ここ半年でサッカーの方と関わることが凄く増えました。

 

もともとサッカーを見ることはなかったのですが、

僕が発信している情報に対して、サッカーをやっている人から、

「これは、サッカーでも活かせる」

「サッカーのスペーシングと同じだ」

みたいな声をもらうようになりました。

 

じゃあ、その逆に、

サッカーから学べるバスケの本質

も必ずあるはずです。

 

 

今日紹介するのはこちらのツイート。

サッカーに詳しくない僕でも知っているスーパースター、メッシ。

サッカー部の友達に聞いたことがあります。

 

「メッシは転ばない。」

 

メッシはドリブルが上手いというのをよく耳にしますが、

相手にぶつかったとしても転ばず、ボールを見失わない「玉際の強さ」があります。

 

この短い動画の中にも、

その転ばない強さに繋がるような、

ぶれない「軸」があるように思えます。

 

最小限の動きで、常に準備をする。

 

「軸を真っ直ぐ保つためには体幹トレーニングが必要なのでは?」

という意見もあると思います。

 

メッシは世界最高峰のトレーニングをしていて、

小さい頃から激しい攻防の中でプレーをしているので、

そういう軸は自然と身につき、努力で高めているはずです。

 

 

じゃあ、それと同じことを自分たちもやればいい!

のかというと、必ずしもそれが正解なわけではないと思います。

 

僕らが練習できるのは、一日のうちの数時間です。

 

部活動をやっている学生からしたら、

一日24時間のうち、起きている時間17時間だとしたら、

17時間のうち、たった2時間とか1時間です。

トレーニングの時間なら30分~1時間くらいのはず。

 

 

そのたった数時間だけ、軸を意識したら良いのか?

というと、そうではないことに気づけるはずです。

 

普段、誰かの話を聞いているとき、

電車に乗っているとき、椅子に座っているとき、

「どういう姿勢で生活をしているか?」

が何よりも重要になります。

 

 

練習量を増やしていくのも大事だけど、

そうやって練習量を増やすことだけが上達に繋がるわけではなく、

むしろ、「練習量」に頼ってしまうと、他の可能性がなくなります。

 

「体育館にいる時間=上達できる時間」ではなく、

日常のすべてが練習で、日常のすべてが学び。

 

 

最後に、メッシのプレー動画を載せておきます。

[arve url=”https://www.youtube.com/watch?v=rZ3f4tAvgIE” /]

投稿者 原田毅

33歳。大学一年生の冬にNBA選手のスペーシングの凄さに気づいてから、NBAから戦術やバスケの本質を学ぶようになりました。その後、NBAの凄さを学ぶ中で「日本」について知らない自分がいることに気づき、武術の世界を学ぶようになり、今は武術をバスケに応用する考え方を学んでいます。現在もプレイヤーとしてプレーを続けながら、ネット上では通信講座などを運営しています。

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