台湾でのストリートバスケとジャングルの原住民

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これは少し前の話。

 

ある時、僕の元にメールが来ました。

 

メールを開くと懐かしいお名前が。

送り主は、僕が情報発信を始めた最初の頃によく関わっていた

社会人バスケをしている方でした(以下「ムラさん」)。

当時はスカイプで一つのテーマについて話して対談音声を撮ったりしていました。

 

それからあまり連絡を取ることがなかったですが、

今でも僕の発信を受け取ってくれていて、昔からお世話になっている人です。

 

 

そんなムラさんからの久しぶりのメールには、

 

「こんにちは^_^

社員旅行で台湾にきてます。

ヨシさんも行きましたよね。」

 

と書かれていました。

 

 

「ヨシ」というのは、僕が最初に使っていたペンネームで、

ムラさんからは今でもヨシさんと呼ばれています。

 

 

台湾にいるとのことで、

僕も数年前に台湾に旅行をしに行ったことがあって、

その時に、たまたまストリートバスケをしたんですよね。

 

ムラさんが言っている台湾というのはその時の話です。

 

 

それで、久々のメールだったしムラさんからだったので、

即メールを返信して、「台湾ですか!ご飯も美味しいし、もしかしたら僕みたいにストリートバスケもできるかもなので楽しんでください!」

みたいに伝えたところ、やっぱり近くにはバスケットゴールがいくつかあったみたいで、日本じゃ考えられない環境ですねとムラさん。

 

台湾、意外とストリートコートたくさんありました。

 

それで、キュウフン(映画『千と千尋の神隠し』の舞台となったとされる観光スポット)に行ったという話を聞き、

その数時間後に動画と共にムラさんからメッセージが来ました。

 

 

ムラさん

「バスケコート来ました。1人1人のバスケのレベルが高いですね。ミスしても誰も何も言わないし。こんな環境だと個人能力が伸びやすいし。バスケが楽しいでしょうね。ここは交代交代でスリーオンスリーをしている感じでした。端で待って座っている人が沢山いたので。」

「流石に私服だし。声はかけてバスケはできませんでした(笑)」

 

 

 

その言葉を聞いて僕は即答で、

 

「私服関係ないですよ!!笑」

 

と言いました。

 

 

もう勢いです。笑

 

僕が台湾でストリートバスケをした時って、

もともとバスケをする予定なんてゼロで(そんなにストリートコートがあると思わなかった)、

同じくキュウフンに行ったりしていたんですけど、ほんと、たまたまバスの窓際に乗って外を眺めていたら、

たまたまバスケコートを発見して、

「え!バスケコートあるじゃん!帰ってきたら行ってみようっ!」

って思って、観光してきた後にすぐに行った感じでした。

 

当然、靴とかも何も準備してなかったです。

(その時履いてた靴はそんな綺麗な靴ではなかったので普通にバスケはできました。笑)

 

英語も通じなかったので、

(僕の英語力がへぼかったのもあり)

とりあえずノリと勢いでボディジェスチャーで交渉してやりました。

 

ストリートバスケはそんなものです。

 

僕は台湾に行く前に、大学生の頃に、

それこそバカみたいに勢いだけでアメリカに行きました。

一人で「バスケをしたい!」って理由だけで旅をするという。

 

本当によく行ったなぁって感じの旅でしたが、

あの時も勢いだけでストリートでバスケをしました。

 

 

そのノリでムラさんにも伝えました。

 

「もし今しかチャンスがなかったらどうしますか?聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥ってやつですよ!」

「なんか、熱く語ってしまい、すいません。笑」

 

と。

 

・・・

 

 

それから少し時間が経ったら、ムラさんから、

「してきましたよ^_^」

「思い切って声をかけました。一本だけシュートを決めれました。台湾の人も気を遣ってくれて嬉しかったです。めちゃ記帳しましたけどね(笑)案外、通じるものなんですね。させてもらった2人には感謝です」

と。

 

こんな素敵な写真と共に。

(左がムラさん)

 

ムラさんはもともとルフィみたいに何事も積極的に!っていう人柄ではないのは知っていたので、

たぶん、このまま声をかけずに外から眺めて日本に帰りそうだなぁと思ったので、余計な迷惑とか気にせず、

「声かけたらいいですよ!笑」と言いました。

 

その結果、良い刺激をもらえたと言っていて良かったなと思います。

 

でも、その良い刺激をもらえたっていうのは、

ムラさんが自分で行動して、良いきっかけを創ったからこそなんですよね。

 

 

たぶん、今までのムラさんだったら声をかけなかったと思います。

 

でも、あの時の声をかけたことで、

過去のムラさんから変わる変化が起きて、

「やる前に不安なこととかいろいろ考えていたけど、行動したらなんてことないんだな」

ってことを身体で体験できたんじゃないかなと思います。

 

ちなみに、「レベルが50上がった」と言っていました。

(それがどれくらい変化なのかはムラさんのみぞ知る。笑)

 

 

 

ほんと、行動する前っていろいろ考えちゃうものですよね。

 

僕もこういう発信をしていると、

自分が何かをしないと何も生まれないので、

全部、自分の行動次第だなぁと思うことばかりです。

 

新しい企画を始めるかどうかも、この記事を書くかどうかも。

 

全部自分次第。

 

 

僕は情報発信を知った時、

最初に読み始めたメルマガの一通目で、

「この世の中は、知っているか知らないか、行動するか行動しないか。それしかない」

ということが書かれていました。

 

その起業家にとっては、世の中の原理原則みたいなものをシンプルにまとめると、

「知っているか知らないか」「やるかやらないか」だと考えていたそうなんですが、

 

その中には、

「行動しよう!と思っても、行動します!と宣言してもほとんどの人は行動できない。

だから、少しでも行動できるというだけでも、それだけで世の中の少数派に入れる」

情報発信を始めるというのなら、まずは行動してください。そうしないと何も始まりません。

まずはこのメールに一行でもいいので返信してください。自己紹介でもなんでもいいです。

ここで行動するかしないかで、道が分かれますよ」

みたいなことも書かれていました。

 

 

まぁ今思えば、ちょっと厳しい表現というか、

自己啓発本感があって僕はそんなに好きなタイプではないかなぁと思えますが、

起業家になるならそれくらいの気持ちがないといけないし、

行動をしないとそもそもなれるわけがないものでもありますね。

 

それに実際、当時の僕は、そこで書かれていた通り、

「行動します!と口では言うけど行動しないで周りに流される人」

だったので、めちゃくちゃ響きました。

 

 

で、すぐにメールの返信をしました。

 

返信は本当に一行とか二行とかでした。

返信して何かプレゼントがもらえるとかなかったです。

ただ、とりあえず行動の証として返信だけは絶対にしようと思ってしました。

 

 

今までの自分だったらあり得ない行動でした。

僕は基本的に内気と言うか、学校でも目立たない普通の学生だったし、

目立ちたくないと思っていたし、自分の意見を発信するなんてほぼありませんでした。

 

「そんな自分が情報発信をするなんて・・・」

あの時は、そういう気持ちが沢山ありました。

 

周りからどう思われるんだろう。

今までの自分だったら絶対やらないよなこれ。

とか、いろいろ考えました。

 

 

今思えば、そんな悩みはどうでもいいことでした。

 

自分の行動とかって、自分が思っているほど周りの人は気にしていないし、

そんなに周りの人も自分のことを気にするほど暇ではないし、不安とかって考えるほど出てきます。

もちろん、周りの人が心配してくれて何かを止めてくれたりアドバイスをしてくれるのには耳を傾ける必要があります。

 

でも、そうじゃない時は自分の人生は自分で決めないと。

自分の行動でしか何も変わらないし、自分の人生には言い訳できない。

 

 

何かを始める時って、そういう気持ちにだいたいなります。

 

ルフィみたいに「うるせェー!!いこー!!」って言える人は別ですけど、

ほとんどの人はそうではないと思うし、新しいことって今までと環境が大きく変わるから、

楽しそうだなと思うけど、エネルギーを最初はたくさん使う分「めんどうだな」って頭の中では無意識に考えてしまうから、

だから、何かを変えるきっかけがあっても、同じ日常を過ごしてしまうのが人間なんだと思います。

 

当然、それは僕にもあります。

 

 

でも、ムラさんみたいに、

一度でもいいから自分で選んで行動して、

「なーんだ。行動する前に考えてた不安とかって大したことないんだな」

ってことを体験したら、後はそれと全部同じだってわかります。

 

何を学ぶにしても、どんな行動を選ぶにしても、

全て自分次第で、とりあえず行動してから考えたらいいだなって。

 

 

その自分の殻を破る体験を一度でもしたら、後は雪だるま式に前に進むのみ。

 

逆によく言われるのは、

「不安は雪だるま式に大きくなっていく」

っていうのがありますが、

その逆の体験をしてしまえばいいってことです。

 

まぁ僕はこれ、今書きながら「あ、そうしたらいいのか」って思ったことなんですけどね。笑

 

これも最初から「これを書こう」とか思ってないです。

とりあえず、今回はムラさんから「自由に僕の話を記事にしてもらって大丈夫です(笑)」

って言われたので、「とりあえず、ムラさんの体験を記事にしてみよう」って思って、

「新規投稿」ボタンをクリックして、今、文字を書いているという感じです。

 

そもそもタイトルすら今この文章を書いている段階では決めていません。

 

でも、こうやって記事を書いていたら、

自分が普段意識していないことが言語化されて、

「なるほど~。そういう考え方もあるのか」って自分でも勉強になるってこともあるし、

タイトルにしたらいいなってキーワードも書いていたら出てきます。

 

そういうもんなんですよね。

 

これは情報発信に限らず、

何でも当てはまることです。

 

 

何かしら自分から「発信(行動)してみる」ってことをすると、

発信をする前は、何が生まれるかなんてやってみないとわからないので考えても仕方がなくて、

とりあえずやってみたら、新しい発見があるものです。

 

僕の情報発信もそんな感じで今の広がりがあります。

 

最初からこんなことは想定していないし、

この記事を書くことだって、当然想定していないです。

 

 

「行動が大事」

 

なんて、普通に生きているだけでも何回も聞く言葉だと思いますが、

それを自分の体験を通して、一度でも「あ、やっぱり行動が大事なんだな」って思えたら、

その後の時間すべてに、その感覚を活かせるので時間の密度が高くなります。

 

 

それくらい、一回の体験が大事で、

その体験があるかないかで、同じ情報を受け取っても、

その背景にある情報まで学べるかどうかが変わります。

 

これは今の時代は本当に大事なことだなと思います。

 

 

これだけの情報があると全部は見切れないので、どうしても流し読みが多くなるし、

何かをしていてもスマホが気になったり、自分の必要な情報だけを選べるような仕組みが沢山ある(フォローとかテレビのCMを飛ばすとか)ので、

自分に必要ないと思える情報はどんどん流してしまうことは、もはや、時代の流れ的に仕方がないことです。

 

これまた僕にも当てはまることです。

 

でも、そうすると、

自分が必要だと思う情報だけを受け取ることになって、

今の自分を大きく成長させてくれるような視点を受け取れなくなってしまいます。

 

自分が必要じゃないと思える視点というのは、

今までの自分の枠組みにはない視点のことなので、

今までの自分よりも大きく成長させてくれる視点だと言えます。

 

 

そういう意味で、誰かから勧められたものは積極的に受け取った方がいいし、

何かに迷ったときは「いつも選ばない方」を選んだ方が新しい体験が増えるし、

毎日、何か一つでも新しいことをやったり、学んだりした方がいいと思います。

 

これは今書きながら自分にも言い聞かせています。

 

 

 

あれ、そういえば、

これはムラさんのことを書いていたんだった。

 

いつの間にか、いろいろ話が広がっていましたが、

これもムラさんが引き出してくれたということにしましょう!笑

 

 

ムラさんは今、パーソナルトレーナーさんと共に筋トレをして身体を鍛えているそうです。

バスケも以前よりも積極的にやっているみたいで、充実しているという報告を最近ももらいました。

僕は筋トレをあえてしない方向でバスケをやっていますが、方法はどうであれ、

バスケが楽しくなって、自分が変われて、毎日が充実するならそれでいいですね。

 

こんな記事になるとは思ってもいませんでした。

やっぱり行動をしてみてわかることばかりですね。

 

 

さて、今日、何か一つでも新しいことをしましたか?

考える前にとりあえず行動をして何か面白い発見をしたことはありますか?

 

 

そうやって毎日を過ごしていくと、

気付いた頃には凄い成長してそうですよね。

 

僕はそういうきっかけを提供していくのが

情報発信者として自分がやっていくべきことだと思うので、

それを行動でこれからもどんどん示していく側でありたいなと思います。

 

最近始めた大和籠球もその一つだし、

他にも二つくらい考えている企画があるので、

どんどん形にしていきます。

 

見える世界が変わるような、

そんな企画をお伝えします。

 

僕も今できたこの流れに乗って、毎日を大切にしたいなと思います!

 

 

 

PS.

キュウフン(映画『千と千尋の神隠し』のモデルと言われているところ)

 

たくさんの人がコートにいました。

結果が全てのストリートコート。

バスケがあれば誰でも友達になれるってことを実感できた体験。

 

とにかく美味しかった中華料理。

 

Google翻訳の機能に驚いて撮影したスクショ。

これは今から数年前の話だから今はもっと凄いんだろうなぁ。

 

足のつぼマッサージも受けました。

昔の人はどうやってこういうのを見つけたんですかね?

最先端ばかりを追いかけず昔からあるものも大切に、ですね。

(近々、そんな過去の叡智を学ぶ企画を始めようと思います。大人気の漫画と映画が関係しているあの人の話)

 

 

PS.

「一日をどれくらい濃密に過ごせているか?」

って質問は、たまたま見たこの動画を見た後に自分に問いかけました。

ARVE Error: Mode: lazyload not available (ARVE Pro not active?), switching to normal mode

人は一日でこれだけのことができるんだ・・・

ってことを思わされました。

(完成までは二日?一週間??)

 

 

そもそも、こんなものを作れるのが凄いんですけどね!

でも、僕らはもともとこういう力があって、

こうやって生活をしていた時代が日本にもあったわけで、

そう考えると、本当に人間って面白いなぁと。

 

このパソコンも誰かが創っているもので、インターネットも。

この人たちからしたら、バスケもネットも必要ないものなんだろうけど、

これだけのものを作れるというのは、最先端の技術に負けないくらい価値がありますね。

 

こういう動画を見ると、凄いな!という気持ちと、自分も何かを作ろうって思えます。

 

この人たちがバスケとか自分の発信を見て、

僕が感じたように「凄い!」とか「面白いね!」って思ってもらえるような

そんなのを創っていきたいなぁなんて思ったり。

 

 

 

PS.

ムラさんの話で思い出したアメリカを旅した時の話。

僕が最初に始めたメルマガで、ムラさんも登録してくれていたやつです。

その時のメルマガが残っていたので一応最後に載せておきます。懐かしい。

 

当時の文章なので若い感じのところもあるかと思いますが、

あえて、そのまま残してあります。お時間あって興味があればどうぞ。

 

第1話 アメリカへの憧れ
第2話 「このままだと空気だけを吸って終わってしまう・・・」
第3話 大都市、Los Angels到着
第4話 シュートフォームが変なおじさん
第5話 Andyとポポビッチ
第6話 タンクトップの大男
第7話 試練
第8話 太っちょおじさんの熱意
第9話 「そんなのバスケじゃねーー!!」
・・・(全18話)

 

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発信を始めた頃からずっと見てくれているムラさんのような方がいるというのを知れると、凄く嬉しいですね。

昔の発信は今と比べたらまだまだなところばかりで恥ずかしい過去と言えば恥ずかしい過去ですが、

その時から見てくださっている方のおかげでの今なので、より面白い発信をしていきたいなと思います!

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