今回は、アトランタ・ホークスの練習動画を紹介します。

動画を見る限りですが、ルールはとてもシンプルなもので、「ショットクロック16秒(もしくは10秒)」という制限をつけています。ショットクロックを短くすることで自然とゲームスピードが上がって、ブレイクやアーリーオフェンスの練習になります。また、最初のポゼッションをリバウンドから始めて、ボールを取った方がオフェンスというシンプルな方法からスタートするのですが、リバウンドを取るチームが確定していないというのがポイントです。どちらもオフェンスになりうるので、リバウンド後の判断力も身につきます。

(10人でリバウンドを争い、ボールを取ったチームがオフェンス)

 

ショットクロックの制限とリバウンドの一工夫。

これだけで、速攻を出そうと意識をしなくとも自然と速攻を出すようになるし、リバウンド後の判断力も高まります。こういったシンプルなルールを設けるだけで、実践的な力が身につく練習はとても効率的ですね。こういった動画をまた見つけたら紹介していきたいと思います。ホークスは、ルーキーのTrae Youngがどんな活躍をしてくれるのかも楽しみです。

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投稿者 原田毅

33歳。大学一年生の冬にNBA選手のスペーシングの凄さに気づいてから、NBAから戦術やバスケの本質を学ぶようになりました。その後、NBAの凄さを学ぶ中で「日本」について知らない自分がいることに気づき、武術の世界を学ぶようになり、今は武術をバスケに応用する考え方を学んでいます。現在もプレイヤーとしてプレーを続けながら、ネット上では通信講座などを運営しています。

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