スリーポイントがフリースロー感覚で打てるようになった話。

この記事は3分で読めます

今回は1対1の様子を紹介します。

最近は1対1の動画をアップしていますが、そこで意識していることは「試合で使えること」「相手が反応できないタイミングを狙うこと」「最小限の動きを探ること」です。あとはもちろん「楽しむこと」も。僕は昔から1対1が好きでNBA選手の真似をして双子の弟と100点ゲームとかをやっていました。でも、試合になるとその1対1が発揮できず、いつもモヤモヤしてたんですよね。その原因は何だったのかが最近わかってきました。

形を練習する段階は新しい動きを習得するために必要なことなのですが、それだけが練習になってしまうと目の前の相手との駆け引きを忘れてしまいます。形を練習しながらも試合では「練習でやった形をやろう」という意識をするよりは「相手との駆け引きを楽しもう」くらいの方が良いプレーが出てきたりするなと思います。練習しておく形はあくまで、無意識に出てくるまで体に覚えさせることが大事で、試合中は”自然と出てくる”くらいがいいですね。1対1の動きに限らず、チームの形かも同じだなと思います。守破離。

 

それで、今回はディープスリーについてです。

まずは1対1の動画を先に紹介したいと思います。

 

近年はStephen Curryの影響でスリーポイントシュートの概念が変わっているし、多くのチームや選手がスリーポイントを活用するようになっていますよね。僕も昔はスリーポイントが苦手で苦手で「外からのシュートが入るようになれば、バスケ最高に楽しいんだけどなぁ」と思っていたような学生だったんですが、今はスリーも打てるようになって楽しさが何倍にも増えました。

 

僕は昔、スリーポイントが届かなくてずっと苦労していました。「筋トレをすれば届くようになるはずだ」「シュート練をひたすらしてたらいつか届くようになるはずだ」と思ってやってましたが、毎回毎回ショートばかりで、でも、「才能がないんだから筋トレとシュート練習をしないとだめだ」と同じことを繰り返していました。時にはシュートフォームを変えたり、好きなNBA選手のフォームを真似したり、いろいろ試しましたが、結局、シュートの飛距離は伸びず…。

それからいろいろあって、今はシュートフォームを変えることで飛距離が伸びて確率も上がってきました。筋トレをやめて(筋トレを否定しているわけではない)自分の動きを変えるだけでどのくらい成果が出るのかというのを知りたいと思ってから、毎日フォームを変えています。毎日というと大げさに聞こえるかもしれませんが、「あ、こここうしたらもっと軽く打てそうだな」「もうちょっとこうしたらもっと速く打てそうだな」「なるほど、こうやるといいのか」みたいに、何かしら毎日気づきがあります。自分はシューターと呼べるほどシュートが得意ではないですが、毎日新しい発見があるので、それが何よりも楽しいし、練習量が減っても筋力が減っても歳をとっても成長していけるのが楽しいです。自分なりのシュート理論的なものも、毎日の試行錯誤で体系化されてきたので、今後の発信でシェアしていきたいなと思います。

 

 

そんな飛距離も伸びないシュートも苦手だった僕ですが、今回は初めて1対1の中でディープスリーに挑戦してみました。今のシュートフォームは1モーションシュートで、セットをしたりジャンプをした後にシュートを打つのではなくて、下からの力をそのままボールに伝える感じで打っているので、案外、普通にディープからも打てました。

今のシュートは一言でいうと「ワンハンドプッシュパスをする感覚でシュートを打つ」というものなので、ジョーダンやコービーのシュートとは違いますが、より少ない力で速く打てます。「少ない力で打てる」ということは、「よりコントロールしやすい」ということなので、昔よりも安定するようになりました。

 

そして、今回の1対1で面白かったのは、

「ディープスリーを打つと、普通のスリーがフリースローのような感覚で打てる」

ということです。

 

ディープスリー、やってみたら自分が思っていた以上に打てるもので、その後にスリーポイントラインに立ってみたら「あれ?こんなにスリーって近いっけ?」という感覚になりました。今まではスリーが最大値だったんですが、ディープまで打てるという意識になると、スリーは最大のパワーじゃなくても届くとわかるので、より軽く打てました。

なので、「シュートの飛距離が伸びない」「スリーの確率を上げたい」「もっと少ない力で軽く打ちたい」という気持ちがあれば、ぜひ「とりあえず、ディープからシュートを打ってみる」というのを試してみてください。その時、フォームはそんなに気にする必要はなくて、自分が届くフォームで打つといいです。そうすると、自分のシュートをより速くより軽く打つためのヒントが見えてきたりするし、「ここからでも届くんだ」と思えるだけでも普通のスリーが軽くなるので成果があります。

 

今回はそんな感じでやったので参考にしてもらえたらなと思います。あくまで、1対1は「試合で使えること」を前提にやっているので、コート全部を使うとかはしないようにしています。まだまだですが、今後はドリブルやドライブ、シュートに関する技術やコツとを一つひとつコンテンツ化していくことを考えているので、またよろしくお願いします。

 

 

PS.

これ、ミートもかなり使えるなと思ってやっていて、試合でどういう風にスリーポイントを活かしてミートをしたらいいかっていうののヒントになればなと思って載せています。ミートについてだけでも何分も語れると思うので(5対5に繋がる話として)そういうのをどんどん残していきたいですね。「~したいしたい」で終わらないようにします。ではまた!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

RETURN TOP

管理人自己紹介

カテゴリー