LA クリッパーズ オフェンスシステム

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ロサンジェルス・クリッパーズと言えば、どんなことを思い浮かべますか?

 

たぶん、多くの人は、派手なプレーを思い浮かべると思います。

 

『Lob City』

これは、クリッパーズのニックネームで、ロブパス(山なりのパス)からのアリウープが多いため、このようなニックネームが付きました。その名の通り、毎試合、PGのポールから、グリフィン、D・ジョーダンなどへ、アリウープパスが見られ、派手なプレーで多くの観客を魅了しています。

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今回は、そんなクリッパーズのオフェンスシステムを紹介します。

この発信のタイトルは、「NBAでスゴいのはダンクだけじゃない!?」という名前で、ダンク以外のNBAのスゴさを考えるという場ですが、この動画を見れば、おそらく自然と「NBAってダンクだけじゃないんだー。」という言葉を口にしてしまうと思います。

 

動画は、こちらです。

クリッパーズの今シーズンのオフェンスシステムをまとめた動画なんですが、

その長さ…なんと2時間!!

 

一つの映画のような長さで、今シーズンのクリッパーズのオフェンスがまとめられています。

これはスゴい…。笑

 

しかもまだシーズンは前半戦であり、これから先まだまだ続いていくと考えると、もっと多くのセットプレーが見られそうです。

(動画の構成)

①0:10 Early Offense
②18:25 Flow/Half Court Offense
③43:48 Half Court Sets
④1:19:32 Horns
⑤1:50:03 SLOB/BLOB

 

ポールは、速攻が得意であり、速攻を出すタイミングが絶妙です。

クリッパーズは、速攻の時に、主に、1.グリフィンがゴール下でシールをする 2.P&R の2種類で攻めを行っています。さり気なく走り、緩急をつけてシールをして、ゴール下で麺を取るグリフィン、グリフィンがシールをした瞬間を見逃さないポールのパス。また、速攻の場面で、オンボールスクリーンをすることで、スクリナーのDFは、ショーDFをすることができないため、簡単にOFが有利な状況が生まれています。速攻では、オフボールマンのカットプレーだけではなく、スクリーンを使うことが有効であるということが分かります。また、ボール出しの速さが速攻ではポイントですが、それに関してはまた別に記事を書きます。

 

ハーフコートで、流れの中から攻めていることが良くわかります。

スパーズのパス回しが取り上げられることが多いですが、クリッパーズもスパーズのように、パス回しをしてフリーを作っていることが分かります。どのチームもパスを多く回してフリーを作りますが、スパーズがその中でもトップレベルであるということと、優勝したということで、スパーズが取り上げられることが多いのだと思います。このカテゴリーは、完全なるセットプレーではなく、一つのスクリーンをキッカケにして、フリーで攻める「モーションオフェンス」と呼ばれる部類に入るプレー集だと思います。

 

これは、②のフリーオフェンスの延長上であるモーションオフェンスとは違い、完全なセットプレーです。

セットプレーなので、どこで得点を取りたいかチームで決めて、そこでの得点を第一に狙います。様々なセットプレーがありますが、相手からしたら、ターゲットを絞りづらく、守るのがかなり難しそうです。

 

これは、ホーンズという形(エルボーとコーナー、トップの三か所にポジションを取る形)から行われるプレー集です。

ホーンズは、一つの形から様々なスクリーンプレーが生まるため、ホーンズからの攻め方は無限です。クリッパーズの特徴としては、Horns Flex(Post/Post PNR)という、ポールのポストアップ、またはそこからのP&Rをするプレーです。ポールは、ポストアップが得意なため、この形からぽ図とでボールを受け、1対1をする場面が多くみられます。※ホーンズについては、別の記事で解説します。

 

⑤サイドプレー、エンドプレーのプレー集です。

NBAのどのチームも、何十種類ものサイドプレー・エンドプレーを持っています。サイドプレーとエンドプレーで、何もせずにボールを出すか、何かセットプレー作り、得点のチャンスを少し狙うかの違いで、得点力が伸びる可能性もあるので、参考にしてみて下さい。

 

 

動画はとても長いので、一気にすべてを見ることができませんが、

少しずつでも良いので、見てみると、NBAの楽しみ方が変わると思います。

 

このようなフォーメーションのプレー集を見ると、本当にNBAは超一流のバスケリーグなんだなぁと改めて感じます。

 

ただ何となく見ていると、派手なプレーや、好きな選手のプレーにしか目がいきませんが、

よくよく見てみると、これだけ多くのフォーメーションプレーからオフェンスが開始されています。

 

 

単純な1対1だけでは、オフェンスが有利にならないくらいのDF力があるということですね。

 

ホントにスゴすぎです。

 

それと、今回のような動画を見ると、

同じ形から、相手の対応の仕方によって、何百通りのパターンが生まれているということが良くわかります。

 

一つのスクリーンプレーから始めるオフェンスであっても、

相手のDFの対応の仕方、オフェンスのプレーの選択の仕方で、様々なパターンが生まれています。

 

これが、バスケットボールの醍醐味である『駆け引き』だと思います。

 

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