シュートの飛距離を伸ばすために、筋トレは必要か?

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「シュートの飛距離を伸ばしたい…」

 

僕はバスケを始めた時から、ずっとそう思ってきました。

中学生の時も、高校生の時も、3Pシュートを軽く打つ選手が羨ましかったです。僕は昔からシュートが苦手で、シュートについてはずっと考えて試行錯誤してきました。その時思っていたことは、「シュートの飛距離を伸ばすためには、NBA選手のように腕を太くすれば(ウエイトトレーニングをすれば)いいんだ!」ということでした。本気でそう思っていました。

 

でも、たくさんの遠回りをした結果、

シュートの飛距離を伸ばすためには、筋トレをするよりも先に、身体の使い方を変えることが大切

ということに気づきました。

 

 

シュートの飛距離を伸ばすためのヒント

1.シュートの打点を変える

打点を低くすることで、ボールに力を伝えやすくする

 

○打点の高いシュート=大きな力が必要

昔の僕は「セットポジションの時にリングを両目で見れるようにしないといけない」と教わっていたので、コービーのように頭の上でボールをセットしてシュートを打っていました。そのシュートだけが正解だと思ってバスケをしていましたが、このシュートを打つには腕の力や身体の連動が必要で、力のない選手はなかなか飛距離を伸ばすことができません。(所謂、「2モーションシュート」と呼ばれるシュートです)

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○打点の低いシュート=大きな力は必要ない

打点を低くすることで、大きな力を使わなくてもボールが飛ぶようになります。「打点を低くしたら相手にブロックされるんじゃないか?」と昔は思っていましたが、打点を低くすることでシュートのスピードも上がる(呼び動作も小さくなる)ので、打点を低くすることとブロックされることはイコールにはなりません。

世界№1のシューター、カリーも打点は非常に低いです。カリー以外の選手でも、シュートを軽く飛ばしている選手は打点が低いことが多く、力がない場合は打点を低くすることを試す価値はあります。

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◆打点を低くする時のポイント

  • セットをした時に、肘が肩よりも上に上にいかないようにする

コービーのように、セットをした時に肘が肩よりも上にあがるシュートの場合は、腕の力が必要になりますが、カリーのように打点を低くした場合は大きな力は必要ではなくなります(その分、人によっては狙いを定めることが難しくなることもあります)。

※注意点

打点を低くしすぎて目線よりも下になってしまうと、リングを正確に狙いづらくなります。シュートを打つときに目から入る情報を頼りにシュートを打つため、ボールの位置を目の位置を近づけることで、より正確なシュートに繋がります。

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2.ジャンプと同時にリリースする

ジャンプシュートを見直し、1モーションシュートに切り替える

 

○ジャンプをした後にリリース=2モーションシュート

コービーやレブロンのように、ジャンプをした後にリリースをするシュートのことを「2モーションシュート」と呼びます。このシュートの特徴は先ほどもまとめた通り、大きな力が必要になるシュートです。このシュートのほうが打ちやすい人がいることも事実で、一般的にはジャンプをした後にシュートを打つことを教わります。

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○ジャンプと同時にリリース=1モーションシュート

最近はカリーの活躍のおかげで一般的になっている「1モーションシュート」。従来の「ジャンプをした後にリリースをする」という方法ではなく、リリースと同時にシュートを打つ方法。体を伸ばしていく力をリリースに繋げることで大きな力を使わずに飛距離を伸ばせます。

 

  • 自分の身体が一番楽だと感じるかどうか

を基準に試行錯誤するヒントになればと思います。

 

詳しくは発信仲間の武学籠球のブログまで。

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