サッカー日本代表から教わった事。

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こんばんは、原田です。
 
昨日は、バスケの日本代表が一次予選を突破して、
サッカーの日本代表も素晴らしい試合を見せてくれましたね。
 
バスケのオーストラリアの試合も見ましたし、
サッカーは、今回は人生で初めてLIVEで一試合を通して見ましたが、
本当にわくわくしたし、沢山の学びも得ることができました。
 
皆さんは、代表の試合に関してどんな事を思いましたか?
 
 
二つをまとめて、僕が改めて思ったのは、
 
・スポーツはエンターテイメント
・見ている人がいて初めて価値が生まれる
・「弱者」が「強者」に勝つことに大きな価値がある
 
ということです。
 
 
今日はこの3つのテーマを話していきます。
 
これらは、指導者の方にとってはもちろん、
ザッカーバーグがハーバード大学の卒業式で言っていた「目的意識」という、
今の時代を生きる人にとっては、考えるべきテーマにも繋がる事なので、
日本代表の試合を元に、そんな事も話していけたらと思います。
 
 
サッカーに関しては僕は初心者なのですが、
同じゴール型の球技ということで、学びになるところが沢山ありました。
 
バスケの日本代表の試合については、
動画で解説をしてみたので、また別で紹介していきます。
 
 
なので、今回はワールドカップについて書こうと思います。
 
 
僕はサッカーをちゃんと見るのは今回が初めてでしたが、
賢者バスケを開講してから、サッカーの方と関わる事が増えたので、
ここ半年で、かなりサッカーについて興味を持つようになりました。
 
サッカーの漫画を買ったり、
Youtubeを見たりしていました。
 
 
昨日は惜しくも負けてしまったのですが、
世界ランキングからすると、圧倒的に劣勢だと思われていたのに、
2-0のリードをして、最後までわからない試合を見せてくれました。
 
0-2からのベルギーの追い上げも凄くて、
初心者だから細かいところはわからないので、
必死にTwitterの意見を見ながら試合を見てました。
 
 
ちょっと話は逸れますが、
Twitterって、こういう時のためにあるんだなぁ
ってのもかなり思いましたね。
 
今、起きている事をみんなで共有できる。
 
誰でも自分の気持ちをすぐに発信できて、
色んな考え方をすぐに知れて、意見交換できる。
 
 
Twitterのおかげで、かなりサッカーを楽しめました。

 

録画で何でも見れる今の時代、

LIVEって本当に価値があるんだなと思えました。
 
 

 
で、今回はバスケもそうでしたけど、
サッカーも「弱者」と周りから思われているチームが
「強者」と呼ばれるような格上のチームに勝ったり、
勝たなくても、対等に戦うという事には凄く価値があるなと思いました。
 
とにかく、会場が沸きます。
 
それに、ほとんどの人が勝たないだろうと思っていたとしたら、
その期待をしていない分、勝ったり、良い試合をしたりすると驚いて、
みんな試合に釘付けになります。
  

「弱者」というのは、決して、
ただ単に力が弱いとか、そういうのではなくて、
「周りから弱いと思われているチーム」
のことを言うんじゃないかなと思います。
 
当事者の本人たちは、自分たちが弱いとはまったく思っていません。
 
日本代表のメンバーも、
大会が始まる前は、批判的な声が多くても、
そんなこと気にせず、自分たちのチームを信じて、
ベスト8に行くという目標を信じていました。
 
 
弱いかどうかってのは、自分自身の捉え方次第であって、
周りがどうこう言っても、プレーする選手たちに信念があれば、
弱いチームも強いチームになるのだと思います。
 
 
よく、「結果が出ないから自信がない」
という言葉がありますが、あれは逆の発想で、
 
結果と自信の関係性は、
「自信があるから結果がついてくる」
なのだと思います。
 
なので、なかなか勝てていないチームでも、
「勝てれば自信になる」と考えていると、
いつまでも、自信がないから勝つ事ができなくて、
いつまでも、勝てるチームにならないという事があります。
 
その自信を持つためには、
チームを信じられるような軸が必要で、
そこが簡単な事ではないのですが、
そう思えるくらい高める必要があると思います。
 
 
 
それで、日本代表はグループリーグの最終戦で、
「時間稼ぎをするボール回し」に対して、賛否両論ありました。
  
ポーランド戦で、一点負けている状況で、
西野監督はセネガルが一点を入れないことに賭けて、
負けてるのに、勝とうとせず、ボールを回す戦略をとりました。
 
 
結果として、日本代表は決勝リーグに進めたのですが、
試合後の選手たちのインタビューで、こんな事を言っていました。
 
 
「自分たちの目標はこの先にあるから、今日は本意ではないところもありますが、
試合には負けて得しまいましたが、次に繋がったので良い試合になったと思います。」
 
 
目標はベスト8に入ること。
 
だから、目先の試合に負けたとしても、
目標に一番近づくためなら手段を選ばない。
 
 
そんな風にも受け取れる発言でした。
 
 
試合後のインタビューでは、
本田選手がその事についてこう言っています。
 
 
「西野さんの素晴らしい采配だった」
と先に言ってから、
 
「だからまあ、サッカーってエンターテインメントでしょう。
そういう意味では結果主義じゃダメなんですよ。
僕はずっとそう思っているんです。
でも結果を出さないと、誰も俺の発言を聞いてくれないから、
俺は結果だけを追い求めてきているんです。
本当はいいサッカーをしてナンボなんですよ。
ただただブーイングを送っていた、面白いサッカーを見たかったファンには申しわけなかったと思う。
でも次に進まないと、次にいいサッカーをしてファンを喜ばせることもできないという意味では、理解してほしいと思います。」
 
 
サッカーはエンターテイメント。
 
そう考えると、あの試合の戦術は、
見ている人たちに夢を与えるものではないし、
サッカーの本質からはズレている事になります。
 
 
でも、目標達成のためには必要で、
なおかつ、その目標を達成する事で、
「目的」も達成されるから結果だけを追いかけている。
と本田選手は言っています。
 
これは他の選手も同じ想いのはずです。
 
 
結果だけを求めていたとしても、
そこに「目的」がないと無気力になります。
 
目的というのは、
「サッカーを通して、何を伝えたいか?」
「勝つ事で、どんなサッカーを伝えたいか?」
というような事です。
 
 
ようするに、自分の欲だけを満たすものじゃなくて、
チームとか観客とか、そういう他の人と一緒に体験できる事です。
 
 
 
今は、この部分が抜けている事が多くて、
ここがないと、どんな目標設定をしても、
どこかでエネルギーが切れてしまいます。
  
たとえば、実際に聞いた話ですが、
全国大会に出場しているチームで試合に出ている選手でも、
やらされるバスケだったので、試合も練習も楽しくなかったから、
全国大会で負けた後に、「やっと引退できる…」と呟いていたそうです。
 
これは、本当につらいことですけど、
こういう形で部活をしている選手は少なくありません。
 
 
「どうして部活をしているのか?」
「どうしてバスケットボールをしているのか?」
 
そんな質問をしたら、なんて答えるんだろう???
 
 
と凄く疑問に思うような指導とか選手を
これまで何度か見たことがあります。
 
 
これは、何が問題かというと、
「目的がない事」です。
 
 
多くのチームは、
「県大会でベスト○に入ろう」
「全国大会に出場しよう」
という数字とか大会の目標は作ります。
 
でも、
「どんなバスケで、どんな事を伝えたいのか?」
という部分がないから、目標に対して全力で向かえなかったり、
目標を達成した後に、燃え尽き症候群的なものになってしまう事があります。
 
  
日本代表も、目的がなかったら、
ただ目先だけの勝利を目指していたら、
あのボール回しは、何も価値がなかったはずです。
 
世界からも日本からも批判の嵐だったと思います。
 
 
でも、今回、決勝リーグの一回戦で、
ベルギー相手に素晴らしい試合を見せてくれたから、
 
「日本は、あのボール回しで勝って良かった」
 
と思って、応援してくれる人が増えました。
 
 
そして、選手たちが思っているように、
決勝リーグという舞台で、日本のサッカーを見せることで、
より多くの人に、日本のサッカーを知ってもらう事ができたし、
子供たちにも夢を与えたり、見ている人にエネルギーを与えてくれました。
 
 
それも全て、
 
目的ありきの目標
 
があるからです。
 
 
そして、結果は全ての過程の意味合いを変えてくれます。
 
結局、日本代表は素晴らしかった!って思われているのは、
ボール回しで掴んだチャンスで素晴らしい試合を見せてくれたからで、
あのベルギー戦の結果が悪かったら、全ての過程の意味合いが変わってきます。
 
 
そういう意味でも、本田選手が言っているように、
結果を求めていく事が過程を充実させてくれるんだと思います。
 
 
「結果よりも過程が大事」
 
「勝てなかったけど、良いバスケができた」
 
と言えるのは、
目的ありきの目標という結果を
全力で追いかけているからいえるものであって、
 
それがなかったら、ただの綺麗事だし、
ただ言い訳をしているのと変わらなくなります。
 
 
そういった意味でも、結果主義。
 
ただ勝つだけでは何も生まれないけど、
目的ありきで勝ちを目指していくことは、
勝利至上主義という選手の疲弊とかには繋がらず、
本当の意味で、スポーツを楽しめるのだと思います。
 
 
 
そんな姿を日本代表が見せてくれました。
 
負けてしまったけど、本当に良い試合だったし、
わくわくしながら楽しませてもらいました。
 
ありがとうと言いたいし、胸を張って帰ってきてほしいです。
 
 
こんな形で考えていくと、
やっぱり、スポーツはエンターテイメントだな
と改めて思いました。
  
その意味はどういうことかというと、
「見ている人を楽しませる事に価値がある」
という事です。
 
 
ただ自分たちの目標のためだけに勝ったとしても、
誰にも応援されない形で勝ったとしても、価値はありません。
 
どんなに自分たちで楽しんでも、
どんなにハイライトに残るプレーをしても、
それを見ている人が一人もいなかったら、
それって、誰もいない公園でギネス記録を出しているのと同じです。
 
無人島でギネス記録を出しても、価値はないのです。
 
 
自分も楽しんで見ている人も楽しませる。
 
そういった気持ちでプレーしていると、
自分だけじゃなくて、周りからのエネルギーをもらえるので、
たとえ、元気がなくても、やろう!って思えてきます。
 
 
僕の高校の監督さんは、自由主義だったので、
ほとんど指導せずに見守っている方だったのですが、
その監督が一つだけいつも話している事がありました。
 
 
それは、
 
「あいつには頑張ってほしいと思われる人になってほしいと思っている」
 
って事です。
 
 
バスケのこと以上に、
この言葉がずっと頭に残っています。

でも、当時の僕は、この言葉が嫌いでした。
というか、理解できませんでした。
 
「そんなところに逃げたくない。
応援してもらうとか、そんな事よりも、勝ちの方が大事だ」
と本気で思ってました。
 
 
でも、今ならその意味がわかるなぁと思います。
 
まぁこういう話って、
なかなか当時は気づけないもので、
後になって自分が成長すると気づくものですよね。
 
「ああ、あの先生の言ってた事、今ならわかるなぁ」
ってこと、一つや二つは必ずありますよね。
 
 
そうやって、今の自分から実感はできないけど、
ちょっと時間が経ったり、ちょっと努力をしたらわかる事を
伝えていくのが教育なんだろうなと思います。
 
今のステージで全部理解できる事を伝えても、それは成長しませんよね。
 
 
結局は、見ている人がいないと価値がないわけで、
「観客を楽しませる」ってほんと良いことだなぁと思いました。
 
 
Princeton Offenseを作ったPete Carrilは、
「賢者は強者に優る」という信念を持っていました。
 
 
一見、「弱い」ように見える選手とかチームが
明らかに「強い」とされるような選手とかチームに勝ったら、
周りの人たちは驚いて、応援してくれるし、楽しんでくれます。
 
強者が悪いとか、そういう話ではないし、
強いチームのバスケも、もちろん楽しませてくれます。
 
 
でも、賢者も負けていないという事です。

 
そんなバスケとかサッカーがいいですね。
 
日本代表の試合みたいに、
相手がどんなに強かったとしても、
勝てる、勝てるんじゃないかと思わせてくれる
そんなスポーツが増えていくと最高だなと思います。
 
 
 
そうそう、ザッカーバーグの話をしていませんでしたが、
ちょっと書ききれなかったので、また別でまとめるとして、
 
簡単に伝えると、ザッカーバーグは、
「人生の目的意識を持つことが大事で、それを共有する事が大事だ」
って事を言っています。
 
 
今の時代は、生き方が多様化しているから、
「自分が何をしたいのかわからない」という人が増えている
と。
 
 
その目的意識を作ることが大事だし、
他人にも持たせる事が大事だと言っています。
 
指導者なら、選手一人ひとりが
「自分は今のチームでどんな事で貢献できるのか?」
っていう、自分だけの個性に気づかせてあげたら、
それがその選手にとっての目的に変わってきます。
 
 
スポーツを通して、自分の個性とか課題とか、
人生の目的を探すきっかけを見つけられると良いですね。
 
 
 
・・・ということで、
 
サッカー日本代表の皆さん、お疲れ様でした!
 
そして、ありがとうございました。
 
 
バスケの日本代表は歴史を作って、
更に、次のステージで楽しませてくるはずです。

 

自分の身近から、
面白いバスケを広げていきましょう!
 
 
スポーツはエンターテイメント。

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