【鬼滅の刃】「夢ばかり見てないで現実を見ろ!!!」

こんばんは、原田です。

 

観てきました、ようやく。

 

これで、キメハラ(鬼滅の刃まだ見てないの??というハラスメントらしい。笑)にあわずにすみますね。

 

逆に自分がそれをしないように気を付けます。

…と言いつつ、ここで書いているのでもしかしたらキメハラかもしれませんね(笑)

 

でも、キメハラだと言われても、

これは良い映画だったなぁと思うので、

「え、鬼滅の刃なんて、子供の映画でしょ?」

「あれ、なんか絵とかストーリーが入り込めないんだよなぁ」

っていう人にも是非観てほしいなぁと思います。

 

というのも、僕自身最初はそう思っていたからです。

 

「いやー、あれは小学生向けの漫画でしょ?」

「なんかこう、深さがないというか、あんまり入り込めないなぁ」

と思っていたので、特に観るつもりはありませんでした。

 

 

でも、映画はすごかった。

 

あれは是非、映画館で観てほしいですね。

漫画は全部読んでないんですけど、たぶん、漫画で読むよりも圧倒的に映画で観た方が

あのシーンは心にくると思います。

 

BGMや映像のクオリティーも素晴らしくて、

やっぱり映画館っていいなと改めて思いました。

 

ネタバレなしでは書けないので、観た人向けに書いていきます。

 

 

(以下ネタバレあり)

 

もともと僕は鬼滅の刃を知りませんでした。

 

ただ、小学生にバスケを教えていたら、

「ねぇ、コーチ。キメツの刃、見てる!?」

って、めちゃくちゃキラキラした目で聞かれたんです。

(本当にキラキラビーム出てましたあれは)

 

「ん???なに?キメツ??」

と、反応した僕の心は、

「ああ、なんか小学生で流行ってるアニメか、なにかか」

くらいでした。

 

もともと、アニメがすごい好きっていう訳ではないし、

世の中の流れには後れを取るタイプの人間なので、なおさら観るつもりはありませんでした。

 

 

ただ、こういう話を聞いたんです。

 

「今の子供たちは、価値観が大きく変わっている。僕ら(今の20代~30代)の人らから考えると、全く理解できないものが多くて、それを知るためには『鬼滅の刃』を観た方がいい。あの漫画は、2020年の累計部数でワンピースを超えてる漫画で、圧倒的に子供たちから人気がある。今後、情報発信をしていく上で若い人たちの価値観を知らないと流れに置いていかれる。だから、騙されたと思って、鬼滅の刃を観ることをお勧めします。もちろん、漫画のストーリーとしても面白いですよ!」

 

これは、とある起業家のメルマガで言われていたことで、

なるほど~と思って、僕は読むことにしたんです。

 

とりあえず、漫画の1巻を買いました。

 

確か今から1年半くらい前です。

 

で、1巻だけ読んで、

「ん~、なんか苦手だなぁ」

と思って途中から読まなくなりました。

 

 

・・・まさに古い世代の典型ですね。笑

 

今の時代を漫画で例えるなら「鬼滅の刃」の時代で、

僕ら(20代~30代)の人たちからすると「ワンピース」の時代という風に表現すると、

 

ワンピースというのは、

・最終的な目標があって

・そこに向かってみんなで船を進めていく

というストーリーがあります。

 

「この理念に向かって、みんなで進んでいこう!!」

というリーダー(ルフィ)がいます。

 

一方、鬼滅の刃はどうかというと、

・妹を助けたい

という兄弟愛が物語のスタートで、

そのために「鬼を倒す」というものです。

 

ルフィみたいに

「大きな夢(宝物)を追いかけて旅をしよう!!」

というポジティブなものからスタートではなく、

 

身近にいる人を守りたいという気持ちからスタートしていて、

宝物を見つけたい(理想を叶えたい)というものはありません。

 

 

ここがまず大きな違いですよね。

 

そう考えると、

今の子たちというのは、

理念とか、夢とか、そういうものよりも、

「今この瞬間の自分の気持ちを大切に生きていきたい」

という人が多いみたいです。

 

これはSNSとかYoutubeが当たり前になっているからこそ、かもしれませんね。

 

SNSとかYoutubeって、

毎日情報が更新されていくので、

その場その場で、価値観が変わったりもします。

 

それくらい変化のスピードが早いわけですよね。

 

だから、受け取る側も、

なにか一つに固執してそれを楽しむ

ってよりは、その瞬間瞬間に流れてくるコンテンツを消費して、

その瞬間瞬間の価値観を楽しんでいるんだと思います。

 

今の子たちは集中力がない

とか言われますが、それはそうですよね。

 

これだけ情報があるから、気が散るし、

色々なものに興味を持つのが自然なので、

表面上の情報を受け取りやすいのはあると思います。

 

だからこそ、

時代が変わっても変わらないもの

を身に付けるようにした方がいい

 

っていうのが僕の主張なわけなのですが、

 

今の子にはなかなか響かないのかもしれませんね。

最初からここを伝えようとしたら。

 

 

で、そんな鬼滅の刃は、

 

「人間vs鬼」

 

という凄いシンプルな対立構造があって、

人間は、ただひたすら、鬼を倒して人間たちを救うことを考えていて、

鬼は、ただひたすら、上に上に行こうとして強くなることだけを考えています。

 

凄く対照的でわかりやすいなって思いますね。

 

人間は、

・みんなで協力していく(コミュニティ)

であって、

 

鬼は、

・トップの指示に従う(トップダウン)

です。

 

 

で、映画『無限列車編』は、

この構造を更にわかりやすく、

そして、感動的に描かれていて、

めちゃくちゃ心に響くものがありましたね。

 

 

あの映画では「人の生き様(死に様)」が描かれています。

 

あれは本当に凄い。

あそこまで、死について映画を通して教えられたことって、

あまりないような気がします。

 

なんというか、映画って、

そんな重要な人物が死ぬことがあまりないのと、

そもそも、敵(鬼滅の刃だと)が強すぎて勝てずに終わる

ってこともあまりないかなと思いますが、

それを全部、やってくるんですよね鬼滅の刃。

 

期待をことごとく裏切ってくるというか。

 

正直、あの映画の前半、

というか最後の15分くらい以外は

ほとんど、あってないようなものというか、

 

「よく見る戦闘シーンのパターンかな」

って感じの印象を僕は受けました。

 

これは悪い意味ではなくて、

ああいう分かりやすい構造で、

笑いをとる場面とかもあるから子供たちは好きだろうなぁ

という感じでした。

 

僕個人としては、

伏線があるストーリーが好きで、

そういう「深さ」を楽しみたいタイプなので、

(『デスノート』とか、『からくりサーカス(漫画)』とか)

 

魔法のアイテムで勝った!

 

ってよりも、ストーリーの深さがあって、

「あの場面のこれが、今のこれに繋がってるんだ・・・!」

っていうのに感動するところがあるので。

 

これはすごい個人的話ですが。

 

 

でも、その最初のシーンが、

ちょっとありふれた感じの勝ち方だったからこそ、

 

最後のクライマックスがやばかったですね。

 

もちろん、前半の戦いも、

かなり熱くなるところはありました。

 

仲間の協力があってこそ、

炭治郎のストーリーがあってこそ、

勝てたっていう、良い戦いでした。

 

最初の場面には、

「夢ばかり見てないで現実を見ろ!!!」

というメッセージがあったので、

 

凄く自分にも響いたし、

「炭治郎、まじか。気持ち強すぎるだろ」

って何度も思いました。

 

自分だったら、あの幸せな夢に負けてるだろうなって。

 

 

 

でも、そのシーンすらも超えるような、

忘れてしまうほど、最後のシーンがすごかった。

 

 

漫画や映画のストーリーというのは、

「ピークエンドの法則」

というのがあります。

 

人は、

・最初と最後の印象が強く残る

・最初と最後の印象で、その作品の良し悪しを決める

という特徴があるので、

ストーリーというのは、最初と最後を盛り上げるように作るのですが、

 

その最後がすごかったですね。

 

「ああ、カッコいいな」

って、誰もが思ったでしょう。

 

煉獄さんの死に様は本当にかっこよかった。

 

『千と千尋の神隠し』の興行収入を、今回の鬼滅の映画が越えましたが、

「煉獄さんを歴代1位にしたい!」って人が何回も映画館に足を運びたくなる気持ちがわかりました。

 

それくらい、死に様がカッコよかった。

 

 

僕らって、あまり「死」について考えることってないですよね。

 

学校とかで

「どういう風に人生を生きていきたいか?」

(どういう風に死んだら後悔なく人生を全うできるか?)

ってことを考える機会ってありません。

 

今は。

 

昔はあったんですよね。

「立志」っていって、15歳(大人)になるときに、

志(人生の目的)を全員が作っていたんです、日本だと。

時代で言うと、江戸時代らへんです。

 

15歳ってすごい早いですよね。

 

でも、昔の日本だと、

それくらい小さい頃から大人として扱われていて、

「自分の人生の目的」を決めていたんです。

 

それがあれば、人生の目標が自然と決まるし、

煉獄さんのように熱く生きることができるだろうなって思います。

 

 

じゃあ、どうしてその制度がなくなったのか?

 

というと、簡単に言えば、

明治維新以降に、こういう日本の文化が減っていって、

教科書でも「志」という言葉を使わなくなったからです。

 

だから、僕らは学校で「志」なんて習わないですよね。

 

それはそういう背景があるからです。

(最近ようやく文科省が教科書に「志」という言葉を入れるようになったみたいです)

 

 

 

煉獄さんは、志を「責務」と言っていました。

 

煉獄さんは、幼い時に母親から

「弱き者を助けることは、強く生まれた者の責務です。

責任をもって果たさなければならない使命なのです。

と教えられていて、

 

それを最後の最後まで全うしていました。

 

結果として、形としては

煉獄さんが死に、鬼は逃げていったので、

形ある何かを煉獄さんが残したわけではありません。

 

でも、煉獄さんの想いは丹次郎たちに引き継がれたわけですよね。

 

ああいう、想いとか感情とか、

そういうところは鬼に全く関係ないところで、

まさに、人間らしさと、鬼らしさを表していますね。

 

 

で、鬼っていうのは、

僕らの中にもいる存在ですよね。

 

「ただ上を目指したい」

「ずっと長生きしていたい」

「ずっと暗闇の中で隠れていたい」

「死にたくない」

 

 

煉獄さんは映画の中で、

鬼から「お前も鬼にならないか?(不死身の身体と絶対的な力がほしくないか?」

という誘いを受けるのですが、

これを断固として拒否します。

 

そして、こう言うのです。

 

「老いることも死ぬことも

人間という儚い生き物の美しさだ

 

老いるからこそ死にからこそ

堪らなく愛おしく

尊いのだ」

 

 

 

これって、今まさに響く言葉ですよね。

 

志を教えなくなった日本の教育、

そして、コロナで世の中が暗くなっている今。

 

 

こういう世の中だからこそ、煉獄さんの言葉が響いて、

この鬼滅の刃っていう映画がこれだけのヒットをしたのもあるんじゃないかと思います。

 

鬼は、僕らの弱い部分で、誰もが持っている側面です。

 

特に今は、コロナの影響で

死について必要以上に意識する人もいるし、

「感染するのが怖いから何もしない」という選択をして、

ただ、なんとなく日々を過ごしているという人もいると思います。

 

今はコロナで死者数が報道されているから死について意識をすることが増えていますが、

実際は、コロナ以外でも、交通事故や自殺、病気などで毎日人が亡くなっているということも忘れてはいけません。

 

もちろんこれはコロナが大したものではないということを言いたいわけではありませんが、

例えば、交通事故で年間5000人近くが亡くなっていますが、そのことを仮に舞地に報道していたら

きっと車に乗る人は減るだろうし、そのことで、今以上に経済が回らなくなり、自殺者や鬱の人が増えるかもしれません。

 

それで仮に交通事故で亡くなる人が減ったとき、

本当にそれが良かったのか?というと、必ずしもイエスではないですよね。

 

なにか一つのリスクをゼロにしようとしたら、

全体のリスクが高まって、結果、世の中の価値が減ってしまいます。

 

もちろん、今の状況は

日本だけではなく世界的な問題であり、

この大きな流れを変えることはできないから、

今このタイミングで、この状況になったことを受け入れて、

その中で成長していける何かを見つけていくしかやれることはありませんが、

 

ただ、「死」ということを考えれば、

不安だからと何もしないという選択をするのは、

結果として、自分の人生にとって何もプラスになりません。

 

毎日そういう不安を考えながら過ごすのと、

煉獄さんのように、自分の責務を全うすることを考えて日々を過ごすのとだと、

 

まったく違う人生になるというは、

火を見るよりも明らかというやつですよね。

 

 

煉獄さんの死に様は、本当にかっこよかった。

 

もう何回同じこと言ってんだよ

って感じですが、その印象が強すぎて。

 

「ああ、自分もあんな風に生きたいな」

「あんな風に、自分の責務を全うして死にたいな」

って思える映画でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・じゃあ、あなたの志って何なの??

 

って話ですよね。

 

 

僕は僕で、自分の志があります。

 

それは、

「みんなの中にある『伝えないともったいないこと』を見つけて、

それを伝える手段ときっかけを与えていくこと」

です。

 

具体的には何かというと、

いろいろな人に会って、話をして、

その人がしてきた経験、持っている知恵を引き出して、

それをネットを中心に共有して、残していくということです。

 

 

僕は煉獄さんの死に様を見て思いました。

 

「自分は何をやり切ったら、煉獄さんのように人生を全うできるんだろう?」

と。

 

たぶん、あの映画を観た全員が思うはずです。

 

 

そう考えた時、僕はこう思いました。

 

自分が死んだ後も、自分が引き出した視点がネット上や誰かの知識として残って、

これから先、バスケを始める子供とかコーチとかが、その教科書みたいなものを学んでくれて、

僕がやってきたのと同じように、誰かがそれを次の世代に伝えて、形として残してくれたらいいな、と。

 

僕はたとえ、表に名前が出てなくてもいいです。

ただ、面白い視点が世の中に広まって、形として残ってくれたらそれで。

 

よくよく調べたら

原田っていう謎の人が

〇〇さんが表に出るきっかけになっていた

…くらいでも全然いいなって思ってます。

 

とにかく僕は形として残していきたいと思っています。

 

それが今、たとえ数人にしか読まれなくても、

数年後に1000人に読まれるなら、それでいいです。

 

もちろん、今この瞬間が大事だから、

いまできることはやっていくし、今見てくれる人が多くなればそれは嬉しいし、

できる限り、今この瞬間に多くの人に広まってほしい、多くの人と知り合いたいなと思っています。

 

ただ、なぜかわからないけど、

後にも残るものが好きなんですよね。

 

 

だからこれからも、

「ネット上に、学校や部活を補完するようなバスケの学校を作る」

という目標に向かって情報発信をしていきたいと思います。

 

できる限り、今の頭の中にあるものを全部出し切って、

学びやすいように、あとからでも学べるように残していきます。

 

 

 

それにしても、煉獄さん、本当にかっこよかった。

 

「異性からカッコいいって思われる男は本物」

って、なんか中学生くらいの時に聞いたことがありますが、

まさにそれだなぁって感じでしたね。

 

 

鬼滅の刃って、映画もちょっとふざけているようなゆる~いシーンとかあるし、

伏線がある凄い深いストーリーっていう感じではないんですけど、

 

人間たちが一人ひとり、ちゃんと信念を持っていて、

家族愛とか、兄弟愛とか、そういう身近な人間関係を凄い大事にしていて、

すごく人間らしさが詰まった漫画だなって今なら思います。

 

それこそ、僕らがこのネット社会で忘れてしまっているものの大切さを

改めて教えられているような気がしますね。

 

コロナでより一層、

そういう、人と人の繋がりとか、

志(死に様、生き様)を考えることが増えたので、

なおさら響くものがありますね。

 

 

 

「アニメから見た方が入りやすい」

と聞いてアニメから見たんですけど、

 

次のアニメが始まるのがたぶんけっこう先なんでしょうね。

 

気になる。笑

 

漫画を一気見してもいいくらいですが、

でも、たぶん、最後の最後とかはまた映画になるんじゃないですかね??

 

そうなったら熱いですね。

今以上に人が集まるでしょうし、

たぶん、伝説的な終わり方になるでしょうね。

 

だからまだ漫画で一気見はしたくないなぁって感じです。笑

(でも漫画と映画で全然迫力とか違うから、ほぼ別作品って感じなんでしょうね)

 

また映画があったら絶対行きますね。

 

 

今回の『無限列車編』も、

煉獄さんを見に、また映画館に行きたい気分です。

 

死に様があんなにカッコいい人は見たことがないかも。

 

というか、自分がそういう死に様とか、死とか、

自分の人生についてまだまだ考えが甘かったってことなんでしょうね。

 

煉獄さんから思い知らされているのかもしれません。

 

僕にとっては今年、身近で死について考えることがあったので、

より一層、自分の人生について考える時間が増えたので響きましたね。

 

 

自分の人生をどう使うか。

 

煉獄さんを思い出して、日々考えて、

そして行動していきたいなと思います。

 

煉獄さん、ありがとう。

 

 

あなたのことは忘れません!

 

 

 

 

 

 

 

・・・これ、キメハラになってましたかね。笑

 

そうなってもいいや、ぜひ映画館で観てくださいね!

(アニメの続きになっているのでAmazonプライムで是非アニメも見てみてください)

 

 

 

PS.

エンディングの『炎』は何回か聞いたことがあったけど、

あの映画のエンドロールで聞くと、全く違う意味合いがありますね。

 

歌詞の一つひとつがめちゃくちゃ響きました。

 

自分の心の中の鬼や、

幸せな夢を見続けたいという現実逃避に負けず、

煉獄さんのように、自分ができることをやり切りたいなと思います!

 

いやー、良い映画だった。

 

映画館ってやっぱりいものですね。

 

 

 

PS.

Youtubeにあった素晴らしい動画、載せておきます。

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