通信講座「賢者籠球」への招待状

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今、日本のバスケットボールは変わってきています。
 
Bリーグが開幕してからプロの世界は盛り上がり、
日本代表は歴史的勝利をおさめ、次のステージに進みました。
 
そういった変化がある中で、
未だに、古い体制が残り課題があるのが、
ミニバスや部活動といった育成世代の教育現場です。
 
そして、このインターネットという場です。
 
 
「バスケは好きだけど、部活はつまらない」と言う高校生
「子供が泣きながらプレーをしているのを見てられません・・・」という保護者
全国大会に出場しているのにもかかわらず、「早く引退したかった」と呟く学生 
  
 
これは情報発信をする中で聞いた話でもあり、
僕自身が自分の目で見てきた事実でもあります。
 
今、本当の意味で、
部活動に充実感を感じられて、
バスケットボールが楽しいと思えているチーム、
このチームで一日でも多く練習がしたいと思えているチーム、
自分たちのチームを多くの人に見てもらいたいと思えているチームは、
どれくらいあるのでしょうか。
 
 
どうして部活動をバスケットボールを楽しめないチームが多くあるのか?
 
 
それは、指導者が悪いとか、
子供たちが意欲的ではないとか、
そういった問題ではないのだと思います。
 
 
理由は、単純です。
 
強いチームに勝つ道が見えないから。


 
先ほども言ったように、
今の日本のバスケは明らかに進歩していて、
トップレベルに繋がる環境は整備されています。
 
でも、それに埋もれるような形で、
そういった教育を受けられない環境にいるチームは、
トップとの差が開き、可能性が制限されています。
 
 
練習時間が限られているチーム。
身体能力や身長で劣っているチーム。
指導者が毎回の練習に顔を出せないチーム。
・・・
 
そういったチームが強いチームに勝つための道が見えないため、
当たって砕けろ精神でぶつかっていくしかなく、強制力が生まれたり、
勝てる見込みが見えずに、チームとして勝ちを目指すよりも、個人の欲を満たす方向に進んだり、
そうやって、バスケットボールの楽しさを忘れていってしまうチームが増えています。
 
 
これらは、指導者の問題や選手の問題ではなく、
学びの場がなく、強いチームに勝つ道がないという、
これまでの教育の問題であって、誰のせいでもないのです。
 
時代の問題だということです。
 
 
今は、明らかに情報が有り余っています。
 
中学生でもスマホを使えば世界中の知識を学べます。
 
 
それだけを見れば、
「誰でも知識を学べるから、バスケのレベルは上がっているのでは?」
と思えるのですが、必ずしもそうではありません。
 
 
今は確かに、誰でも知識を学べます。
 
でも、知識を学ぶ機会があっても、
どんな情報を選択していけばいいのか
どの情報が自分に必要で生徒に合っているのか
知識を使える形に転換するにはどうしたらいいのか
といった事がわからずに、
 
情報に振り回されてしまっている
 
という人がとても多いです。
 
 
インターネットが登場した少し前の時代なら、
「情報」自体に価値がありました。
 
情報を知ることに価値があり、
情報を知っている人と知らない人、
情報量が多い人ほど本質に近づけました。
 
 
でも、今はそうではありません。
 
今は、情報自体には価値がなく、
「数ある情報の中から本質を見抜く視点(情報)」
に価値があります。
 
 
つまり、情報を増やすことではなく、
多くの情報から本質と呼ばれるものを抜き出し、
様々な場面に応用できる視点を身につけることに価値があります。
 
これは、学校のテストで例えるとわかりやすくて、
「本質を見抜く視点」とは、数学でいう「公式」です。
 
公式が頭にあれば、問題文が少し変わったとしても対応できます。
 
でも、公式という自分の軸(本質)がなかったら、
少し問題文が変わっただけで対応ができなくなります。
 
 
今の時代に必要なことは、
「物事の本質を見抜ける視点を身につける事」
です。
 
そうすれば、情報がいくら増えても、
自分の軸を通して、必要な情報を受け取れます。
 
 
その視点を身につけるには、どうしたらいいのか?
 
というと、
「一つの物事を徹底的に深める」
という事が必要になります。 
 
イチローが野球を徹底的に深めているように、
何か一つにエネルギーを注いで向き合う事が大切です。
 
イチローの言葉は、野球関係者だけではなく、
バスケットボール選手、教育者、ビジネスマン、学生、親、
など全ての人に影響を与えています。
 
 
それは、イチローだけではありません。
 
一つの物事を追求している人というのは、
どの業界でも、様々な物事に通じる視点を身に付けています。 
  
それが本質を見抜くという事です。
 
 
つまり、
バスケットボールを徹底的に追求していけば、
あらゆる物事に通じる本質が身につくという事です。
 
その視点は、これからの時代で必ず役に立ちます。
 
 
 
スポーツをしていれば、誰しも「強い相手」が存在します。
 
地区大会一回戦負けのチームにとっては、地区大会ベスト4のチーム。
地区大会ベスト4のチームにとっては、地区大会で優勝するチーム。
地区大会優勝するチームにとっては、全国大会に出場するチーム。
日本という国にとっては、世界。
 
  
誰の中にも存在する「強者」に対して、
どうやって勝つための道を探っていくのか。
 
これは、全てのスポーツマンにとってのテーマです。
 
 
だからこそ、情報が有り余っている今の時代だからこそ、
全てのスポーツマンが向き合うべきテーマである「強者」との対戦を深めていけば、
あらゆる場面に応用できる視点が身につき、そして、スポーツの本質を体感できます。
 
 
そして、それを考えていく事は、
今の日本のスポーツ界にある課題を乗り越えて、
次の世代に、より良いスポーツの形や教育の本質を伝えていく事に繋がります。
 
 
 
「賢者は強者に優る」
  
プリンストン大学を指揮していたPete Carrilの理念。
 
この理念に共感してくれる方と一緒に、
次の時代のスポーツと教育の土台を創っていきたい
と思っています。
  
  
現在、「賢者は強者に優る」という理念の元、
インターネット上でコミュニティを運営しています。
  
部活の指導者、高校生、大学生、保護者だけではなく、
サッカーやバレー、卓球をされている方も参加しています。

  
面白いバスケットボールを一緒に深めていきませんか?
 
 
この文章から、新しい出会いが生まれることを楽しみにしています。
 
この場を部活動や学校に代わる
一つの教育機関にしていくことを目指して、
これからも情報発信を続けていきたいと思います。
  
  
「賢者籠球」の詳細と参加はこちらから。

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