マラドーナが亡くなったと聞いて。

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久々にブログ更新します。

 

今日の朝、ニュースを見ると、

サッカーのマラドーナが亡くなったと報道されていました。

 

僕はサッカーはやったことがないですが、

「マラドーナ」という名前は知っています。

神の子というのも聞いたことがありました。

 

実際にプレーを見たことはほとんどなくて、

アルゼンチンの英雄というイメージでたまにテレビで見たことがあるくらいです。

 

そんな僕がマラドーナのことを記事にしようとするのは失礼かもしれませんが、

今日の朝のニュースを聞いて、マラドーナ選手のことをSNSやYoutubeで調べました。

 

ほんとに、たくさんの人に影響を与えたんだなぁと。

 

 

「マラドーナを見てサッカーを始めました」

 

そういうプロサッカー選手もいて、

ほんと、すごいことだなって。

 

やっぱり、人に影響を与えるって素晴らしいことですね。

コービーの時もそうでしたが、偉大な人が亡くなって気づくというのは遅いかもしれませんが、

でも、そう、実感しました。

 

 

僕は今年の春先に、身内の死を経験しました。

 

ここで詳しく書くことではありませんが、

死や人生について考える時間が増えました。

 

 

マラドーナ選手の動画を見ていて、

いいなぁってバスケ経験者ながら思った動画があったので、

それをここでシェアしたいと思います。

サッカー素人の感想ということで受け取ってほしいんですけど、

すごく単純だけど、「サッカー楽しいんだろうな」って。

 

そう思いました。

 

当たり前すぎるかもしれませんが、

でも、こんなに自分を表現していけることって、

めちゃくちゃいいことですよね。

 

バスケしてる僕ですら、「おおお!」ってプレーが沢山あります。

 

なんというか、

「ドリブルスキルを使ってる」とかではなく、

もう純粋に、サッカーを楽しんで、ボールで遊んでいるんだなって。

 

例えば、マラドーナの「スキル」的なものを映像を見た人が見つけて、

それを真似して、自分で実践してできるようになって、それを言語化して教えることって、

サッカー界でもあるのかもしれませんが、

 

ボールを蹴ってるマラドーナは、そんなこと一切考えていないんだろうなぁって。

 

誰かに教わったことをやっているわけではなくて、

もう純粋に、サッカーを楽しんで、サッカーで遊んでる。

 

結果、スキルみたいなものが生まれているというか。

 

 

ボールと足を使うだけで、

こんだけ多くの人を楽しませられて、

これだけ多くの人に影響を与えられるって、

 

いやー、すごいの一言です。

 

コービーのこの言葉を思い出しました。

 

 

スポーツって、やっぱり、

自分を表現するツールでしかなくて、

コーチだったら、それを表現させてあげることが役目だし、

選手だったら、自分を表現することだけ考えたらいいのかなと。

 

表現しようとして表現できるものではなくて、

もうそこは感覚的なものなんだろうなと思いますけどね。

 

とか言うと、

具体的なことが何もないから

ぼんやりして、コーチングという視点では良くないってなるけど、

でも、こういう感覚的なことって、すごく大事だなと思います。

 

特に今みたいに知識がたくさん学べる時代だと。

 

僕は今でもプレーしていますが、

プレーしないとわからないことって、

ほんとにたくさんあるなって思います。

 

例えば、

外から選手たちのプレーを見ていて、

「今のはこうした方がいい」

「今のは何でこうしなかったんだ」

とか思ったとしても、

 

それを実際に自分がやってみると、

外からだけじゃわからない、選手が感じてる難しさとかがわかります。

 

要するに、

見るのとやるのはぜんぜん違うもので、

コーチとして外から見る視点だけで選手のことを判断してしまうと、

どんどん、選手が感じている感覚と離れていってしまうということです。

 

そこは自分も気を付けないといけないなと思います、プレーをするたびに。

 

「ここはこうした方がいい」

って映像を見ると思えるものですよね。

 

でも、実際にそれをやると、難しかったりする。

 

そこをきちんとコーチは見てあげないといけないし、

選手の気持ちがわかるように、自分が動けるならできるだけ練習に参加して、

選手と同じ目線になることが大事だなと思いますね。

 

もちろん、コーチは選手の一歩先を行っている必要もあると思うので、

知識を取り入れて、「ここはこうした方がいいよ」って言えることも大事ですけどね。

 

 

でも、どうなんだろう。

 

選手よりも先に行こうとしたとしても、

その学んだ知識が選手の実感からかけ離れているものだったら、

それを伝えたところで、選手は「ぽかーん」になるし、

その理想に選手が近づけなくて、もしかしたらコーチはストレスがたまるかもしれない。

 

選手がバスケが楽しくて仕方なかったら、

自然と、勝ちたいと思って練習をがんばるし、

自然と、練習メニューとか、自分たちの課題と向き合うものですよね。

 

そしたら、指導者がやることって、ほんとアドバイスだけになるんだろうなって。

 

これは実際に、今、僕が感じていることです。

学生と関わっていて。

 

選手たちって、ほんと色々わかってるものです。

 

どこがうまくいってないか。

どうしたらいいか。

 

特に、バスケを始めたての子たちじゃなくて、

ある程度の経験を、前のカテゴリーでしてきているのなら、

そこでコーチから学んできたことが沢山あるわけですよね。

 

それをチームメイトと共有し合ったら、練習メニューとかっていくらでも出てくると思います。

 

かなり前から言われていることだと思いますが、

もう「トップダウン」という時代は終わっていて、

今は、「弱いリーダーシップ」が必要だということですね。

 

「俺についてこい!」

「この練習をやれ!」

じゃなくて、

「みんなは良いものを持っているから自分たちでやっていけるよ」

っていうスタンスで、輪の中に一緒に入るイメージ。

 

誰でも知識を学べるから、みんなで協力したら最高ですね。

 

 

 

・・・と話が逸れてしまいましたが、

 

プレーで自分を100%表現できる

っていうのは、ほんとすごいなとマラドーナ選手のプレーを見て思いました。

 

考えていない、もう「夢中」っていう感じなんだろうなって。

 

ミュージシャンでも、ゲーマーでも、子供でも、

そういう状態になれている人を見ると「いいなぁ」って思います。

 

自分もそんな風になりたいなと!

 

 

マラドーナ選手、ご冥福をお祈り致します。

 

 

 

PS.

僕がいつも読んでいるサッカーの記事で、こちらの記事も素晴らしい内容でした。

ほんと、サッカーで遊んでいるんだなってわかるシーンが載っているので、是非こちらも見てみてください。

「マラドーナは私のサッカーの先生だった」

 

僕はこういうブログでの言語化とかもしている人間なので、

どうしても、バスケを考えてプレーするタイプではあると思います。

(もちろん、学んで、考えて、練習していくことも必要な過程です)

 

一回、何も考えずに、ただがむしゃらにプレーしてみたらどうなるんだろう。

 

楽しそう。

 

ちょっと今度機会があったらやってきたいと思います。

 

その日は、試合前にマラドーナの動画を見よう。

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