こんばんは、原田です。
前回は、直接指導(勉強会)のお話をしました。
指導者の方と直接お会いして、
選手たちのプレーを現場で見ることで
チームの課題が見えて指導できることが分かります。
Princeton OffenseのPete Carrilさんも
様々な面から言っているのは
「選手たちを見れば何を教えればいいか分かる」
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という事です。
Princeton Offenseは「遅いオフェンス」とされていますが、
それはプリンストン大学の選手たちに合わせた結果、でした。
Carrilさんは書籍の中で
「もし自分たちの選手がスピードがあれば、
スピードを活かしたバスケットボールをすべきだ」
ということを言っています。
Princeton Offenseの中にあるのは、
バックカットやダブルパンチなどの技術の他にも、
チームを創る方法、オフェンスの構築法など多岐に渡ります。
僕がTwitterなどで
「Princeton Offense」という言葉を使い、
「バックカット」を強調しているのは、
大和籠球を伝わりやすくするためです。
本当に伝えたいことは、
チームとして成長していく楽しさや戦術、
Princeton Offenseの本質(Carrilさんの考え方)です。
バックカットという
シンプルな技術を徹底的に深めれば、
バスケットボールの本質に辿り着きます。
誰でも出来るバックカットだからこそ、
強者に優る上で、とても強力な武器だからこそ、
バスケットボールをもっと楽しく上手くしてくれるからこそ、
もっと多くのチームに
・バックカットの魅力と面白さ
を伝えていきたいです。
皆さんのチームは、バックカットを取り入れていますか?
きちんと教えられていますか?
チームの武器になっていますか?
強者相手でも通用していますか?
僕もまだまだバックカットを深めている途中です。
7年間、バックカットを発信してきて、
その間に学生チームを指導した経験もありますし、
実際に自分でも定期的にバックカットをプレーしています。
でも、まだまだです。
「バックカットの指導法」
「バックカットを元にしたオフェンスの構築法」
「バックカットのリスクや注意点」
といった事も深めていますが、
まだまだ、っていう感じです。
この僕がやっている
「バックカットを中心にしたバスケットボール」
というのは、おそらく他にはないもので、
僕は人生を通してやり続けると決めています。
僕ひとりでは限界がありますが、
今は全国の指導者と共に試行錯誤しているので、
「大和籠球」というモデルは皆さんと共に成長しています。
皆さんも一緒に、バックカットを深めてみませんか?
バックカットは単なる駆け引きの一つですが、
バックカットを深めればチームオフェンスに辿り着き、
バックカットの守り方を考えればディフェンスも含まれます。
バックカットを指導するためには
・スペーシング
・パス
・チームメイトへの信頼
・シュート
・ポストプレー
など、様々なことを深めることになります。
チームを指導する際、大切なのは「信念を持つこと」です。
指導者として何を信念に指導するか。
もし、僕が発信している
バックカットやPrinceton Offensの中にある
「賢者は強者に優る」
というCarrilさんの信念に共感するのであれば、
一緒にそこを目指して活動していけたら嬉しいです。
最近思うのは
「人生は短い」
「人生は一瞬」
ということ。
今年も、もうあっという間に終わりそうですよね。
もう10月で、すぐ12月が来て、
年末になって2025年がやってきます。
本当にあっという間でビックリですよね(笑)
「あっという間に、〇〇になった」
ってこと、よくあると思います。
ある先輩から
「あっという間に〇〇歳になったとか、〇〇月になったとか、今年が終わったとか、そういう感覚ってあるやろ?
ってことは『あっという間に人生も終わる』ってことや」
って言われたことがあります。
満面の笑みで。
「だから、今しかないってキレイゴトでも何でもない本当の事なんだよ」
と言われた感覚でした。
それ、最近僕はとても実感するんですよね。
だからこそ、
学生のみんなには今を楽しんでほしいし、
今しか一緒にできないメンバーとのバスケを
全力で楽しんで、限界まで挑戦して成長してほしい。
感情を解放してコート上で起きるプレーを味わってほしい。
感情をチームメイトと共に共有してほしい。
嬉しい瞬間も負けた悔しさも。
このメルマガを読んでくれている皆さんにも、
人生のほんの一瞬の今を
今しか一緒にできないバスケを
もっと本気で楽しんでほしい。
「これくらいでいいか」ではなくて、
「どうせいつか負けるんだし」ではなく、
少しでも成長して
人生の最高の思い出を創ってほしい。
そういう想いが僕にあります。
バスケって、
極端な話ですが
命に関わるわけではないので、
「絶対に何としてもやらないと死ぬ!」
ってものじゃないですよね。
だから、成長してもいいし、しなくてもいい。
全力でやってもいいし、
ほどほどでやってもいい。
趣味でやってもいい。
そういうものだと(客観的に見たら)いえます。
でも、
今いるメンバーとの時間は
人生の中で今しかないし、いつか終わる。
だからこそ、
「全力で成長して全力で楽しむ」
っていう選択肢を取ってほしい。
僕は直接指導で学生を目の前にした時、
今話したような感情になることがとても多いです。
僕はそのために、バックカットをひたすら深めます。
7年間深めていたら
「Princeton Offese」というよりは、
「バックカットオフェンス」という感覚になり、
いや、オフェンスっていうよりは
バスケットボール全体のことだよなぁ
と思うようになって、
結果、
「大和籠球」
というバスケットボールに辿り着いています。
バックカットも、プリンストンも、
オフェンスもディフェンスも1対1も、
ドライブもピボットもミートもシュートも、
全部を含んだバスケットボールのモデル。
その中心にある理念や信念は
・賢者は強者に優る
・バックカット
・Princeton Offense
・Pete Carrilさん
です。
皆さんにとって、バスケって何ですか?
「人生は〇〇だ」
の「〇〇」に入る言葉は何ですか?
それでは、今日はこの辺で!
またメールしますね。
PS.
今、「大和籠球」という活動をしていますが、
過去に行ってきた「賢者籠球」というメルマガコミュニティについても、
改めて、再募集&再スタートしようかなと考えています。
~賢者籠球「バックカットの体系化」~
これは3年ほど前にやっていたコミュニティです。
「バックカットを中心にバスケットボールを再構築していこう!」
というコンセプトで、メルマガ&解説動画を配信していました。
その中で、
参加者からの質問や近況報告を聞き、
それに対応したコンテンツを作成していました。
これは
Princeton Offenseを深めていたら、
最終的には、プリンストンの枠を超えて、
「Princeton Offenseとは呼べないオフェンス」
になる、という流れから生まれたもので、
「それなら最初からバックカットを軸にした新しいオフェンスのモデルを創ろう!」
っていう事を目指して行いました。
1年半くらいかけて、
色々なメルマガや解説動画を作って
「バックカットオフェンス」なるモデルを創りました。
これ、かなり面白いし、実践的だったかなと思います。
これについては
過去のメルマガや解説動画はまとめているのですが、
解説動画も追加してやるのも良いかなと考えています。
でも、これだけでは
前回から話しているように、
「現場」の声にこたえることが難しいので、
・指導者オンラインコミュニティ「大和籠球」
・直接指導(勉強会)
は引き続きやっていきます。
色々と今後の配信のことを今考えているところです。
ご意見や要望がありましたら、
気軽にメールに対してご返信ください。
全ての返信を読んで返信させていただいています!
【大和籠球】人生は一瞬。バスケも一瞬。
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