脱力バスケのマコトさんのツイート。
マコトさんは普段は整体師として仕事をされています。そのため、身体について非常に詳しく、バスケを効率よく高めることができています。そして、バスケだけに限らず、整体師として脳と身体の関係、栄養と病気、薬とエネルギー、気と循環、などについても勉強されているので、様々な知識を持っている方です。これが実はバスケにも繋がってくるのです。
やはり薬が身体に及ぼす影響はでかすぎる。
— NBA選手と脱力 (@TTKRCJ) 2016年9月21日
無理矢理抑えつけられて脳にダメージがあることがほとんど。
こら使いすぎてる人はアルツハイマーとかにもなりますわ。
身体が痛む、不調が出るということは健康な証拠。しかし、治す手段を誤ってる人が多すぎる…
お薬を服用されてるお客様で一番多いのは
— NBA選手と脱力 (@TTKRCJ) 2016年9月21日
脳の萎縮
自律神経の異常
循環の悪さ
薬は基本的には症状を抑えるだけ。
治しているのは自分の免疫力、自然治癒力。
マコトさんが普段行っている治療は「自然治癒力」を上げるものです。
自然治癒力とは人間が本来持っている怪我や病気を治す力のことです。これは人間の身体を一体として捉えて、怪我や病気の原因を根本的に解決していく治療で、「東洋医学」と呼ばれます。足つぼマッサージなども、これに含まれます。
これとは逆の概念が「西洋医学」です。西洋は要素還元主義であるので、全体として身体を見るのではなくて、部分的に身体を見て、怪我や病気を部分的に解決します。薬での治療も、その一つです。
東洋医学は全体として身体を見て、西洋医学は部分的に身体を見ます。
西洋医学は部分的に治療を行うため、即効性があります。それが必要になる時もあるので巣が、根本的な原因が治っているとは言えないため、薬だけに頼ってしまうと身体の循環が悪くなり、結局また問題が起きてしまうのです。
東洋医学は即効性はありませんが、長期的な視点で見たら、問題を根本的に解決してくれます。問題の原因は、表面には現れないことが多いのは、病気だけではなくて、バスケでも、人間関係でも当てはまることですよね。
怪我と選手生命
「今しか、今いるチームメイトとはバスケができない!」
という気持ちは学生でも社会人でもありますよね。
それは本当に素晴らしい気持ちです。
だから、怪我をしても無理をしてやっていきたくなるものです。そう思えるチームにいることは素晴らしいことであり、本当に最後の大会の時などは、無理をしてでも出場せざるを得ないこともあると思います。
でも、そうではないなら一度立ち止まる勇気が必要です。
選手生命と相談しなければ、その後の人生の時間でバスケができなくなってしまうかもしれないからです。
部活動
— NBA選手と脱力 (@TTKRCJ) 2016年9月21日
部活は大会が終わればまた大会が数か月後にはやってくる
怪我をして休めば、試合に出してもらえなくなる
そう思い、痛み止めを飲み、やっている方もいる
痛み止めを飲んで痛みがおさまって動いている間、悪い個所はさらに悪化
最悪取り返しの付かない症状となる
確かに青春時代の思い出はいいものかもしれない
— NBA選手と脱力 (@TTKRCJ) 2016年9月21日
しかし、まだ人生の3分の1ほどしか経っていない
将来の自分のために、できることならしっかり休んでほしい
これから先、さらに多くの学びがあるのに
その選択肢の幅を自ら縮めないでほしい
怪我とは、身体からのメッセージです。
無闇に走り回って身体に余計な負担がかかっているなら、それは「もっと効率の良いバスケがあるよ。」というメッセージなのかもしれません。スペーシングを考えて、スクリーンプレーをNBAから学び、効率よくバスケをする道もあります。
筋トレをして体が大きくなったけれど、怪我が増えてしまったなら、「自分の身体のバランスを崩すほど筋トレをしてはいけない。自分の身体と相談して、別の道で戦うこともできるよ。」というメッセージなのかもしれません。脱力バスケという、最小限の力出最大の成果を発揮する世界もあります。
身体の声を聴くとは、こういうことも含まれます。
身体からのメッセージに耳を傾けて、
選手の方は、根本的な原因を見つめ直すキッカケにし、
指導者の方は、選手が休めるような場の雰囲気を作り、
プレーの量ではなくて質を上げるための学びを継続していくことが大切なのだと思います。
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