武井壮さんが小学5年生の時に発見した理論
思った通りに身体を動かすことができたら、どんなプレーでも習得できる
これが武井壮が小学5年生の時に発見したスポーツの本質。思った通りに身体を動かすことができたら、すぐに新しい動きを習得でき、自分の悪い癖もすぐに直すことができる。武井壮さんは、小さい頃に野球をやっていて、一つ疑問に思ったことがあったそうです。
「全打席ホームランを打とうと思っているのに、打てないのは何でだろう?」
自分が思った通りの結果が出ないのは何でだろうと10歳の武井壮さんは考えました。
・・・
そして、そのとき父親が撮ってくれていたビデオを見ると、
その疑問を解決する答えを見つけることができたそうです。
自分の動きを客観的に見た武井壮さんは、
「自分が思った通りに、自分の身体が動いていない!」
ということに気づいたそうです。
そこから武井壮さんはスポーツの練習をすることよりも、「武井壮を動かす練習」を始め、自分の身体がどうなっているのかを理解して、自分の身体がイメージ通りに動くためにはどうしたら良いのかを日常生活の中からずっと考えていたそうです。(例えば、コップを持つ時に思った通りにコップを持てるかを練習したり、自分の意識と身体の動きが連動しているかを確かめたり。)
その結果、今のように、あらゆるスポーツを高いレベルで行え、いつでも調子が良い状態を作ることができているそうです。新しい動きを習得するのもすぐにできます。イメージ通りに身体を動かすことができるため、そんなことができるそうです。この理論は「パーフェクトボディコントロール理論」と呼ばれています。
センスがあれば、思ったとおりに身体を動かすことができます(脱力バスケのマコトさんがそうです)。ですが、センスがなければ、なかなか思ったとおりに身体を動かすことはできません(僕がそうです)。僕のようにセンスがない場合は、「センスを磨いていく」しかありません。センスを磨くとは、自分の思った通りに動いていない動きを知り、それを受け入れて、自分の意識と身体の動きを合わせていくということです。
そんな時、センスを磨くための最初のステップが「自分の動きを客観的に見ること」です。
武井壮さんが自分のバッティングフォームを見て、自分の動きを知ったように。
ビデオカメラの代わりにスマホで。
「動画を撮る」と考えた時、友だちに撮ってもらったり、三脚を使って自分で撮ることを思いつくと思います。今回は、一人でもできる、なおかつビデオカメラを使わずに撮影する方法を紹介します。
道具は、この二つだけです。
スマホさえあれば、ビデオカメラを買う必要はありません。この二つの道具があれば、一人でも動画を撮り、動きを確認することができます。二人で行う際にも、綺麗な動画を撮ることができるので、とても便利です。スマホがあるため、高いビデオカメラを買う必要はないのです。いやー素晴らしい時代ですね。
バスケを向上させるツールはたくさんありますが、このようなツールを使って自分の動きを知ることがまず大切なことだと思います。コーンなどのツールを使ってドリブルやシュートの練習をしていても、自分の動きが思った通りに動いていなかったら、「下手のまま上手くなる」という状況になってしまいます。そうなると、悪い癖がついてしまったり、成長のスピードが遅くなってしまいます。(過去の自分に対して言っている気持ちで書いています。自分はまだまだ未熟なので、これから先もセンスを磨いていこうと思います!)
是非、この二つのツールと毎日使っているスマートフォンを活用してみてください。
武井壮さんの動画はコチラから。
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