シュートを打った後、どこを見ていますか?

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こんにちは。バスケのヨシです。

今回は、自分の中で大きな衝撃を受けた話を紹介します。今まで自分が全く意識をしていなかった、ボールをリリースした後の「目線」についてです。

 

 

シュートを打つ時、どこを見ていますか?

シュートを打った後の目線は、大きく分けて、2つのパターンに分かれます。

  1. ボールをリリースした後に、リングを見続ける
  2. ボールをリリースした後に、ボールの軌道を追う

 

もしかしたら、そんなことは意識をしたことがないかもしれませんが、 シュートで、ボールをリリースした後の目線は、ほとんどの人はこの2つのどちらかのパターンのはずです。

僕は、今までは、ずっとリングを見続けてシュートを打っていました。どうしてか?というと、シュートを打った後にボールの軌道を追ってしまうと、頭の位置が上下にブレてしまうし、シュートの最終地点を見続けた方が狙いを定められると思っていたからです。

 

しかし、ここ最近、気づいたことは、ボールの軌道を追うことに多くのメリットがあるということです。そして、シュートを打った後に、ボールの軌道を追っている人でシュートが下手な人はいない ということにも気づきました。

 

僕が今まで見てきた「シュートを打った後に、ボールを追う人」は、全員が「シュートが上手い(苦手意識が全くない)人」でした。 (※「シュートが上手い人」が、「シュートを打った後に、ボールの軌道を追う人」ではありません。シュートを打った後に、リングを見続けている選手でも、シュートが上手い選手はたくさんいます。デュラント、コービー、ポールなどは、シュートを打った後に、リングを見続けています。)

 

この関係を図で表すと、以下のようになります。

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※リングを見続ける人でもシュートが得意な人はいます505838-kevin-durant1 Kobe Bryant follow throughs on a 3 over Andre Miller (1)

 

これは、僕の身近だけではなく、NBAでも同様のことが言えそうです。

シュートを打った後に、ボールの軌道を追っている選手は、(NBAの中で考えて)シュートが上手い場合がほとんどです。 皆さんの身近にいるバスケットマンで「シュートが上手いな。」と思う人は、シュートの時のどこを見ているでしょうか。 あなたは、どこを見てシュートを打っているでしょうか。NBA: Los Angeles Clippers at Golden State Warriors89012164_10

 

逆に、シュートが苦手な人は、シュートを打った後にボールを追わずに、リングを見続けることがあります。(NBAのレベルで考えたとき)フリースローが苦手な選手は、シュートを打った後にリングを見続けていることが多いです。 050415_daj BASKET-BKN-BKO-NBA-LAKERS-ROCKETS

 

もう一つの目線の使い方

そして、 ボールをリリースする時の目線は、今紹介をした「1.リリースをした後に、リングを見続ける」「2.リリースをした後に、ボールの軌道を追う」という2パターンに加えて、もう一つのパターンがあることを知りました。これもかなり自分の中では、大きな発見であり、驚いたことでした。

 

それは、

3.リリースをする直前に、空間を見る

というパターンです。

 

 

ノビツキーのシュートを打つときの目線

Dirk Nowizkiのシュートの画像をたまたま見た時、衝撃を受けました。

 

「え!?どこ見て打ってるんだ!?!?」

 

以下の画像をご覧ください。

S__6774928dirk watch ball dirk watch ball2ノビツキーのシュートを見ると、ボールをリリースした後ではなく、ボールがまだ手の中にある時に、目線が上の方に向かっているのがわかります。リングにボールを入れるために、シュートを打つのに、ボールをリリースする前からリングの位置を見てない…!?これは、どこを見て打っているんだろう?どうして、こんな風な目線になるんだろう?とても不思議で衝撃を受けました。

 

そのことを知ってから、他のNBA選手の画像を調べてみると、 ノビツキーと同じように、ボールをリリースする前から、目線が上の方に行く選手が何人かいることがわかりました。空間を見ているのか、それとも違うところを見ているのか。本当のことはわかりませんが、とにかくリングを見続けているわけではないことがわかります。2014-11-12 19.40.46 S__6774929

 

こんなことを考えていたら、

大学の後輩から連絡がありました。

 

色々な話題で会話をしていたら、バスケの話題になり、

「最近シュートをした後に見る場所を、ボールから指先に変えたらいい感じです!」

と教えてくれました。

 

※以下の画像は、その時の会話です。

実際、この時、すぐにボールを持って家の中で試してみました。0時半頃ですが…(笑)  S__7864322-vert

 

 

43連続で3Pを入れたことがある友達

次の日から、体育館で実際に試してみました。最初は、なかなかうまくいきませんでしたが、後輩が言うように、「指先まで意識が行く」ため、毎回丁寧にシュートを打つことができました。そして、自分の身の回りのチームメイトのシュートを見たら、同じようにボールをリリースする前から、目線が上に行く人がいることがわかりました。すぐ、そのチームメイトに話を聞いてみました。※そのチームメイトは、コーナーから最高で連続43本3Pを成功させたことがあるというシューターです。

 

 

「シュートを打ってるとき、どこを見てるの!?」

 

チームメイト

「うーん、特に意識はしたことはないなぁ。ボールってよりも、ぼんやりと自分のリリースと空間を見てるかな。」

 

「そうなんだ!じゃあ、リリースがいつも同じようになるように打ってるの?」

 

チームメイト

「そうだね。毎回、自分がどうやって打ってるかはわかるよ。だから、入るときのリリースと違う時は、打った瞬間に外れたかどうかわかるし、右か左にズレたってのはすぐわかるよ。最後にかかる指がどこになるかを確認してるよ。」

 

 

なるほど…! と僕の中で、

後輩の言葉とチームメイトの言葉

が繋がり、新しい発見がありました。

 

 

後輩とチームメイトが言っていたように、ノビツキーや、ジョーダン、そして僕のチームメイトのように、ボールをリリースする前に目線が上に行く人たちは、ボールを追ってるのではなくて、「リリースをした自分の指を見ている」、もしくは「自分の理想とする軌道を見ている(空間を見ている)」のではないかという仮説が立ちました。(コーナーから43連続スリーを入れたことがある異次元な友達(笑)も同じ感じなので、おそらくそうなのではないかなと思います。)2014-11-12 19.40.46

ここで、最初に話した、

「リリースをした後に、ボールの軌道を追う人で、シュートが下手な人はいない」という説がどうして成り立つ可能性が高いのか?ということと、後輩やノビツキーのように、リリースをするときの指を見ることがどうして良いのか?という理由を考えてみました。

 

 

それは、

自分がどのようにしてシュートを打っているかを知ることができるから

なのかなと今は思います。

 

 

僕は、このことを知る前までは、

「シュートを打った後は、リングだけを見続けるのが良い」

と信じていました。

 

ですが、リングだけを見続けると、

  • ボールの軌道がどうなっているのか?
  • ボールの回転がどうなっているのか?
  • ボールのアーチの高さがどうなっているのか?
  • どのようにして自分がボールをリリースしているのか?

という情報が自分ではわかりません。

 

昔よく僕が友達から、「ボールがあまり回転してないから、回転するようにした方が良いよ。」と言われていましが、それをいわれるまで知りませんでした。友達から言われて初めて、「あ、自分のシュートはそうなっているんだ。」ということを知りました。 昔の僕のように、リングだけを見てシュートを打っていると、自分のシュートの「結果」だけしかわからず、自分のシュートの「過程」を知ることはできません。

自分のボールの軌道を見れば、「アーチがいつもよりも低い」「回転がいつもと違う」ということに知ることができ、さらに、ボールをリリースした時の指先や空間(理想とするシュートの軌道)を見れば、「いつもと違う指がボールにかかっている」「いつもとフォロースルーの位置が違う」ということを知ることができ、より丁寧にシュートを打つことができるようになります。

 

 

後輩と目線について話したのは、今年(2015年)の4月29日の夜中でした。

それから毎日シュートを打つときに、リリースを見ながら実践しています。最初は、どこに自分がシュートを打っているのか分からなかったり、距離感がつかめずに、エアーボールを繰り返したり…と全然上手くいきませんでした。ですが、今現在(2017年の9月)は、空間を見ながらシュートを打つことが一番シュート率が安定することがわかってきました。あくまで”今の自分にとって”なので、一つの選択肢として参考にしてもらえたらと思います。

 

 

バスケが上手い人には、上手いなりの理由があり、

シュートが上手い人には、上手いなりの理由が必ずあるはず。  

 

 

 

・・・大きな衝撃だったので、

記事がいつも以上に長くなりました!

 

 

バスケは奥が深…深すぎる。笑

 

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    • カリーファン
    • 2015年 12月14日

    シュートについて悩んで、いろいろと検索したところ、この記事に辿り着き、拝見させていただきました。
    シュート時の目線、考えたことなかったです!
    また、正しい知識を得ることの重要性については非常に共感できます。今は学生ではなく、バスケの機会も減りましたが、部活やっていた頃にもっと能動的に情報収集にあたればよかったなと感じます。
    今後もシュートを含め様々な記事を楽しみにしています。

      • バスケのヨシ
      • 2015年 12月20日

      コメント有難うございます。

      シュートの目線については僕も考えたことがありませんでしたが、実際に自分で試してみても、ボールの軌道を追うようにした方が丁寧なシュートが打てると感じています。最初はエアーボールをしたり、気持ち悪い感じがしましたが、何も変化なくバスケを続けていくよりも、より良い変化を求めて試行錯誤していった方が楽しいし、上達の可能性も広がると感じています。

      僕も学生ではないですが、毎日試行錯誤しながら、情報をネットを中心に集めながら、変化させていっています。部活動であっても、なくても、スポーツの本質は変わらず、「他人と比べることなく、今よりも少しでも良くなるように変化させていくこと」に楽しみがあると思います。

      今後も記事の更新を含めて、新しい価値観を広めていく、NBAのような楽しいバスケを目指す活動や企画を行っていきますので、何かありましたら気軽にコメントしてください!シュートに関しても、今後必ず扱っていきます。

    • りょう
    • 2015年 6月21日

    この動画について説明していることはわかりますか?すみません、話している英語がわからないので。https://youtu.be/aSqeWUuQSlM

      • バスケのヨシ
      • 2015年 7月4日

      コメントありがとうございます。
      この動画では、大きく分けて①シュート②DFについてのことを話しています。

      ①のシュートに関しては、自分が一番心地よいと感じるポジションでボールをキャッチし、そして、フォロースルーをしっかり残すことが解説されています。②のDFに関しては、相手のウィークハンド(利き手とは逆の手)でドリブルをつかせるように仕向けることを解説されています。

      簡単ですが、他にも詳しい解説などが必要な部分がありましたら、コメントしてください。

    • りょう
    • 2015年 6月20日

    コービーのシュートについて なにか教えてください

      • バスケのヨシ
      • 2015年 6月21日

      コービーのシュートは、肘を視点にしたシュートで、2motion shot(ジャンプをした後にシュートを打つシュート。体のバランスや、ジャンプ力などが必要になるシュート)と呼ばれています。また、オフシーズンに1000本のシューティングをすると言われているほど、NBAの中でももの凄い練習量を積み重ねている選手です。

      コービーのシュートに関する分析動画を一つ紹介します。スタンスの広さや、フォロースルーなどについて説明されています。ボールを頭よりも高くセットしていること、ボールを指先だけではなく、手のひらも使いながらボールを持っていること、フォロースルーの時に人差し指を中心にしてシュートを打っていること、などが説明されています。https://www.youtube.com/watch?v=HkPZJaFGxyg

    • イサオ
    • 2015年 6月7日

    はじめまして!とても興味深く、楽しく読ませていただきました。

    「シュートの時の目線」、意識した事なかったので新鮮な驚きがありました。(ちなみに自分は、ボールの軌道を目で追う派、でした)

    ジョーダンがかつて言った言葉で「(シュートが入りまくる状態について)リングが大きなバケツに見えたよ」ってのがありまして。それを聞いてから、リングよりも一回り大きなバケツにシュートするイメージで練習したりもしました。

      • バスケのヨシ
      • 2015年 6月7日

      コメントありがとうございます。

      なるほど!確かに、それは、最後に紹介をした「リングの上にもう一つリングがあることをイメージして、そのリングに対してシュートを打つ」という空間にシュートを打つ感覚なのかもしれません。ジョーダンはシュートを打つときに、リリースをした自分の指(もしくは、空間)を見てシュートを打っているように思います(リングを見続けてはいないことは確かです)。

      その感覚はとても有効な考え方だと思います。とても良い視点をありがとうございました!今後の発信でシェアさせていただきたいと思います。またコメントお待ちしています。

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