カリーとトンプソンの大量得点は何から生まれているのか?

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スプラッシュブラザーズ。

 

ウォリアーズのカリーとトンプソン。

この二人が同じチームにいること自体、奇跡的なことかもしれませんね。

それくらい、数年後に振り返ったときに、

「あの時のウォリアーズを生で見れていたのは幸せだった。凄かったぞ」

と自慢できるようなチームを今見ているんだろうなぁと思います。

 

カリーとトンプソンがまたしても爆発しました。

 

今までだったら、

「え?3Qまでで50点?しかも、30分の出場時間で!?」

と驚くところが、この二人だと聞いたら、

「ああ(笑)あの二人がまた爆発したんだ(笑)」

という感じで笑ってしまいますよね。

 

もはや、驚きを通り越して笑ってしまうレベル。

 

 

 

そんな二人の爆発力はどこから来るのか?

 

 

それを今回は、

・調子の良い選手にパスを回す

というチームの共通理解の面から考えていこうと思います。

 

もちろん、セットプレーがあるとか、

それだけのシュート力があるとかは言うまでもないので、

そのあたりではなくて、もっと現実的に僕らが参考にできるところ、

それをこのブログでは探っていきたいなと思います。

 

 

今回の話は単純です。

 

「調子が良い味方に対してボールを集めていますか?」

 

 

そもそも、調子が良いという基準も、

一本シュートが入っただけだとわからないですよね。

一本シュートが入ってもその後は入らないかもしれない。

でも、一本シュートが入ったらその後はトンプソンのように爆発するかもしれない。

 

最初のシュートの時点ではわからないものです。

 

じゃあ、その「調子が良い」の定義は何か?

どうやったら「調子が良い」という風になるのか?

 

 

それは、おそらく、

「チームが作っているもの」

なのだと思います。

 

先ほどの質問をもう少し具体的に言えば、こうなるんだと思います。

 

「シュートを入れた味方に対して、次のオフェンスでもシュートを打たせようとボールを集めていますか?」

 

 

一本シュートを入れた味方がいたら、

その次のオフェンスでもできるだけ打たせるようにする。

 

そういうことをやった結果、

連続でシュートを入れていって、

「調子が良い」ということがわかり、

結果として、スプラッシュブラザーズのように爆発する。

 

そして、結果としてチームの勢いに乗る。

 

現実的に、カリーとトンプソンのシュート力がなかったとしても、

僕らのバスケットボールの次元で、同じように調子の良い選手を乗らせていくためには、

そういう風に考えていくことになるんじゃないかなと、今回、二人の爆発を見て思いました。

(何度も言いますが、当然、それだけのシュート力と信頼があって初めてできることです。)

 

 

カリーやトンプソンが大活躍した試合、

僕の印象ではこういう印象がありました。

 

これには共感のコメントを何人かの人からもらいました。

実際、ウォリアーズとスプラッシュブラザーズにはそういう印象があると思います。

 

なんとか苦しんで大量得点…

という感じではなくて、

ノリノリで大量得点&チームもノリノリ

っていう印象が強いですよね。

 

本当にバスケットボールを楽しんでいるというか。

まぁあれだけシュートが入ればそりゃ楽しいでしょうね(笑)

 

元チームメイトのパチュリアもこんなコメントを残していました。

「カリーとトンプソンはバスケットボールをもうおかしくさせてるよ(笑)」

と。

 

まさにバスケットボールの枠組みを壊すくらい、

衝撃的な二人って言いたくなるほど規格外すぎますね。

こうやって歴史とかバスケットボールって変わっていくんでしょうね。

なんか、そういうのを見れている今はすごく幸せなんじゃないかなと思います。

 

 

それで、シュートが入った後にもう一度その選手にボールを集めているか?

 

どうでしょうか?

これ、やっていますか?

選手たちに指導していますか?

 

 

僕はこのことを考えてから思い出したんですが、

アメリカという国にはそういう文化があるのかもしれません。

 

僕が大学生の頃、アメリカに行った時の話。

(今考えると結構危険ではありましたが)

旅行ということでストリートバスケをしたことがあります。

 

その時の写真をいくつか載せておきますね。

ストリートバスケを基本に、

体育館とかジムでもバスケをしてました。

 

今振り返ると懐かしいですが、

一つ一つの出来事が忘れられないですね。

 

 

何もルールも知らないまま、

ストリートコートに足を踏み入れて、

「おおお、これがアメリカのストリートかぁ」

と、のん気に写真を撮っていると、

「ヘイ、1対1しようぜ」

と漫画かと思うような声をかけられ、

見知らぬストリートボーラーと1対1。

 

ルールを説明され、何となく理解してスタート。

 

その後、人が集まってきて、

3対3に発展していったのですが、

この時、1対1と3対3に共通するルールがありました。

 

 

それが

・勝ち残り

・シュートを入れたらもう一度パスが回ってくる

っていうことです。

 

めちゃくちゃシンプルですが、

これが当時の僕には新鮮でした。

 

だいたい、日本でバスケをしていた時、

「ディフェンスは負けたら、もう一回ね」

という感じで、負け残りが多かったです。

 

でも、ストリートでは1対1でも3対3でも勝ち残り。

 

そのへんがサバイバル感を感じるところでもあり、

ほんと、海外に行ったスポーツ選手とかがよく言うように、

「自分の力を自分で示さないと、いつまで経ってもパスが回ってこない」

っていうのも経験しました。

 

本当に一向にパスが回ってこないのです。

 

これには、

「おおお、これがよく言われるあれか(笑)」

と最初は心の中で笑っていたんですが、

だんだんと本当に触れなかったので、

「あれ、このままだと何師にアメリカ来たかわからなくなるぞ!?」

と、スラムダンクの谷沢の言葉が思い浮かんできました。

(谷沢が思い浮かんだのはマジですよ!笑)

 

 

そこからは無我夢中で点を取りに行きました。

 

ストリートバスケは凄くわかりやすい実力主義で、

たぶん、アメリカの文化が現れていると思うんですが、

得点を取ったらパスが回ってくる、得点を取らなかったらパスが回らない。

凄くわかりやすい暗黙のルールがありました。

 

もちろん、得点を取ることが全てではないですが、

自分の力を示したり、バスケットボールの本質を考えると、

「得点を取る」っていうことがやっぱり大きな軸なんだなと思わされました。

 

 

これを試合中に、「チーム」という枠組みで考えたら、

カリーとトンプソンのように、一人の調子の良い選手を全員で作って、

その選手の勢いに乗って、チームも調子を上げていくことになるのかなと思います。

 

そういえば、自分がバスケをしていて指導をしていて、

「シュートを入れた選手にもう一度ボールを回そう」

という意識はなかったなと思ったので、今回のことをまとめてみました。

 

 

「”調子が良い選手”はチームで作れる」

ということなんじゃないかなと思います。

 

もちろん、それをするには、

チームとして「シュートが入ったらもう一度ボールを回そう」っていう文化が必要だし、

そのためには、周りからそうしてもらえるだけの実力と信頼がなければいけないですね。

 

そういうこともカリーとトンプソンは示しているんじゃないかなと思います。

示しているという風に捉えて、自分たちのバスケが更に良くなって楽しくなるのが大事ですね。

 

 

何より、カリーは、

自身が持つNBA最多3P成功数を塗り替えそうなトンプソンに対して、

「オレの記録を超えてくれ」というようなことをハーフタイムで言ったそうです。

 

そういうところなんでしょうね!

 

 

調子が良い味方を作るチームワーク。

 

これからもスプラッシュブラザーズの二人に注目したいと思います。

 

 

 

PS.

アメリカのバスケ旅、もうかれこれ5年ほど前の話ですが、あの時そういえば初めてメルマガを使ってその時の様子を紹介してました。気が向いたらどこかで発信していこうかなぁと今回の記事を書きながら思いました。いろいろとストリートバスケから学ぶこともあり、その他もいろいろと面白い旅でした。今メルマガを書いたとしても昨日のように細かいところも記憶に残っています。貴重な体験だったなぁ。

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