ここ半年でサッカーの方と関わることが凄く増えました。
もともとサッカーを見ることはなかったのですが、
僕が発信している情報に対して、サッカーをやっている人から、
「これは、サッカーでも活かせる」
「サッカーのスペーシングと同じだ」
みたいな声をもらうようになりました。
じゃあ、その逆に、
サッカーから学べるバスケの本質
も必ずあるはずです。
今日紹介するのはこちらのツイート。
サッカーに詳しくない僕でも知っているスーパースター、メッシ。
メッシ選手のボールを受ける姿勢、身体の使い方、ステップの踏み方などすべてが詰まっている。
— 奥村正樹(スポーツトレーナー/physiotherapist) (@Masa19901) 2018年6月2日
常に真下に足があり、どの方向にもスッと身体が向く。
この何気ないステップや身体の開き方(半身のとり方)が本当に凄い!
最小限の動きで最も効率的な動作を可能にする。
これが、彼が超一流である理由。 pic.twitter.com/ozNBYZbWeM
サッカー部の友達に聞いたことがあります。
「メッシは転ばない。」
メッシはドリブルが上手いというのをよく耳にしますが、
相手にぶつかったとしても転ばず、ボールを見失わない「玉際の強さ」があります。
この短い動画の中にも、
その転ばない強さに繋がるような、
ぶれない「軸」があるように思えます。
最小限の動きで、常に準備をする。
「軸を真っ直ぐ保つためには体幹トレーニングが必要なのでは?」
という意見もあると思います。
メッシは世界最高峰のトレーニングをしていて、
小さい頃から激しい攻防の中でプレーをしているので、
そういう軸は自然と身につき、努力で高めているはずです。
じゃあ、それと同じことを自分たちもやればいい!
のかというと、必ずしもそれが正解なわけではないと思います。
僕らが練習できるのは、一日のうちの数時間です。
部活動をやっている学生からしたら、
一日24時間のうち、起きている時間17時間だとしたら、
17時間のうち、たった2時間とか1時間です。
トレーニングの時間なら30分~1時間くらいのはず。
そのたった数時間だけ、軸を意識したら良いのか?
というと、そうではないことに気づけるはずです。
普段、誰かの話を聞いているとき、
電車に乗っているとき、椅子に座っているとき、
「どういう姿勢で生活をしているか?」
が何よりも重要になります。
練習量を増やしていくのも大事だけど、
そうやって練習量を増やすことだけが上達に繋がるわけではなく、
むしろ、「練習量」に頼ってしまうと、他の可能性がなくなります。
「体育館にいる時間=上達できる時間」ではなく、
日常のすべてが練習で、日常のすべてが学び。
最後に、メッシのプレー動画を載せておきます。
[arve url=”https://www.youtube.com/watch?v=rZ3f4tAvgIE” /]
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