方がないと思いました。でも実際に毅さんがやっていたことはとても単純なことで、僕でも真似できることだったり、考え方、身体の使い方でディフェンスを簡単に破ることができて、オフェンスをしていてすごい気持ち良かったです。
僕にとって試合は大抵身体や能力が格上の相手とやる訳ですが、彼らとまともに勝負しても勝てないのは当然のことですが、戦い方を変えたり、武術の世界のように相手に100%の力を発揮させないという方法で勝負をすれば、僕のような選手でも勝機はあるということを実感させられた1日でした。今日の体験をしていない選手と1対1をして、体験を活かしていくのがとても楽しみです。今日1日はクリニックを開いてくださり、ありがとうございました。また機会があったら是非よろしくお願いします。
ブログなどを読んで武学のことは少しだけ知っていたけれど最初の印象は、信じられないという感じでした。しかし、前回の山岸さんとの1on1を生で見たときに、いつも練習中に勝てなくてチーム内でもトップレベルの人がとても簡単にやられているのを見てとても衝撃的でした。
そして、今日武術とバスケについて教えてもらいました。DFについては最初にDFの姿勢から教わりました。高校の頃に教えてもらっていた腰を落として膝を曲げる姿勢とは全然違い、自分の身体に一番あっている姿勢を見つけました。この姿勢は普通の人が考える姿勢よりも高くなるので周りから見るとやる気のないように見えると思います。しかし、友達と1on1をしたときにいつもより足が出た気がしました。また、相手のフェイクに引っかからないで無駄なく必要最低限の動きをするということを教わりました。自分がOFをしているときにDFがフェイクにかからない、しかしドリブルで抜こうとするとついてこられるという体験をすると、とても不気味な感じがしました。
OFについては、最初に踏ん張らないドライブを教わりました。説明された時は「え、それだけ?」と思いました。実際に練習しているときもよくわかりませんでした。しかし、その後に1on1をやると簡単に抜けました。自分がDFの時も気づいたら相手が横にいるという感じで最初は自分がしっかりDFをしていないだけと思いましたが何回も抜かれるうちに自分がどうこうとかそーゆー感じじゃないことはわかりました。ポストプレーにも同じことが言えて、周りから見てもDFが手を抜いているようにしか見えないのに自分がやると同じように簡単に押し込まれてしまいました。
今回の武術とバスケの体験は実際に体験しないとわからないと改めて感じました。とても不思議な体験を何回もするけれどそれを言葉にしようとすると難しく、この感想も読みにくいと思います。だからこそ、バスケをやってるたくさんの人にこの体験をしてもらいたいと思いました。また、武術や、身体は奥が深いと感じました。知らないこともまだまだたくさんあると思うので今後も教えてもらえると嬉しいです。今日は本当にありがとうございました。
今日はありがとうございました。
短い時間で貴重な体験ができました。
今回この練習に参加した目的は強い相手に対して、まだまだ力が足りないからウェイトして体を強くするだとか、体力と脚力が足りないから走り込みをするだとか、今までは相手と同じフィールドで勝負しようという考え方でした。
もちろん、その考え方も必要であると思います。しかし、それには限界がありますし、ただやみくもにトレーニングを積んでも元々の個人的な能力差というのもあるかと思います。そういったなかでいかにして、そういう相手と互角に渡り合うのかというのを今回見つけれたらいいなと思い参加しました。互角に渡り合うとまではいかなくても、相手に何か1つのことでも勝れるものができればいいなと思いました。
前にも少し古武術については教えてもらってはいましたが、今回はさらに深くあっと驚くようなことがたくさんありました。つよしさんが説明してることは「本当なのかなぁ」と笑っちゃうようなことで、実際に教わったことを自分の体で体験し感じると本当で、体験しながら笑いが込み上げてくるぐらい可笑しかったです。こんなこと言うとなんか危ない宗教団体に引き込まれているんじゃないかと思われるかもしれないですが、ほんとに笑っちゃいます。これは実際に自分自身の体で体験しなければわからないことだと思いました。
今回の体験の中で印象的だったのはDFにしろOFにしろ、自分を主体とする考え方です。DFの場合、自分が相手に右ドライブされているのか、それとも自分が相手に右ドライブさせているのかで全くもって違い、後者の考え方をすると自分は右に抜かせようとしていて相手はそれにハマって、はい右きたねとこっちとしてはわざとの動きに誘いこましている。この考え方だとやられてる感は全くないし、OFを思うように操っているように感じられました。何事にも常に自分主体の考え方を持つことは大事であると感じました。
今日一日少ない時間でしたが、自分でも昨日の自分、今日の朝一の自分より強くなれた気になりました。それでも、この一回だけでめちゃめちゃ上手くなった、誰にも負けないってことはなくて、相手にやられることだってたくさんあるはずです。大事なのはここからで、今日教わったことを日々続けて努力して、日々精進することです。今回教わったことは誰にだってできる動きだし、誰にだってできる考え方でした。そんな誰にだってできることを日々続けるというのは簡単なようで難しいことだと思います。そこを続けていくことが大事だと思いました。練習する→相手に試す→通用しなかった→試行錯誤する→また相手に試す、この繰り返しが自分を強くするし、相手も強くする。さらに、この試行錯誤がまた楽しさを産む。
今日は本当にありがとうございました。
今日はありがとうございました。感想です。
ディフェンスは、自分の力の入る姿勢がよく分かりました。横から押したり引っ張ったりして力が入っている時と入っていない時の違いがはっきりわかりました。今までは腰を落としている方がいいと教えられることが多くディフェンスは疲れるものだと思っていたけど、今日見つけた姿勢はそこまで腰をおとさなかったしそんなに力む訳でもないのでいつもより楽にディフェンスができそうだと思いました。
オフェンスは、今までは自分で頑張ってずれを作って攻めるという考えが強かったけど、今日はディフェンスが無意識的に作ってしまうずれや気の緩みのところを攻めるという考えが分かりました。そのためにディフェンスのずれを感じられるようになることが重要だと感じました。
今日の体験全体を通して武学を知ることでより面白いバスケができそうだと思って、武学についてより興味がわきました。
まず僕が今日の練習で教えてもらいたかった相手を抜くときのテクニックを、1対1をしてもらいながら教えていただき、少し掴めたきがしました。また、武術関係の姿勢のことだったり、ディフェンスの今までとは違う守り方があるということを知ることができ本当に面白かったです。今までよりバスケが楽しくなる気がしていて、今はもっと練習したい気持ちで溢れています。今日の練習前よりバスケって面白いな〜と思てて、早く他の人に試してみたくてすごく楽しみです。長くなって、何書いてるかよく分からなくなってしまったのですが、ほんとに今日の練習はおもしろかったな〜っておもえて、ありがとうございました。機会があったらまた1対1やってください。
午前中はディフェンスのスタンスを中心に教えて頂き、自分の身体に合ったスタンスを再確認することが出来ました。やはり、人によって力を最大限に発揮できる姿勢というのは違うものなんだなと思い、人間の身体は面白いなと感じました。
「ステイロー以外はダメなDF」という中高生時代の考え方から、つよしさんに出会い「ステイローでなくてもDFは出来る」という考え方に変わり、自分で体験してみることで「ステイローが身体に合う人もいれば、少し膝を曲げるだけの姿勢が合う人もいる」という考え方に変わりました。
さらに、ほんの数十センチ正中をずらすだけで相手の反応が変わり、自分主導でDFをすることの楽しさを感じています。最近の1on1では、OFよりDFの追究をすることがかなりの楽しみになっています。午後は、踏ん張らない(溜めを作らない)ドライブやポストの押し込み方を学び、男子相手でも何度か手応えを感じられたことが大きな収穫でした。
相手の意識の切れ間を狙ってドライブするというのは、初めは難しく感じましたが、何度も繰り返す内に「今だ」というタイミングが感覚的に分かるようになり、気付いたら相手を置き去りにしているという感じでした。
ピボットを踏んでいるときに、無意識のうちに「ウィークサイド側で抜くぞ」などと決めつけてしまっている場合はうまく抜けず、何も考えずに身体の反応に任せていると、スルッと抜けるというように、何とも不思議な現象が起きました。(笑)
つよしさんがいつも言っていた「考えすぎない」というのはこういうことか!と腑に落ちました。
ポストの押し込みは、午前中のDFのスライドステップとほぼ同じで、こんなところにOFとDFの繋がりがあるのか…!と思い、ワクワクしました。
相手に押し込む力の切れ間を悟られないように押し込みながら、背中で相手の重心の移動を感じ、ターンしてシュートが打てたときはかなり嬉しかったです。午前午後で教わったことを生かしながら1on1をしていると、OFのときは「相手が正中を合わせようとしてくること・正中をズラそうとしてくること」が分かるので駆け引きをする。DFのときは「相手をどこに行かせるか」「フェイクなのかドライブなのか」などを駆け引きする。というように、いつもとは違う次元の1on1をしているような気がしました。
「正中ズラしてたの分かった?」とか、「遠山の目付けで守るんだよ」とか、そんなことを互いに言いながら高め合うのも面白かったです。そして何よりも、今日その場にいた選手達がキラキラした顔で新しい知識を学び、それを自分のものにしていく姿が印象的でした。年齢性別関係なく、「すげー!」「やられたー!」「上手いな!」などと言い合いながら、バスケットボールが出来たことがとても幸せでした。
今日はありがとうございました。
「言葉だけだと伝わらない」
「体験しないと絶対にわからない」
ということを感想で書いてくれていますが、
本当にその通りだなと僕も思います。
僕も慎さんと対戦していると毎回思うし、
だからこそ、ここ1年間、本格的に学んで気づいたことがたくさんあり、
これからの自分の活動に繋がる貴重な体験ができた1年間だったなと思います。
もちろん、これからも体験し続けていくわけですが、
それを今度は伝えていく段階にようやく来たと感じています。
というよりも、
伝えなければいけないというか、
いろいろなバスケを見たりしていると、
自分のできる限りのことを発信していこう
という風に感じています。
感想を先にシェアしたのは、動画だけだと伝わらないからです。
動画はダイジェスト版を作ってみたので、
また近々、ブログにアップしたいと思っています。
ほんとに面白いです武術。
イコール、バスケットボールが面白いってことですね。
それでは今日はこれで!
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