Trae Youngのシュート練習から学べる2つのこと

最近、アメリカの大学リーグを盛り上げているTrae Young。

 

「カリー2世」と言われるくらいシュートレンジが広くて、クイックリリースで、今のところ大学で止められる選手はいません。動画を見てもらえばわかるとおり、めちゃくちゃな体制から打ったりしていますが、それが入るので何も言えないという…。ディフェンスの腕を払いながらドライブをしたり、フローターをしたりと、色んな技術を使っています。それでいてパスも非常に上手いので、ただ単にシュートを乱発して得点を取っているわけではないところが本当に凄いところだと思います。

 

今回は、そんなTrae Youngのシュート練習動画を紹介します。ずっと得意の3Pを打っているのですが、よくよく見ていると沢山学べることがあります。

一つは、「必ず指に縫い目がひっかかるようにしている」ということ。キャッチと同時にボールを少し動かして必ず縫い目に指が引っかかるように打っています。僕はプロ選手のボールを拾いをしているとき、シュートが上手い人たちは縫い目を揃えて打つのかどうかというのをさりげなく調べたことがあります。そうしたら見事に全員縫い目を揃えてからシュートを打っていました。でも、これは逆に「シュートが遅くなる」「キャッチに意識が向かってしまう」という人もいると思うので、どちらが良いかは人それぞれだと思うので、試してみてということなのかなと思います。

もう一つは、「あえて取りにくいところにパスを出す」ということ。これはパサーの人がYoungへのパスをあえて乱しているのですが、そうすることで試合中に正確なパスが来なかったときにすぐ対応できるようになるのだと思います。動画の後半はずっとそれで打っています。Curryのようなクイックリリースでシュートが打てるのはこういった練習をしているのも関係しているのだと思います。とても勉強になる動画です。

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