武井壮さんと三井寿から学ぶ「価値」と「勝ち」

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こんばんは、原田です。

 

今日は、武井壮さんのツイートを参考にして、
スポーツ指導、スラムダンクの三井について話していこうと思います。

 

スポーツ指導といっても、
あらゆる場面に当てはまることです。

良い指導をするということは対人関係を良くすることでもあるので、
スポーツに関わらず、色んな場面で活かす事ができます。

それに武井壮さんの言葉はスポーツ以外にも、
人生の視野を広げることに繋がることが沢山ありますよね。

 

ツイートはこれです。

 

地球の歴史上最も速く100mを走った選手より速く走らなきゃ価値がないとでも?

彼以外の全人類の意見は無駄だとでも?

 

スポーツも仕事も才能や、その記録や業績の偉大さだけを競うものじゃない

世の中の成功法則と呼ばれるものは、
だいたい「目標達成」を重視しています。

 

毎日コツコツと計画を立てて…
自分の目標を出来るだけ大きく掲げて…
目標を達成した自分を想像しながら頑張ろう!

という感じです。

 

でも、それには落とし穴もあると思います。

 

例えば、バスケの指導で言えば、
「全国大会に出場する」
という目標を掲げたとします。

 

すると、全国大会に行けなかったら「目標が達成されない」となりますね。

で、目指すところを自分たちで決めたことならいいんですが、
問題は、誰かにそこを目指さなければいけないと強制されたときです。

それは周りからの圧力かもしれないし、
「スポーツをやるからには全国を目指さないといけない」
という空気からそうなっていることもあると思います。

 

選手が自分たちで「ここに行きたい!」という目標を持って、
それと指導者が行きたい場所が同じであれば良い関係を築けます。

 

でも、どちらかが違う目標を立てていたり、
指導者が選手が求めること以上のことを過剰に求めると、
行き先が別々になってベクトルがずれて関係性が崩れてしまいます。

 

 

記録や業績を残すことだけがスポーツの目的になると、
自分たちで工夫して試行錯誤する楽しさや
少しでも上達する楽しさを忘れてしまいます。

 

そうなると、どうなるのかというと、

 

指導で言えば、
「目標達成が出来るまで喜んではいけない」
という重たい空気が生まれる。

→選手はバスケを楽しめなくなる

→指導者は選手に対して過剰な期待を寄せる

→選手は指導者の求める答えを探すことに必死になる

→本来使うべきところにエネルギーを注げず成長できなくなる

→目標は達成できない

→選手に対する不満をぶつけてしまう

→・・・

 

という悪循環が生まれてしまいます。

 

武井壮さんが言っているように、
業績や記録だけで人の価値が決まるワケじゃありません。

 

 

もちろん、勝つことは目指します。

 

目指しますというか、
勝ち負けがあるからスポーツは面白いし、
勝てばそれだけ長くバスケが出来るんだから、
今のチームが好きなら勝ちを目指すのは自然なことです。

 

でも、やっぱりそこに対して、
成長する楽しさと喜びがなかったら、
苦しい時間だけが増えていってしまいます。

 

 

価値って、本当に曖昧なものです。

 

僕のように、腕時計に全く価値を感じない人もいれば、
バスケットボール以上の価値を腕時計に感じている人もいます。

 

価値が「勝つことだけ」になると、
相手を負かして自分たちが優位になることがスポーツの楽しさになって、
自分たちよりも下の人を見つけて優越感に浸るような人になってしまうことだってあります。

 

仕事でも何でもこれは同じですよね。

 

価値が他人との比較にしかないと、
いつまでも劣等感を感じて無いものねだりをして、
「自分のことを認めてくれる場所はどこだ…」
と自分を高めることなく、
自分の都合の良い(と思っている)場所を探します。

 

でも、それは”今のエネルギーが低い自分にとって”都合が良い場所なので、
自分のエネルギー状態と同じように低いエネルギーが集まっていることがほとんどです。

 

 

スラムダンクの三井は、
自分のことを認められない不満から、
自分のことを受け入れてくれる不良の世界に入りました。

そして、(本心では思ってもいない)バスケ部を潰そうとしていましたよね。

 

あれはまさに同じことです。

 

エネルギーが低い三井は、
自分でエネルギーを高めることなく(成長することなく)、
自分の都合の良い場所を見つけてエネルギーが高まったと”勘違いしていた”のです。

 

 

大人の指導は、それくらい影響力があります。

 

部活動は単なる趣味なはずなのに、
バスケは非日常を感じられる楽しい遊びとして生まれたはずなのに、
そこで価値や勝ちを勘違いして追いかけていくと、
いつの間にか三井と同じような道に進んでしまうのです。

 

指導者の方、子供と関わる方は、
まず最初に、この事を知る必要があると思います。

 

 

それを知った上で、
バスケットボールの楽しさを伝えていく
というのが大人の役目だと思います。

 

こういったことを知っているだけで、
口から出てくる言葉は変わって、指導の仕方は変わりますし、
そのことで選手は、自立して自主的に行動できる人に成長します。

 

スラムダンクの物語、ホントに深いですね。

 

漫画を見て僕らが共感するのは、
登場人物の物語と自分の人生に共通点があるから
です。

 

だから、映画でも漫画でもドラマでも、
登場人物に感情移入してしまうんですよね。

 

で、これは、とってもお得なことです。

 

普通、人生は一回しかできないのに、
「三井はこうやって不良の道に入ったのか。じゃあ自分はこうならないように気をつけよう」
と三井が人生をかけて得ることが出来た教訓を、
漫画を通して、漫画を楽しむだけで知れてしまうのです。

 

これは、つまり、
人生を二回生きているのと同じですよね。

 

三井からしたら、
「いいなぁ~俺の失敗を漫画楽しむだけで知れるなんて!俺も自分の漫画読みたかったわ~!笑」
って気持ちなんじゃないかなと思います。笑

こうやって考えると、
漫画を読む、映画を見る、人の話を聴く
ということは、その人の物語が自分の中にインプットされて、
その分、様々な視点で自分の日常を再定義できるということです。

 

昔の僕は、自分の考えしか持たなかったです。

 

それは本当に勿体ないことで、
漫画の物語を知ることもそうですけど、
人の話を聴くことは、短時間で凄く沢山の情報を自分の中に取り入れる事ができます。

 

それに自分が持っていない視点を知るのは面白いですよね。

 

 

そういえば、行動を促す言葉がけは、
・鬼の安西先生パターン
・仏の安西先生パターン
の二通りがあります。

 

恐怖で脅すか、信頼して任せるか、です。

 

鬼の安西先生パターンはすぐに結果が出やすいです。

怒鳴れば怒鳴られたくないから何とか行動するようになりますけど、
もちろん、これは長期的に見たら(いや、短期的に見ても)良い事はありません。

 

怒鳴る方にも問題があるのに、
それに目を瞑っているので、どちらも成長しないのです。

 

言い方を変えたら、
・怒りそうになった時は成長のチャンス
ということですね。

 

怒りそうになった時ほど、
今までの自分にはない新しい視点を手に入れるチャンスです。

 

そう考えると、心に余裕が生まれて、
本当に自分を成長させてくれるヒントに気付けてきます。

 

 

怒鳴ることでしか人を動かせないのはカッコ悪いです。

 

それに、そうやって行動していくと、
「大人の言うことはとりあえず『はい』って言っておけばいいや」
と人の話を聴かない、
何かを学ぶ楽しさを知れない子になってしまいます。

 

それは武井壮さんが言っている、
自分の価値に気付けないって事にも繋がりますね。

 

 

 

・・・と、ここまでスラスラと、
特に止まることなく文字が打てているのは、
僕自身が過去にそういった経験をしてきたからです。

 

その分、色々な事が見えるようになって、
そういった問題の乗り越え方とかも経験してきました。

 

 

少しでも上達する楽しさ
自分たちで工夫して試行錯誤する楽しさ
駆け引きを楽しみながら勝敗を競う楽しさ

 

それがあっての勝ちを目指すのが、
スポーツ本来の楽しさだと思います。

 

武井壮さんの言葉、どう感じましたか?

 

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