フリーオフェンスの限界とセットプレーの限界

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この前、とある学生の試合を見ていて感じたこと。

 

 

 

 

 

 

これは試合を見ながら思ったことをそのまま文字にしています。

 

なので、きっと、

ブログを書こうと思って書いたときの言葉よりも、

より、その場にいる選手や指導者に向けた言葉になっていると思います。

(もちろん、毎回のブログ記事もそういう気持ちで書いています)

 

なんとなく、フリーオフェンスを批判しているだけに見えてしまうかもしれませんが、

そうではなくて、フリーオフェンスにも必ず良いところがあるという風に思っています。

 

ただ、それだけでは限界があるのも事実。

 

「じゃあ、型を取り入れたら勝てるんですか?」

というと、それも一概に勝てますと言えるものでもない。

 

勝つといってもどこに勝てば「勝てるようになった」と言えるのか。

 

そういう言葉の定義を議論していったら、

いつまでもどこまでも終わりが見えなくなる。

 

 

ただ、型を取り入れた方が

確実に、今よりも楽しめるだろうし、

チームは確実に今よりも成長できし、

指導者もイライラすることもなくなる。

そう強く思ったので勢いのままツイートしました。

 

型を取り入れたら全てが上手くいくとは限りません。

 

でも、型というチームの軸があれば、

上手くいかない時期も上手くいく時期も、

選手と指導者で一緒になって共有できる。

 

それが何よりも大事なことだなと思います。

 

 

目の前にいた選手たちは、

明らかにプレーがバラバラになっていたし、

指導者は選手が思うように動いてくれないことに対してストレスをためていた。

 

型を取り入れたら、そういうことはなくなる。

 

型がすべてではなくて、

最終的には、「型」から「形」に変えること

それがバスケットボールを自由にするということ。

 

「型」という枠組みをまずは取り入れて、

そこから自分たちに合った「形」に変える。

 

 

これはバスケットボールに限らず、

どの競技でも、どの分野でも当てはまる本質。

 

フリーオフェンスの限界を感じている選手、

特に、指導者は「フリー」という言葉の意味をもう一度考えて、

自由すぎることが選手たちを縛ってしまっていることを知ってもらいたい。

 

そして、型という一見不自由なものを取り入れることで、

今までは見えなかったチャンスや個性が見えてくることを知ってもらいたい。

 

 

型は自由を作るきっかけ。

 

チームの軸を作って、

失敗も成功も全てを集約させて、

時間が経てば経つほど自由が見えてくる。

 

チームとしての一体感を感じられる。

 

ただの個人技術を見せる場ではなくて、

「チーム」としての一体感やパスや戦術を見せる場として、

どの試合も行われていくようになると面白くなるなと思います。

 

 

守破離という型を活かす文化がある日本だからこそ、型を取り入れたバスケットボールを。

 

型について、自由について、

戦術やバックドアカットやスクリーンプレーなど、

Princeton Offenseという型を通して深めているコミュニティ

「賢者バスケ」への参加はこちらから。

 

結局、どの情報も賢者バスケに今は集約させていますが、

そうやってできるのも、一つの型を徹底的に深めているから。

 

どの情報も一つに繋がる。

 

この感覚を是非体験してみてください。

 

 

 

PS.

多くの方に引用ツイートをしていただいたので紹介させていただきます。貴重なご意見ありがとうございます!

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