「姿勢を低くすること」は本当に必要?

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今回は、Patrick Beverleyから学ぶDF技術を紹介します。

動画で紹介されていることは、姿勢やフットワークについてですが、主に「姿勢」について考えてみたいと思います。Patrick BeverleyはDFでチームに貢献する選手です。しつこいDFで時には敵と小競り合いになることもありますが、そのDF力は、一般的な教えとは少し違った技術から生まれています。

 

ステイローをしないBeverley

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「ステイロー!」と指導されることは多いですが、Beberleyの姿勢を見てみると、膝を深く曲げているわけでも無いですし、腰を落としているわけでもないことがわかります。どうしてステイローをしていないのでしょうか?骨格が違うから真似できないことなのでしょうか?

 

○ステイローの問題点

  • 動き出しが遅くなりやすい
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ステイローを重視する指導では、姿勢が高すぎると動きが悪くなると考えがちです。しかし、ステイローだからと言って姿勢を低くすれば良いかといえば、そうではありません。一番大切なことは「次の動作に素早く移れること」です。いくら形だけどっしりとして構えていても、動きが悪くて抜かれていれば、「良い姿勢」だとは言えないですよね。

一般的な姿勢だと、大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)が緊張してしまい、動き出しが遅くなります。Beberleyのように臀部を下げるのでなく後ろに下げて、腰を落とさないようにすると、大腿四頭筋が緩み、ハムストリングス(太ももの裏の筋肉)が緊張するので、動き出しやすくなります。

 

 

身体の声を聞く

じゃあ、姿勢を低くすることが悪いのか?というと、その考え方も、また本質ではないのだと思います。姿勢をどれくらい低くするのか、どれくらい高くするのか、という基礎はあってもそれが全ての人に当てはまるわけではありません。結局は、自分の身体が答えを知っています。

 

自分の身体にとって楽で、実践的な動きは、どのような動きなのか?

これをひたすら探していくことがスポーツの上達に繋がります。

 

シュートでも、ドリブルでも、DFの姿勢でも同じです。ステイローを重視し過ぎるチームほど、「辛いことをすれば何かがあるはずだ」という悪い根性論に偏ってしまいます(根性自体は必要なのですが、その根性をどこに向けるかが重要です)。目的と手段を見誤ってしまうと、本質からずれてしまいます。

 

バスケットボールを上達させて、バスケットボールを長く楽しめるようにするためには、どんなことが必要なのか?

それを考えていくと、他人の意見や知識が絶対的な答えではなくて、自分を成長させてくれる”ヒント”だと考えることができます。NBA選手とは身体の大きさも、骨格も、身体能力も違うので、自分の相談してより良い動きを見つけるのが大切ですね。身体の声を聞いてみて、身体はどうやって動きたいと思っているかを探っていきましょう!

 

今回の記事に関する動画は、コチラ。

 

 

PS.

バスケを始めたての頃は、バランスを保ったり、基礎筋力をつけるために低い姿勢を保つ必要があるかもしれません。チーム状況、選手状況に合わせて、一つのヒントとして動画をご覧になるのが良いのかなと思います。

 

参考画像。

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