カンパッソのスティール

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こんにちは、原田です。

今回はアルゼンチンの魔術師、カンパッソが得意とするスティールについて。

 

どんなスティールかというと、

・相手がターンをしようとした時にスティールする

というもの。

 

これ、カンパッソは得意技としています。

 

僕自身の経験を踏まえて、このスティールについてコツや注意点を書いていこうと思います。
※あくまで客観的な意見なのでぜひご自身で実践してみてくださいね!

 

このスティールのコツ

・プレッシャーをかけてターンさせる

・スティールを狙う瞬間も相手に接触し続ける

 

まず大事なのは「誘導する」ということ。

あくまでも、相手にターンさせる、ということです。ターンされる、のではなく。ちょっとした言葉の違いですが、とても重要(これは対人で検証するとよくわかります。主体言語を使った方が明らかに人の身体はエネルギーを発しますし、相手をコントロールできます。ちなみにこれはバスケに限った話ではなく、人生のすべてにおいてそうだと言えます)です。

 

プレッシャーをかけて、相手が仕方なくターンを選択した時に、このスティールは成功する確率が高くなります。実際、カンパッソのスティールを見ると、そういう風にスティールしているのがよくわかりますよね。相手が抜くのではなく、「キープしようとターンした瞬間」が狙いどころです。

 

このタイミングを逃してしまうと、スカッと抜かれてしまいます。

なのでリスクのあるプレーでもあるので、たくさん実践して経験値を積む必要がありますね。僕も実際これを狙いすぎて抜かれまくった経験があって、誠実にスティールを狙わずディフェンスしていた方がチームに貢献できるなぁと感じたことはあります。

 

これの難しいところは、このスティールを狙う前まで一生懸命ディフェンスをしていていい感じなのに、ミスるとスカッと抜かれて、それまでの頑張りがパーになってしまうところです。チームメイトからしても「あいつ、最後の詰めが甘いよな」っていう印象を与えてしまうかもしれないので、とても勿体ないです。最後のプレーひとつで評価は全く変わってしまいますね。。笑

 

カンパッソ先輩は、この超重要な場面でこのスティールを成功させているところが「プロ」ですよね。素晴らしいベンチの雰囲気です。

 

また、このスティールのコツは

・スティールを狙う瞬間も相手に接触し続ける

にあると僕は感じます。

 

カンパッソを見ると、スティールの瞬間も相手に触れているのがわかります。この接触を感じて相手は相手を感じ、スティールに来ていない(変わらず自分の前にいる)という感覚になります。スティールをする手とは反対側(この映像だと左手)は相手に触れていることがポイントになると思います。スカッと抜かれてしまう時は身体全体でボールを取りに行っている場合が多いですからね。これもとにかく実践&検証あるのみです。

 

ちなみにこれは河村選手も得意。

プレッシャーディフェンスをして「相手にターンさせる」というタイミングで狙っているように感じますね。このスティールひとつで試合の流れを変えたので、リスクはありますが、きちんと武器として身に付けたら素晴らしい技術になるのは間違いなしです。(ただ、この次の試合、イランの選手は河村選手のスティールを警戒してか、もともと上手さでもあると思いますが、上手くターンしていました)

 

 

◆スティールを回避する方法

このカンパッソスティールをされないようにするには、以下のようにターンをする必要があります。

これをすると、ディフェンスはスティールできません。ただし、ボールを前に出しすぎると今度は前側で相手に取られてしまうので、「股の間にボールを落とす」という感覚でやると取られにくいです。とてもわかりやすくまとめられている動画なのでぜひご覧ください。時間があったらこの解説動画も作りますね。

 

カンパッソは僕と同い年。

かっこいいなぁ!

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