後味の良い同期との会話

この記事は4分で読めます

こんばんは、原田です。

 

僕は今こうして情報発信をしていますが、
これを始まるきっかけになったのは大学の部活です。

 

大学でNBAからスペーシングを学ぶようになって、
今までのバスケの価値観がガラッと変わったから、
それを実際に自分たちでやってみたところ、
「自分の他にも同じ遠回りをしている人はいるんじゃないか?」
「バスケの本当のチームプレーの楽しさを伝えたい!」
「NBAってダンクだけじゃないことを伝えたい!」
と思えてきて情報発信を始めました。

 

なので、僕のチームメイトたちも同じ気持ちです。

 

最近、久しぶりに大学の同期と会って、
バスケの話とか色々な話をしたんです。

 

僕は教育学部出身なのですが、
バスケ部の同期には何人か教師になっている人がいます。

 

で、バスケ部の顧問をしている人が4人います。

中学校男子×2、中学校女子、高校男子です。
(正確には一人は外部コーチでアシスタントみたいな立場)

 

で、それぞれが大学で感じた
「オフボールの動きも含めたバスケットボール」
というものを子供たちに伝えています。

 

その話をしている様子といったら、
もう楽しそうに話すもんだから、
聞いているこっちまで笑ってしまうんです。

 

「最近は、Princeton Offenseをやったんだけど子供たちがキラキラ目を輝かせてさー!」
「中学生は素直だからスペーシングとか言うと型にはまっちゃうから型を崩すことを教えるのが難しいんだよなぁ」
「この前の試合は、前は大敗したチームに善戦できて成長した!」
「今の子供たちは羨ましいなぁって思うときはあるな。おれが中学の頃なんて走ること以外してなかったからなぁ(笑)」

 

と、皆ニヤニヤとニコニコと、
本当に楽しそうにバスケの指導をしているそうです。


 

僕らはもともと仲がめちゃくちゃ悪かったです。

自分たちのチームになったとき、
「ディナイをするかしないか」
という話で意見が二つに分かれて、
何度話し合っても平行線とはこのことでした。

 

あまりにも話がまとまらず、
部活中に明らかにサボる人もできたり、
ちゃんとやれよ!的なオーラを出す人もでてきたりで、
部活をしていても全然楽しくなかったんですよね。

いっそ、僕は部活を辞めて留学しようとか思っていました。

 

ディナイをするかどうかっていうのは、
スペーシングと関係してくる話だったんですけど、
最終的に、NBAのバスケを見たことで解決しました。

 

詳しくは動画で話せたらと思うので技術的なことは置いておきますが、

おそらく、あの時にバスケを変えなかったら、
NBAからバスケを学んでいなかったら、
今の僕の発信はないし、教師になった人たちも、
「走れー!」「なんで動かないんだ!」的な怒鳴る指導になっていたかもしれません。

 

教師になった4人のうちの一人は、
もともとは企業に就職をするつもりでいました。

 

でも、バスケの価値観が変わったら、
「バスケを教えたい」
と思って教師になって今は部活を見ています。

会えば部活の話ばっかりでニヤニヤが止まりません。

 

 

もう一人、教師にはなっていないのですが、
二年間、プロとしてバスケをしていたチームメイトもいます。

 

そのチームメイトも、仲が悪かった新チームの始め、
「バスケが楽しくないし、部活辞めようと思ってる」
って僕に言ってきていたんですよね。

 

結構な重要人物だったし、入学の頃から仲良くやってたから、
お前は辞めてもらっちゃ困る!!ってことで飲み会を開いて説得しました。

 

その飲み会でどう説得したかというと、
「今からやろうと思っているバスケが如何に面白いか」
ってことを永遠と語りました。

 

確か、居酒屋にあった醤油差しとか小皿とか割り箸を割ったやつとか、
そんなのを使って、オフェンスとディフェンスを作ってシチュエーションをしました。

 

 

ほとんどのチームメイトは、
高校のときにとにかく走り回っていたし、
オフェンスはフリーでただ1対1をするだけ。

 

だから、オフボールの動きなんて知らないし、
「バスケは止まってはいけないスポーツ」
みたいな価値観がありました。

 

で、それはいつからか根性論的になって、
「止まっていたらサボっている」
→「とりあえず動いていればいい」
→味方の動きを気にせず動き回る
→いつの間にか味方の邪魔をしている
→フリーオフェンスなのに自由にならない
という感じになっていました。

 

 

結局、チーム内で意見が割れるとか、
指導者が選手のプレーに1~10まで指示を出さないといけないとか、
負けた後に「今の自分たちの環境なら仕方ない」みたいな諦めが生まれたり、
「もっと練習を増やさないと!」と量にしか目が行かずに勝利から遠ざかっていくのは、

オフェンスに決まり事がなくて無法地帯だから

というのが本当の原因だったりします。

 

決まり事がないことが自由かと思いきや、
実は一人ひとりが考えていることがバラバラで、指導者と選手の考えもバラバラで、
お互いがお互いの意見を言い合うだけでまとまらない。

動き回ることで味方の邪魔をしてしまう。

 

結果、

フリーという言葉があるのに、
フリーオフェンスは自由にならないことが多いです。

 

実は決まり事を作ることで選択肢が与えられて、
そこから自由に選択肢の中から駆け引きを楽しむことができます。

本当の自由は制限があってこそ生まれる。

 

 

・・・って事を話したりしました。

 

これは僕自身が実感していたことだったので、
居酒屋で説得をしたらバスケに復帰してくれて、
本当に楽しい駆け引きのあるバスケができました。
(今はプロを辞めて実家の自営業を継いでいます。)

 

部活の価値観を変えたことで人生レベルで変わってるんだなぁと、
同期たちと久しぶりに会ってバスケの話をしながら思いました。

 

本当に良いもの、気持ちの良いものは、
「後味」が良いから人に伝えたくなるんですよね。

 

めちゃくちゃキツイ練習だったり、やらされている練習だったら、
それがたとえ凄く勝ちに繋がっていたとしても、
誰かに伝えたいとは思えないし、広まってほしいともあまり思えないものです。

その教師の教え子たちから友達に広がり、
その教え子たちが大人になったときに、
今のバスケの楽しさを誰かに伝えていくのだと思います。

 

僕がそうであるように、
チームプレーの楽しさ、スクリーンの楽しさ、
バスケットボールの本質を探っていく楽しさを知れば、
自然と人に伝えていきたくなって自然と広まるものです。

 

 

たった少しバスケの価値観を変えただけで、
人生までも変わってしまうというのはスポーツの偉大なところですね。

 

後味といえば、
良い食事をしたかどうか、
良い学びを得たかどうか、
良い時間を過ごせたかどうか、
というのも「後味」で判断できるそうです。

 

食べているときはめちゃくちゃ美味しいけど、
食べ終わった後は身体がダルくて何もやる気が起きない…
って時は、実は良い食事じゃなかったのかも。

 

 

後味の良いバスケをしていますか?

 

後味の良いバスケを指導していますか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. 2017 11.11

    賢者の可能性

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

RETURN TOP