脱力バスケ体験記③~修行の小さな成果~

師匠の慎さんから学んでいる脱力バスケ。

最近の慎さんは「武学(2500年前から伝わる中国で生まれた活学)」という古武術を含んだより大きな武の世界というのを学んでいるので、それをバスケに応用することで更に面白いバスケの世界に進んでいます。もはや発する言葉も過去の価値観からだと理解できないものも多いですが、それはそれだけ今までの部活動や学校教育にはない視点だからです。でも、オカルトのようなものではなく身体の本質を追求したものであって、何よりも現実の慎さんの動きは進化してバスケのレベルが上がっているのが武学の価値を表していると思います。詳しい解説や武学については慎さんのブログ、今後の通信講座などをお楽しみに!

 

ということで、

今日は僕が最近感じた脱力バスケについて。

 

最近、とある大学生と1対1をしました。

かなり久しぶりの1対1だったんですが、慎さんから学んで実践している脱力バスケ、速さと正確さと脱力を統一したシュートやドライブやポストアップを実践しました。最近はなかなかバスケをする機会がとれず週に一回練習するかどうかくらいでしたが、いろいろと試したところ少し成果を実感できました。少しだけですが自分の中では大きな成果でした。

 

大学生の子は、

「どっちにドライブに来るかわかるけどなんか止められない」

「いつもなら止まるところで止まらずにドライブされる」

「なんか普通のタイミングよりも1テンポ早い」

「これなんだよなぁ~これ!(ポストで押されたとき)」

「なんかディフェンスしてる気がしない…」

という感じで”なんか変”という感想をもらいました。

 

 

これ、僕が慎さんと対戦したときと同じような感想なんです。

「ディフェンスが弱い」って言われても、

「そうですねぇ(笑)」と自分でも言いたくなる感じです。

 

ただ一つ伝えたいのは、

「ディフェンスしてる感じがしないんですよ!笑」

ってことです。

 

これは前回の記事でハーデンのゆっくりさについて書いたんですけど、あれと同じ感じで慎さんの動きにこちらも同調してしまう感じで、脱力されてオフェンスをされるとディフェンスしているこちらも力が抜けてしまうのです。というか、そうしないと守れないんです。身体を固めたらウォーターとかでスルッと抜かれてしまうので。だから、ディフェンスができない、正確には「ディフェンスしていない(身体が緩んでいる)時に仕掛けられるから守れない」という感じになります。

 

 

「ウォータードライブ」という一つのプレーだけを切り取っても本当に奥が深くてバスケの楽しさが広がりまくるのですが、それを体現するためには修行も必要だということを凡人出身の僕が強く感じています。でも、それが少しでもできるようになった楽しさといったら格別。年齢も体育館にいる時間も関係ないんだから、「(学び富むことができる機会は)誰もが平等」っていう一万円札の福沢諭吉の言葉が身にしみます。

大人になっても、「まだまだ磨いていけるよ!」と一歩先を大人が進みながら子供のときよりも更に楽しい世界を見せられるようになりたいなと思います。何歳になっても学べば身体は進化するということを自分で体現していきたいと思います。

 

 

最後に大学生の子にはこう言いました。

 

「師匠がレベル100だったら自分はまだレベル3くらい。世界は広いよ(笑)」

 

 

そんな師匠も「自分なんてまだまだ」と謙遜ですか?と思えるような発言をするけど、本当にそう思っていて実際にまた進化していくのでした。世界は広い。ほんとそう感じる瞬間です。1対1の動画撮れたら撮ってみようかなぁと思います。自分の動きも見たいし、多くの人に伝えていきたいと思うので、今後の発信で共有していくかもです。

 

 

『上手い下手いろいろありますが
 要は今自分史上最高ならそれでいいのです』

 

これは慎さんの言葉。

 

 

良い言葉ですね。

 

 

 

PS.

検索したら2012年の武井壮さんのツイートを発見。このツイートから5年半経った今の武井壮さんは誰の目にも明らかに誰よりも有限実行していますね。ちなみに、このツイートの「初いいね」を先ほど頂きました。笑


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