コロナと視点の移動

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こんばんは、原田です。

今日は、前に紹介した
僕が運営しているコミュニティについて
自分の今の状況を踏まえてお話ししたいと思います。


今、何を話すにしても、
コロナが関わってきています。

そんな状況で、
今、僕がこういったバスケのコミュニティを運営する意味は何か?
ということを、最近あらためて考えていました。

コロナに関しては、
一か月以上前のメルマガでお伝えしている通り、
僕は、今のコロナによる状況は、
「コロナ」という情報が広まったから起きている
という風に捉えています。

世の中で「コロナ」という現象にみんなが目を向けたことで、
今のように世の中が変わってきているということです。
メディアも、僕ら一人ひとりも含めて。


コロナが広まる前も、
僕らはインフルエンザや花粉症など、
感染症と呼ばれるものに罹っていて、

今の新型が生まれる前から、
僕らは、何かしらの風邪になった時に、
「旧型コロナウイルス」に罹っていました。
(風邪のうち、15%くらいはコロナが原因だと言われています)

新型コロナウイルスというのは、
今まで、風邪の原因ウイルスが200種類以上あるうち、
人間に感染するものが6種類あって、
今回が7種類目ということで、新型です。

もうこの辺りは、常識だと思うのですが、

僕は今回のコロナをきっかけに、
そういったことを初めて知りました。


風邪をひいたとき、原因ウイルスが何か?
ということを考えたことのある人はほとんどいないはずです。

僕らは、
「見ようとしないと見えないもの」
ばかりに囲まれています。

世の中にあるものすべてそうだと言えるんじゃないでしょうか。


逆に言えば、僕らは、
「見たいものを見たいようにしか見えない」
ってことだと思います。

例えば、「虹」でいえば、
日本人は「7色」に見えますが、
国によっては「5色」に見えるそうです。


なんで、こういう差が生まれているのかといえば、
それぞれの国の言語が違って、色の概念が違うからです。

そして、僕らは、
「虹は7色」
という風に教育されてきたからです。


今回のコロナでは、
「今日の感染者数が〇〇人でした」
「コロナウイルスによって、このような事態が起きています」
という報道が毎日されているから、
僕らは、コロナが見えるようになっています。


一ヶ月前のメルマガでも書きましたが、

例えば、今回のコロナと同じように、
「インフルエンザの感染者数」を毎日報道していたら、
みんながインフルエンザに意識を向けるだろうし、
「交通事故」に意識を向けたら、
今のように、世の中が変わっているかもしれません。


「いや、インフルは治療法が確立されているからコロナと比べるなんておかしい!」
という意見ももちろんあるでしょう。

そういった様々な立場の意見を踏まえて、
今のコロナウイルスがどういうものかを踏まえて書いているので、
今は最後までメルマガを読んでいただきたいなと思います。



コロナが話題になる前も、

花粉症で亡くなる方がいて、
交通事故で亡くなる方がいて、
お餅を食べて亡くなる方がいて、
生活習慣病で亡くなる方がいて、

人生で悩んでいる人がいて、
受験が上手くいかない人がいて、
仕事で悩んでいる人がいて、
人間関係で悩んでいる人がいて、

病院で命と向き合っている人がいて、
楽しい場所を提供しようとイベントを企画している人がいて、
旬の食材を使って美味しい料理を提供しようとしている人がいて、

・・・

と、見ようとしないと見えないことは沢山あります。



もちろん、コロナを軽視しているという意味ではありません。
僕も自粛はしているし、コロナで大変なことが起きているのは事実です。


ただ、コロナだけではない。

 

命に差はなく、

今の時間をどうやって使うか

自分のやるべきことをやりきれるか

が大切だと、僕はいつも思っています。



そういう前提を踏まえたうえで、
現実問題、コロナによって世の中が変わってきているのは明らかです。

その中で、
「自分がやれることは何か?」
「自分が誰かのためにやるべきことは何か?」
ってことを見つけて、
今やれることをやるのみだと思います。


コロナによって、僕自身の生活も変わりました。

今は、教育も、働き方も、健康への意識も、
全てが変わってきているまさに転換点だと思いますが、
僕も普段やっていたバスケの仕事が全く違うものになりました。

今まで平日の夕方に小学生にバスケを教えていたのですが、
そういった活動が3月から自粛になり、今もそれは続いています。

「バスケットボールを体育館で教える」
ということが仕事なので、
それができないってことは、
仕事がゼロ、収入もゼロです。


当然、失われた価値の分、
何か新しい価値を生み出さないと
成長は止まって退化していくだけなので、

何かを生み出さなければいけません。


コロナによる自粛は、
あと数ヶ月単位で終わることではなく、
1年以上かかると多くの人が言っています。

その経済的な影響は、もっと長期的にあるとも言われています。


そんな状況なので、今、
多くの人がコロナをきっかけに、
新しい価値を見つけよう作ろうとしているはずです。

僕が関わるチームでも、
「オンラインで何かを始めよう」
ってことで、いくつか企画をしています。


そういう話し合いをしていると、

「へぇ~、そういう風にバスケって見れるんですね」
「え、それめちゃいいじゃないですか。そんな知識もってたんですね」

って思えることがたくさん出てきます。


今まで出そうと思えば出せたけど、出すきっかけがなかった。

って感じで、
それぞれが持っている知識とか視点を持ちよって、
新しいことをしようってなっています。


コロナによって、
「本来あっても良かったもの」
が見つかっていけば、

それは、そのまま残るものになるはずです。


今はそれを一人ひとりが見つけていく時期だと僕は思っています。



今後、ネットでの活動はもっと活発になるだろうし、
今、できたサービスはそのまま残って、次のパラダイムの基盤になるはずです。

学校でも、オンライン授業が行われていて、
リモートワークでできる仕事も増えているそうです。
高校で教師をしている友達から聞きました。


リモートワークをしている人は、
「案外、会社に行かなくてもできる仕事がある」
ってことに気付くことも多いだろうし、

そうなったら、
「直接会うことに、どんな価値があるか?」
ってのを考えることになるので、
そこの価値が見直されます。


コロナは(結果として)、
「僕らにとって本当に必要なものは何か?」
を考えるきっかけになっています。

社会として、という意味でもあり、
自分の人生として、っていう意味も含めて。



実際に、今はあらゆるところで、
「ネットを使って新しいことを始めよう」
ってなっています。

プロ選手のYoutubeとか、
指導者同士のZoomミーティングとか、
飲食店のオンラインショップとか、
オンラインで何かを教える講座とか、
今まであっても良かったものがどんどん出てきています。



じゃあ、そんな中、

僕が個人としてネットで活動する意味はどこにあるのか?



僕が情報発信を始めた頃って、
「インターネットビジネス」というと、
なんか怪しい胡散臭いみたいなところがありました。

当時はYoutuberもまだ出てきていないときです。

でも、当時からこう言われていました。
「インターネットには、最先端の教育やビジネスの知識が詰まっている」

会ったこともない人に対して、
自分のことを表現して、発信を受け取ってもらい、
今までとは違う価値を提供して、コミュニティを作っていく。

これって、なんとなくでできるものではありません。


僕は大学生の頃、
自分の価値なんてわからなかったし、
発信できるものがあるなんて思えなかったし、
世の中のこと、仕事も、教育も、時代の流れも、
何も知りませんでした。

でも、情報発信を通して勉強しまくりました。


当時から、
「AIが発展していけば人間の仕事はなくなっていく。
そうなった時に、新しい価値として、一人ひとりの価値が見直されるようになる。
人間にしかできないこと、一人ひとりの視点が新しい仕事に代わる時代がやってきて、
その中心になるのは、インターネットだ」
ってことが言われていましたが、

ちょうど今がそれにあたるんじゃないかなと思っています。


技術の進歩によってではなく、
感染症によってというのが喜ばしい事とは言えないのですが、

結果として、
「時代が早まった」
のは事実です。

時代が変わったんじゃなくて、
もともと来るべき未来が早まった。


そういう風に言えると思っています。



僕はバスケットボールの発信者なので、
バスケの技術や戦術を発信していけばいいのかもしれません。

こういうコロナに関することとか、
これからの時代のこととか話す必要がないのかもしれません。


でも、

僕はバスケばっかりやってて、
こういったことに興味を持てなかったからこそ、
バスケを通して、色々なことを知れるきっかけを作りたいと思うし、
こういうところも含めて、自分だと思います。


僕は過去の実績とかありません。

バスケも特別うまいわけではありせん。


でも、そんな僕がネットで、
お金をもらって活動していくことは、

これから先、情報発信で自分の価値を見つけて仕事にしていく人にとって、
一つのモデルになると思っています。

そして、その自覚をもって活動していきます。

今までも、講座を運営してきましたが、
今、改めてそういう意識が強くなっています。



僕は、今までの講座の時とかも、
自分の経歴とか出してきていません。

それは、肩書とかじゃなくて、

「発信していることが面白いか?」

ってところを見てほしいと思っていたからです。
(大学まで行かせらもらって教員免許を持っていたりはします)


結果論ではありますが、
今となっては、

実績や肩書がなくても、
情報発信者としての場を作ることができる

ってことを、自分の発信で示していくのが
僕が個人として情報発信していく意味の一つなのかなと思います。


これからの時代、
確実に、ネットは中心になるし、
一人ひとりが自分の価値を見つけていく必要があって、

それを発揮していけるようになっていくし、
今がすでにそうなってきています。


その一つの形を示していきたいなと思います。



僕の今後の発信は、
(慎さん&鶴との活動も含む)

・勉強会&合宿
・一つのテーマを体系化する講座
・日々の学びや実践報告を共有する場

という3つでやっていく予定です。


今やっているバスケのコミュニティは、
僕の日々の学びをシェアしている場です。


今回も技術的なこととか話してませんが、
技術とか戦術の細かいところも解説していて、

それは前提という感じです。



そんなわけで、少しでも興味があれば是非ご参加ください。

『大和籠球オンライン』


それではまた!

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