錬金術とイチローの試行錯誤

こんばんは、バスケのヨシです。

最近、「鋼の錬金術師」という漫画を読んでいます。

 

かなり有名な漫画なんですが、僕は最近ようやく購入しました。

今日は、この漫画で出てくる考え方とイチロー選手の考え方がとても似ていたので紹介しようと思います。

 

 

錬金術から学ぶスポーツの本質

錬金術にはルールがあります。

1.等価交換をしなければいけない

2.理解・分解・再構築の順序で錬金が行われる

 

この両方とも、現実世界の僕らの生活に当てはまることなのですが、

今回は注目するのは、「2」の方です。

 

「理解・分解・再構築」という過程が、

スポーツを向上させる道筋と非常に似ていると思います。

 

【理解】

新しい動きを取り入れようとする時、

このステップをきちんと踏むことで、自分の身体に合った動きを習得できます。

 

例えば、シュートフォームを変えようと思った時、

まずは、自分のフォームがどうなっていて、どこに問題があるのか

をきちんと”理解”する必要があります。

 

その理解無くして、新しい動きを”再構築”しようとすると、

今までの感覚が無くなってしまい、新しい動きに順応できなくなったり、

自分がスランプになった時に、その修正方法がわからなくなったりします。

 

 

【分解】

動きを分解するとは、一つの繋がっているものをバラバラにして、

個別に、一つ一つの動きを修正していくということです。

 

一つ一つ個別に修正していくことで、

それらが一つに繋がった時に、ゲシュタルト崩壊することなく、

一つのまとまった動きとして、新しい動きを取り入れることができます。

 

 

新しい動きを習得しようとすると、

今までとは違う動きなので、少しだけ成長がマイナスになる時期があります。

 

ここでどう考えるかがポイントで、

「結果が出てないから、これはダメだ!」

とすぐに見切りを付けないことが大切です。

 

この時期の捉え方としては、

「練習量が減ったから結果が出ていない」のではなくて、

「動きを変えているから結果が出ていない」と考える必要があります。

 

この境界線が曖昧で難しいところなんですけどね。

 

このステップは、”分解”のステージなので、

成長が一次的にストップしやすいところです。

 

ココで行動することを止めてしまうと、再構築のステージに進めず、

結局、新しい動きを習得できないということになってしまいます。

 

 

成長は、時間と比例するのではなくて、

ある時、急激にグーーーンと伸びていくものです。

 

なかなか成長しないステージにいる時に、

  • 成長できない原因は、どこにあるのか
  • 思った通りに身体が動いているのか

を確認することで、次の再構築のステージに進めます。

 

 

【再構築】

そして、最後に”再構築”で大切になることは、自分の身体と対話をするということ。

 

これは、よくブログで話していることなのですが、

誰かから教わった基礎や参考書に書かれている基礎は、「一つのヒント」です。

 

人間の身体の構造や感覚は、人それぞれ違うので、

どの選択肢が自分の身体に合うかを試行錯誤する必要があります。

(だから、指導者は選手に対して考えを押し付けてはいけないのです)

 

試行錯誤するとは、新しい動きをその場で試してみて、

「この動きは、自分の身体にとって楽な動きなのか?」

「前の動きに問題点があるとしたら、どこにあるのか?」

という具合で、自分の身体と対話をします。

 

これは、本当に「対話する」という感覚で、誰かから教わるのではなくて、

自分の身体君に話して、動いた時の感覚を感じ取って、試行錯誤する感じです。

(言葉を口に出す必要はありません。笑)

 

 

そんな形で、シュートやドリブルなどのプレーもそうですし、

チームに新しい動きを取り入れる時も、錬金術の考え方は使えます。

 

錬金術の考え方は、スポーツの本質であるとも思います。

 

 

イチローの試行錯誤

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あるインタビューでイチロー選手が、

「僕は、天才ではありません。」

と言っていました。

 

僕もそうですが、イチロー選手の野球を見ていたら

「天才」という言葉が一番ピッタリだと思えてしまうのですが、

イチロー選手本人は、自分のことを天才ではないと言っていたのです。

 

これは、謙遜して言っているかと思いきや、そうではなく、

きちんと、根拠を持ってイチロー選手は、この言葉を選んでいました。

 

根拠は、こうです。

 

「僕は天才ではありません。

 なぜかというと自分が、どうしてヒットを打てるかを説明できるからです。

 

これが、イチローが自分のことを「天才」と考えない理由です。

 

おそらく、イチローが考える「天才」とは、

感覚で成功してしまう人のことを言うのだと思います。

 

「自分でも、よくわからないけど、成功しちゃった!」

という人を天才と呼んでいるのかもしれません。

 

 

イチローは、自分の動きを熟知しています。

 

錬金術でいえば、”理解”のステージを完璧にクリアしているという事ですよね。

 

 

僕は、イチローの動画をたくさん見ているのですが、

自分の動きや人体の構造を理解していることが伝わってきます。

 

イチローは、毎年バッティングフォームを変えていることは有名な話ですが、

それを変える際も、今までのフォームよりも、新しいフォームが良いかどうか、

というのを慎重に試行錯誤しています。

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そういった細かいところまで熟知しているからこそ、

あれだけの超一流の野球選手であり続けているのだと改めて思いました。

 

これは、バスケをする僕らでも応用できることですよね。

 

 

イチロー選手が現在でもなお、フォームを改良しているのを見ると、

武井壮さんの「自分史上最高」という言葉を思い出します。

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常に自分史上最高を更新していく。

誰かと比較して劣等感を感じたり、優越感に浸ること無く、

常に自分の身体と対話をして、昨日の自分よりも今日の自分が成長していられるようにする。

 

これが、武井壮さんの考え方です。

 

 

 

「理解・分解・再構築」「自分史上最高の更新」

 

これがスポーツの本質であると思います。

 

常に、より良い動きを求めて、

自分の身体と対話を繰り返していくこと。

 

この過程は、どこかを旅行している時と同じ感覚です。

 

昨日よりも、より良い、より楽しい自分を探す旅。

 

ワクワクです!

 

 

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